神秘

謎の同居昆虫、チョウチョのボチボチ生態日記。

彼(蝶々)の黒い便の原因。考察するに、(ほんに暇よね)


お日様のある広い大空に、おもいっきり羽ばたきたい欲求に

反して、人間ごときの、ちっぽけな部屋なんかに閉じ込められた

ストレスによる精神的抑圧。食料となる花のミツの種類の少なさ

による栄養分のかたより、栄養不足などと推量できる。人間に

とっては、たかがハチミツなんてどれも似たり寄ったりですが、

チョウチョにとっては極めて深刻な問題で、優美に飛び回ったり

異性を惹きつけるために、魅力的なスタイルの維持、魅惑的な羽

の鱗粉(りんぷん)の量と質の健全性の保持の観点から必要です

自然に咲いた多種多様な、しなやかで強い健康な花々から様々な

種類のハチミツの摂取が必要なのです。異なる花によって微妙な

栄養成分の違いは、われわれチョウチョにとっては、とっても

大きな違い、問題なのです。以上はあくまで私見であります。


現在彼はここ数日間、居間兼台所内を自由に、我々の存在など

気にも留めないで、お構えなしに、飛び回っています。ほんと

癒される。我が子が、目の前で、元気にはしゃいでるようです

心穏やかに、悠々と、ゆったりとした時間の流れを感ぜざる

を得られません。ときおりお腹を空かすのか、小さな花に

止まって、何も気にせずに天敵が居ないことに、安心しきって

いる様子です。まだまだ甘いよ。人間という史上最強、最恐の

俗物の存在を忘却している様子です。捕まえて売り飛ばされる

ともつゆ知らずに。かわいそうに。自分を大切にしてね。

よく分かりませんが、彼は生まれて、このかた未だ太陽を見た

わけでも、自然の壮大さも感じた事などないにもかかわらず、

いつも必ず部屋の東側の、陽の良く当たる窓際、太陽の見えそう

な場所に好んで止まってるのです。《生物の本能》なのでしょう

まさに「今を生きている」といった生物の《神秘》の片りんを

まざまざと見せつけられて目頭が熱くなって感動せざるをえませ

ん。あんなに小さくてか弱い生き物であっても、毎日を精一杯、

精力的に、100パーセントの自分を出し切っているのです。

ひるがえって考えて、自分はどうなのか? 考えさせられました


今日もここまで。近藤浩二でした。

ではまた。またお会いしましょう。


あくまでも私個人の独断と偏見による憶測ですのであしからず。


 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です