週末の仕事を終えた、寛(くつろ)ぎのひと時。妻の声が
届いてきました。「こっちに来てみて。」何事かと
声の出どころに着いて、はっとさせられました。見慣れた部屋の
景色が一変していたのでした。数日前より宣言していたシアター
ルームの様子です。《やると言ったらやってしまう》のが我が妻
千恵子のすごい所です。プロジェクターの置く台がまだ箱なので
付け焼刃の感は否めませんが、分相応の金額で至らない所は
知恵と工夫と行動力でなんとか、それらしくこなして、しまう
ところは、父親譲りの《器用》を受け継いだようです。その後
「この大画面でビールでも飲みながら、映画観てみたいよね」
「うん、食料買い込んで、ビデオ借りに行こう!!」ってことで
昨日、決行。『ボヘミアン・ラプソディー』を鑑賞。再びあの
感動を体感しました。案の定、ウェンベリーのライブ場面から
二人とも、ほぼ半泣き状態、32型程度の画面と音響だけでは
決して味わえなかった感動です。アルコールの効果も手伝って、
僕の身体は「熱い興奮」と同時に心は「穏やかな平安・心地
よさ」で満たされたのでした。そのゆるやかな時間の流れに身体
を委ねていると、まるで、楽園の中で覚めない夢を見ている様子
で、すごく心が落ち着いた、つかの間の、心安らぐ《旅》でし
た。どんな生活レベルであっても、くよくよしないで、生活を
明るく楽しむ《極意》(センス)に、心癒されたひと時でした。
毎日の暮らしを、豊かにすることなんて、ささやかなことで可能
なのです。センスは、人それぞれですが、仕事も遊びも人付き
合いも、きっと《センス》が大切なのでしょう。それは
どれが良くて、どれが悪いとかではありません。ただ、
人生を磨くには、おそらく、センスを磨くと、より素敵になるの
ではないでしょうか!
今日はここまで。近藤浩二でした。
ではまた。P.S. I LOVE YOU.