最近、我が家でも、ボチボチ、ようやく、外食が解禁になった。
食欲があれども、囚人のような粗食浸けが続いたせいか、
「何か食べに行こか? 何がええ? 」「肉が食べたい」
日曜日、一日家にこもっていた姪っ子の二つ返事で焼肉に決定。
小躍りするほど待ちわびていたのか道中、妙にハイテンション。
誰もがニコニコ顔だ。平和には美味なるものが必至だ。小生は、
うし年なんで、共食いになるが、世界一大好物で最後の晩餐も
焼肉の予定。割と席が空いているのにコロナ対策なのか、
三密回避の配慮なのだろうが中途半端、部屋の隅っこに追いやら
れ陣取る、ここじゃ換気が悪いと文句を言いそうになりそうな
言葉を、大人げないとの良識から呑み込んだ。ビール、わずかに
上等な牛肉、白飯、肉、ビール、キムチ、肉、締めはアイスク
リーム・・ でもって、しあわせホルモン大放出。
タレにつけて口に放り込む瞬間は最高にワクワクするよね。この
ご時世、ことに、飲食店が苦境に立たされている。立ち向かうべ
き、帰り際、若い女性店員がお得な格安商品券の営業トーク。
笑顔がないぞ。これじゃ、ただの可愛いマネキンだ。そこで最後
に、返した。「もれなく、私も付いてくる? 」僕の余計なひと
ことに、姪っ子がぴしゃり。「あ、セクハラ」恐れいった。
わかっちゃいるけどやめられない。ほんの少しイカレテて変わり
者なのでご勘弁を。であるが、良識を持ったガラの悪い正義の
味方、決して姑息で汚いまねはできないのだ。ときに、思考と
行動が相反して、ジレンマに陥って頭を抱える。カウボーイ風に
言えば、「かず撃ちゃ当たる」腰のひけた名うてのガンマンだ。総じて、
突然のにぎわいに、お腹がすごい反響だ。誰もがなんだか、
気落ちしていた分、喜んだ、勇気をもらった。
《人を幸せにするも、不幸せにするも、口にするもん次第だ。》
しかし、状況は以前よりだいぶマシだ。自力で生きるしかない。
何事も気の持ちよう。でもって、運命ってやらを追い求めて・・
っと。ようやく、何かが動き始めた。ゴットン、ゴトゴト。
今日はここまで。近藤浩二でした。
では、また。
「何か臭い」「した? 」「いいや」「自分やろ? 」
「うちも知らんよ」怪訝そうに見合う。
車中でのおならは厳禁だ、人間関係の破綻を招きかねない。
近付いてまで、調べるには及ばない。犯人は俺だ。誰も気づかない。