ナビゲーション

初めて出かける場所へ「目的地です。お疲れさまでした。」

カーナビって便利ですよね。数十年前ならともかく

現在、車の運転で、カーナビ使ったことのない人ってまず

居ないでしょう。科学の発展によって我々の生活は本当に

便利になったようです。カーナビの開発はすでに昭和時代から

始まっていました。当時から未来予想で《自動運転》の概念が

あったそうです。斬新な発想と豊かな才能を持つ人がその当時

から日本に居たなんて驚きです。当時僕なんて車内から道行く

女性を、目で追うてばかりで「発想」でなく「妄想」が日常

茶飯事でした。顔から火がでるような思いです。お恥ずかしい。


現在何処に居ても「目的地」さえ入力すれば、そこまで導いて

くれるなんて楽でいいですよね。でも時には最短距離や最速の

行程を選択してくれないことも、多くの頻度で発生しますが。

時にまわり道なんて、このあたり人生と似ていて面白いですね。

「設定」によっては高速道路を外したりと、通りたくない道も

除外することもできますが、度々「ルートを外れました。」と

音声で注意を喚起してくれます。いっそう、人生の途中でも

信頼できる何か(神様)から、そう言ってもらえればいいのに。

きっと楽かも。面倒くさい時が、人生多いですから、ね。


自殺者、精神疾患者の多い、まともじゃない現在の日本。

人生の未来を悲観したり、何度もドロップアウトして

人生の障壁と先の見えない時に人生のナビでもあれば楽

もしかして、近未来願望の未来世界で、自分の「目的」を

入力すれば、何でも自動で導いてくれる《人間人生の目的》の

ナビゲーションが、作られる時代が訪れてくるかもしれません。

その目的の空白欄には「お金持ち」や「世界一の美人」とか

「幸福な結婚」、「独裁者」、「不老不死」とかが

入力されるかもしれません。それが発明されれば

たとえ一刻(いっとき)の苦痛からでも、開放されて、明るい

未来の見通しが立ったなら、明日を生きる希望が生まれるやも。


僕なら「苦労しないで楽しく生きる」と入力しようかな。

「それは無理です。」「真面目に地道に努力を続けて下さい。」

とか諭され、説教されてしまいそうです。今、僕の人生振り

返って、もちろん《夢》はいっぱいありましたが、どれも

《ただの夢》で終わっています。結局楽なサラリーマン

なんて情けない。今となっては、《本気》じゃなかったって

ことでしょう。でもそれもただの言い訳ですね。自分に才能が

なかっただけなのです。だっていつの時代でも、才能のある者は

どのような境遇に置かれようと、悪い状況に陥ろうとも、必ず

乗り越えて、事を成して、名を残しています。結局は、


「意思あるところに、道は開ける」でしょうね。しかしこれも

どれだけ《言葉やことわざ》をたくさん知っていようが、

考えていようが、本当の《真理》そのものを知らない者には、

どれほど優秀で、完璧なナビゲーションが存在しても、

おそらく「目的地」にはたどりつけそうにありません。

「コースがそれました、リルートして下さい。」の連続で、

最後にも「目的地付近です」と、さまよってばかりでしょう。


でもそんな《人間人生の自動》のナビゲーションなんて絶対出来

っこないでしょう。だめだ。またやる前から無理って決めつける

僕の悪い癖。想像の世界くらい気楽に楽しまないと。喝(かつ)

僕は人間のナビゲーションにはどこか、うさん臭さを感じます。

その人間が自分の利害を最優先させてしまうのが人間の欠点。

機械であれば、多分人間に優劣を付けないで公平でしょうから。


今日はここまで。近藤浩二でした。

ではまた。夢の持てる明るい未来に、乾杯!!!


また明日から楽しく書こう!!