究極の幸せ

本日の午後講演会に参加しました。無料で聴講者50名程。

地方銀行の愛媛銀行主催による、わが町西条市にある

経営者の集まりである「ひめぎん会」20周年記念の

呼び物で「日本人はなぜ世界で一番人気があるのか」と題した

作家竹田恒泰氏による約90分間のお話しでした。平日の昼間。


大変興味深い内容で、たとえ話しをされ構成がしっかりしており

しかも新鮮な内容の上に、分かりやすく腹の底にしっかり

落とし込まれる、腑(ふ)に落ちるほど、論理的で納得できる

合点のいく事柄でした。しかも笑いありで、面白い。

あっという間。もっと聞きたいと思わせる、

これぞまさにプロの仕事。本当にすごい。カンペなし、天才。

きっと主催者も安い講演料と思ったはず。金額は知りません。

コストパフォーマンス最高。僕なら50万でも呼びたい。


印象に残った事柄は多々ありました。紹介できる内容には

限度があります。僕の記憶力だけが頼りです。今回は

ひとつだけで勘弁をして下さい。また明日書き加えます。

経済会主催です。話のほとんどは経済に関する内容でした。

今世間は不況です。世間を取り巻く状況は厳しいです。

しかしそれでも現在、日本は世界でアメリカ、中国に次いで

経済大国第3位です。今後日本の経済はどうなるのか?

敗戦国日本が、なぜ戦勝国、英国、ロシアを抑えて

経済大国になれたのか? その理由の独自の分析と

今後の課題と、我々が取るべき行動を、歴史的側面から

提示されていました。要因は様々でしょうが、


人間の精神性にその謎を解くカギがあるのではと。

ひとつは《労働》、《仕事》とは何か? 言葉の持つ意味の

捉え方に違いがあるのでしょう。との事でした。

聖書による《労働》は人間にとって犯した罪の《償い》

と考える人間。一方《労働》を自分自身の《生きがい》

や《利他》として考える人間との相違なのです。との事。


例えばここで、一万円の仕事を頼まれたとしたなら、

きっちり一万円の仕事をしようとして、した人間。

一万円以上の仕事をしようとして、してくれた人間。

一万円以下の仕事しかしない人間。

どの人間に仕事を依頼したいですか? どの人間が将来

豊かになるでしょうか? もちろん言わずもがなですね?


最後に結局、究極の幸福とは? と問われました。長生きが

短命より幸福とは限らない。その人の最後(逝く時)が重要。

経済会の集まりの話でしたが、お金では無い。もちろん

貯金残高の多さでは無い。功績の多さでも無い。それは

《惜しまれて》逝くことです。誰もが悲しんで遺憾(いかん)に

思われて死んでしまう人が一番幸福な人生を送った人なのです。

さくらももこ先生、うーん、えーん。悲しい。拝。


今日はここまで。近藤浩二でした。

ではまた。


追伸、、大雨、台風、地震など自然災害で生活を破壊されていく

災害大国でもある日本。《災害防止予防工学》なる新しい学問を

一刻も早く確立させて、自然にされるままでなく

自然に、対抗していく方にも考えを考え直す必要があるのでは

、、、。とは僕の考え。でないと数年後、人類の文明は破滅する

予感が、、、。例えば、台風が発生した時にミサイルか何かで

発生雲を消滅させる、など。でも実現不可能な夢の話かな。