体感温度が上昇してやっと、ストーブとはしばらくお別れだ
《春が来た》なんて、嬉しい声が届いたはずなのに、
完璧に《春到来》を実感して、ブログ更新した途端に、
ストーブへの灯油を購入しなければ得ない、安易な結論を
考え直さなければ、ならない不思議な時節。
わずかな間ではあるが、寒さが和らいで、
温かくなり始め、過ごしやすいーと、
ーーーーー思ったと途端にーーーーー
突然舞い戻ってくる寒さ、
小さな喜びの衝撃波が一瞬で
《期待》から息詰まる《落胆》に変わった。
この《不安定極まりない気候》。
かのアインシュタインは、《自然界はすべて完璧で極めて
美しいはずである》といった、ようなことを述べている。
その天才が、のたまう、美しく完璧であるはずの自然の摂理に
おいて、この時節は人間には戸惑い、一筋縄(ひとすじなわ)
ではいかない、すぐに馴染むことの、理解できないそれは、
とらえどころがなく、シンプルには程遠く、複雑怪奇であろう。
《例外のないルールはない》とは言われるが今の季節は
例外なのかな?
しかるに 《不完全で不安定であろうと結論づけられる
この時節の自然界》。この自然の不安定に気持ちが揺れ踊る。
しかしながら一方で、近郊など近くの野原を眺めると
細流のほとり、いたるところで春色に色めいて、
人の心を、ときめかせ、癒し落ち着かせる、命の躍動を感じ
生きとして、生きるものを尊ぶ、自然の恩寵(おんちょう)。
人智を超えた自然界においてさえも、天才とは別に、
一般人には、美しく完璧とは思えないのです。
まして人為的に、簡単に影響される《経済現象》
においては《何をかいわんや》でしょう。
通常なら入学試験が終了して、新入生がにぎわうこの季節
入塾の問い合わせが多少でも、あってしかるべきなのだが。
少子化の影響と 《寄らば大樹の陰》といった《安心感》
を重んじる社会の風潮の関係からでしょう。
科学界で様々な完璧な理論を数多く構築した
アインシュタインでした。ここでそんな
彼の人生そのものは、美しく完璧であったのでしょうか。
晩年には世間に高く評価されましたが、厳しく逆風の
時代もあったようです。紆余曲折で山あり谷ありの
ドラマになりやすい、人間らしい魅力的な人生です。
人間の人生において、何をして《完璧》と判断するのか
意見の分かれるところでしょう。しかし順風満帆で
ない、無駄と思える経験も過ごしたことで、
様々の現象を第三者的に一歩引いて、
冷静に、大局的に、俯瞰(ふかん)して見たことで
名言も残し、人類への功績の大きさは計り知れない。
人間の人生は、完璧な数式などでは絶対表現できないのです。
不安定な天候の続く、この時節の自然界を、彼の観点から
完璧な科学で説明してほしいものです。
でないと留飲(りゅういん)が下がらない。
美しく、完璧と考えられている自然界においても
100パーセント説明のつかない現象もあるのでしょう。
自然界は完璧だから、こそ美しいのでしょう。
しかし自然界のように、
完璧で完全でしかも、美しい人生を送る人はいないのです。
であっても、誰の人生も《完璧》でなくても、きっと《美しい》
《意義深い》人生のはずです。
今日はここまで。近藤浩二でした。
洋楽紹介します。ではまた。
ジョージハリソンでマイスイートロードです。
1970年リリース。英米ともにNo1位の大ヒット。
大ヒットアルバム「オール シングス マスト パス」に収録。
単調な曲のため、何か物足りなさを感じる。味付けの妙の勝利。
ジョージハリソン最大のヒット曲。彼はすでに他界。
一粒種のダニエルはジョージに瓜二つ。
完成された作品のみが、売れるわけではない、
っといった一つの例。
カーペンターズで「遠い思い出」です。
1981年リリース。シングルカットせず。
アルバム「メイド イン アメリカ」に収録。
古き良き懐かしい、趣のある楽曲。
春にぴったりの飛び跳ねるような歌曲。