ブログ復活

もう良いか、って諦めていました。そうなのです。悪夢は何の予告もなく、音も無くひたひたと忍びよって来て、 ひょいって、襲い掛かって来ました。そして息が詰まって、もだえ喘(あえ)ぐのでした。ある時、何気にボタンをひとつクリックしただけなのです。ただその何気にが、良くなかったのです。


誰にでもよくある事だとは思います。何事もよく理解できていないにも関わらず、何かの勢いで、「はい!」って簡単に返事してしまうことってよくあることだとは思います。しかし「はい!」はやすやすと返事してはいけないのです。その後、分かった素振りの《つけ》が、想像以上に大きくなって自分に跳ね返って自分を苦しめることになるのです。後悔先に立たず。強く実感させられました。


つたない記憶をさかのぼって、問題解決のために、約2か月費やしてしまいました。しかも泣きっ面にハチなのでした。セキュリティーの都合でサーバーの移行作業も急務に要求されたのでした資料を熟読しながら、ひとつひとつ作業を進めるといった気の長い流れ作業を繰り返すのでした。ここでこれには確実性はありません。作業途中で当然問題が発生します。その都度、立ち戻って問題解決を計っていくのです。本当に気の遠くなるような作業でした。


これに加えて通常の日常の仕事もしなければなりません。さすがに疲れてしまって、ホームページの新サーバーへの移行作業を優先させて、ブログは当分の間、凍結させることにしました。


日常の現実に疲れて、逃げ出したい、気分転換計りたいと思った時、女性なら、女性の命の代名詞と言われる、長い髪の毛を切ってイメージチェンジをすることも出来るでしょう。でも男性には切り取ってしまえるような、身代わりが存在しないのです。そこで気分が落ち着くまで、ブログを凍結することにしたのです。


八月を前に梅雨も明けて、プライベートも仕事も落ち着いてきて重かった気分も軽くなって、集中力も忍耐力も戻ってきていました。そろそろブログでも再開しようと頑張って復活させようと考えました。出来るまで寝ないで、夜を徹(てっ)して週末を過ごしました。

そして長い夜の闇が明けるように、朝日が差し込んだのです。ボタンひとつのクリックで不能になったものは、同じようにボタンひとつのクリックで回復したのです。時計を見ると朝の5時過ぎでした。心地よい疲労と安心感と共に深い眠りに就くことが出来ました。


ブログの閲覧不能と管理画面に入れない原因は

ブログソフトのワードプレスの事をよく理解せずに使用していた事。プラグインの性質や競合問題を理解せずに、バージョンアップボタンを押したがためなのです。


僕が幸運だったのは、普段の行動習慣が緊急事態を救ってくれたのです。若い時に初めて、コンピューターを学んだ時に強く教えられた事。何かの更新前には、必ずバックアップを取って置くことを習慣づけていたことでしょうか。面倒であっても、時間が掛かっても、習慣として、基本行動を守っていたのです。それが無事に残っていたのです。地味で目立たないけれど、大切な何かを身をもって学んだと思いました。今回多くの教訓を学びました。

解った気になって、物事を安直に対応しては決していけない事。そして問題が起こった時は、問題が小さい内に、逃げ出さず直ぐに向き合って問題に対処すべきだということ。先送りすると小さい問題はより大きくなって、より解決が難しくなるという事。


データベースとファイルのアップロード、ダウンロード100回。ソフトの再インストールは1000回。試行錯誤の連続。1回の成功のために失敗回数100回以上。打率はいかほど?

これが人生でしょうか? えっ、まだマシな方ですね。


今日はここまで。近藤浩二でした。

ではまた。


ブログ書いても一銭にもならないし、誰かが読んでいるかどうかも分からないし、コメントや反応もないし、誰か、書き続けるモチベーション下さい。ただなんとなく書きたいから書くのです。そんな天才のような動機付け、僕にはありませんから。