桜の散り際

どれほどの歳月が流れようが、どんなに寒い冬が来ても・・・

必ず春が訪れ桜が見れますよね。心が和みます。しかし命には

必ず終わりがあります。陽の光漂うその道脇に・・・ そして

大好きな風景に今日も風が吹いています。まるで悠久の風を

受けるように、歴史を紡ぐように咲き続けている桜。近くで、

はためいた旗がいつまでもなびいています。道端の至る所で

ピンクのじゅうたんが見られます。桜の木々から内なる声が

聞こえて来ました。「おいおいおいおい・・てめえたち、

この桜ふぶき、散らせるもんなら、散らせてみあがれ? 」

その時です。突然一陣の風が・・・「ヒューーン」見事に、

ひとひら、ふたひら、広げた手のひらの上に、次々に乗って

いきます。季節を肌で感じられる時節です。単調な自然にも、

その自然の中に身を委(ゆだ)ねれば、楽しい現象です。

陽の光に囲まれ、全身を少し冷たい風で吹き突かれながら、

大切なものを護り抜き、散り死んでいくモノ達がいます。

男は、死ぬ間際、空を見上げながら「楽しかったな」と呟き

ました。たまらない《ジン》とくる死に方だな、と、思います。

自然の大きな木を見ていると、確かに人間は育ちます。畏敬

の念、尊敬するモノってあります。自然は観るものではなく、

感じるモノです。観察するって感じる事。


今日はここまで。近藤浩二でした。

ではまた。P.S. I LOVE YOU.


今日はかなり早起きしました。

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