ミステリー

♪突き♪止め~たい~♪

♪かなわない~♪

♪君の 正体は♪

♪迷宮入りの♪

♪難解な ミステリー♪

by キング・グウ


数秒たがわず、ストーリーの絶妙なタイミングで不意に

流れ出てくる。不思議となぜだか、何だか微妙な具合で、

フワッとした心のひだの隙間に染み入る程に郷愁を誘う

寂寥感(せきりょう)満載のメロディー、

と喜怒哀楽すべての心情をあらわに映し出す程に、

男性とも女性とも判別できない、寂しく儚くもかすれた声。

少しの間、時が止まり、我々を過去のある時に、ある場所へと

旅へいざない、ピクリとも動けなくさせる演出。

《恐れ入りやの鬼子母神。》


昭和生まれでテレビっ子の僕は、この春はほんと見過ごせない

テレビドラマが目白押し。そのお気に入りの中でも秀逸の作品。

興味に駆られて原作も《チラリ読み》させてもらった。

物語の大筋は意外と原作に忠実だった。

僕個人としたら、画像のない文章だけの方が想像を

掻き立てられ好きなのだ。が・・・。

でもまさに《百聞は一見に如かず》なのだろう。


菅田将暉演じる主人公が独自のユニークな目線にたった見解を、

立て板に水の如く妙に冷淡に、さりげなく主張し展開するのだ。

しかも針の穴ひとつも見逃さないコンピューターのような

観察眼と記憶力。

刃物のような切れ味鋭い洞察力。

口癖のように「僕は常々・・・」と、話し始めると・・・。

それらを理路整然と展開する博識なまでの話術。

それは偏見や色メガネで凝り固まった我々の常識を

凌駕(りょうが)してしまい、誰の追随をも許さない。

そして誰一人、異を唱えられない程のものなのだ。

すべてが人間離れしているのに、ただの大学生の凡人であるという。

特殊能力を持った変人のほうがしっくりくる。


事件解決後に、謎に謎を重ねて幾ばくかのミステリーを残して

続き・・・と終わらせるのは、最近のドラマの新手の傾向か?

でも意外と、次に続かないけれど・・・ どうしてくれる?

心が晴れない、すっきりしないこのモヤモヤ感。

あっ、えーと、

うーん、どうしよう?

・・・・。

今日は何だか上手く着地できそうにないなあ・・・


淡白なうえに、消化不良で不完全燃焼なのですが、

・・・。


今日はここまで。

近藤浩二でした。ではまた。


 

 

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