朝早くふと目が覚めた。起きたくないのに目が覚める。
《ほんとに年取ったのだと自覚させられる。》
こう言った「早朝覚醒」は《うつ病》の病状のひとつなのだそうだ。《気をつけねば》
《実はここ数日、疲れがたまっているのか、
なぜかしんどい、頭が働かないのだ。
考える気力が起こらないのだ。》《DHA不足かも??》
「リリリン、リリリリリン」
秋の虫たちの涼しげな音色が響き渡る。
「あれ、マツムシが泣いている」の童謡が頭をよぎる。
松虫、鈴虫、コオロギ、クツワムシなど、
それぞれが奏でる個性的で楽しげな音色が、実際聞こえているのだろう。 が、、、
僕には区別出来ない、聞き取れない。
しかも不思議と
今朝は、五月蠅(うるさ)く感じる。《なぜだろう?》
「余談だが《五月の蝿(はえ)》と書いて《うるさい》と読むと最近勉強した」
けたたましく、騒々しく聞こえる。
「ふと耳を澄ませば」などの《枕ことば》の付く、
「虫の声」なのだが、
そうだ!!!!これが原因か???
今朝は寝起き間際に久しぶりに夢を見た。普通の夢では無く、
なんだか不気味な気色悪い、空恐ろしい夢だったのだ。
夢の話だから整然としてなくて普通なのだが、
何気ない日常を送っていた所に突然、人間の姿をした《悪魔》のような奴が現れて、僕の生活環境を「建物」や「知り合いの人達」を理由無く破壊してしまうのだ。そして奴はなぜか突然居なくなったのだ。
そして違う場面でまた奴《悪魔》が現れて、そこから逃れようと、もがいている所で目が覚めた。《不思議なことに、僕の知っている人間や場所は一切、見かけなかったのだ。》
妻に詳しく話すと《夢解釈》とやらで、
解ったつもりで、講釈するので、ほんとに鬱陶(うっとう)しい、
それも上から目線で。《この辺りはおばさんの遺伝子と同じか?》
《こういう所が鼻に付く。たまに本当に嫌いになってしまう。》
しかもその夢解釈が僕の痛い所をついているのだ。
《なおさら、うっとうしいのだ》 しかしその後
二人して出かけた。
《理解出来ない人も居るでしょうね!》
《仲が良いのか?、悪いのか?》《不思議な夫婦!!》
10時過ぎから妻と昼食のためドライブに出かけた。
所用で僕の実家と郵便局に立ち寄り、小雨が舞っていたので、
その後ドライブスルーでハンバーガーを買って、車を走らせ、
市内一大きな川の川沿いの景色を、目で味わいながら、
上流の川岸に車を止めて、今度は舌で昼食を味わった。
川岸の日当たりの良い一角に、白色と薄い黄色が目に入った。
「あれ、もしかして?!!」、「あ、コスモス」妻が叫ぶ。
もうコスモスが咲いていた。
でもピンクが無いぞ。《時期がまだ?》
山口百恵の「秋桜」を口遊(ずさ)む。
「薄紅の秋桜がらららら、、、、、、」
《あんなに暑かったのに、もうこんな季節か!!!》
《どうりで朝夕、涼しくなったからな》
《何があっても、自然は変わり続けるのだな?》
改めてその偉大さ、緻密(ちみつ)さ、
自然の摂理を実感した、長月の満月過ぎの一日でした。
今日はここまで。
今日も洋楽2曲紹介します。ではまた。近藤浩二でした。
ビートルズでルーシーインザスカイウイズダイアモンドです。
1967年リリース。ジョンの作品。頭文字を取って「LSD」から麻薬の歌と勘違いされているが、まったく無関係。後のジョンの発言より息子ジュリアンの絵画からヒントを得て作った。
中学生で初めて聞いた時、バックの電気オルガンが英国の冬の持つ、厳寒と寂寥感(せきりょうかん)をしみじみ感じた。
そしてなぜか、肌寒く、心寂しくなった。ものだ。
ジョンの盟友のエルトンジョンが、1974年にカバーし全米NO.1ヒット。
オリジナルアルバム8作目の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のA面の3曲目。世紀の名盤。
アルバムは英米共にNO。1記録。当時21世紀に残す遺産として当アルバムが選出。アルバムのアイデアはポール。
当時としては珍しいコンセプトアルバムです。そのため曲間のサイレント部分が異常に短い。Lpレコードで好みの曲を聴こうと手動で針を落とすと、針が前曲に引っかかり、ピッタリと始まらなかった。
イーグルスでニューキッドインタウンです。
1976年リリース。全米NO.1獲得。歴史的名盤「ホテルカリフォルニア」のA面2曲目。第一弾シングルカット。
西海岸のカリフォルニアの風を感じさせる初期のイーグルスの香り漂う楽曲。ハーモニーの美しい曲。
既に他界したギターのグレンフライがリードボーカル。ドラムのドンヘンリーがコーラス。
アルバムで通して聞き込んで欲しい曲。僕個人もお気に入りの一曲です。LPレコードでA面4曲、100回以上はは聞いただろう。
人気歌手のダリルホールとジョンオーツの事を歌ったそうです。
共作者に古くからの親友の人気歌手のJDサウザーがいる。
おまけで山口百恵で秋桜です。
1977年リリース。さだまさしの作詞作曲。