昨日ある知り合いから数年ぶりにメールを受け取りました。
彼とはお互いの気持ちの行き違いから、ここ数年ばかり
疎遠になっていたのでした。《僕は今でも原因は相手の
「非常識」な行動にあると確信しています。》
「久しぶりなので、会って話をしませんか?
良かったら食事でもしながら」との内容。
僕は自分の予定を考えて、最も早い時期との思いから
「**日++曜日、@@時から++時までなら」と
ほんの数時間ですが、どうですか?と返信しました。
彼からの返事を見て、僕は本当にあきれてしまいました。
「その日は午前中は仕事なので」、「またの機会に」。
結局、約束を取り付けることが、かなわず先延ばしに。
《僕としては自由な時間が確保でき、内心ほっとしました。》
《もしかしたらもう二度と、会うこと無いかも》
皆さんこのやり取りどう思われますか?
ごくごく当たり前のやり取りでしょうか?
僕はかなり奇怪なお誘いだと憤慨(ふんがい)していました。
誘われた側が、気を使って自分の予定を見て、相手の
都合のよさそうな、空いていそうな日時を
考慮して、場所と日時を提案したのです。
しかしそれを誘った相手が拒否をしたのです。
会って話をして、食事もしたいと思っている
誘う側にはもはや拒否権は無いはずです。
変わらない人だな!本当にワガママな
身勝手な人だなと僕は思っていました。通常の人であれば
こういう場面を想定して、あらかじめ誘う側は
「日時と場所」を自分の方から提案して相手に
打診を伺うのが筋ではないのでしょうか?
「**日、++時、@@で」「食事でもどうですか?」
それに対して誘われた側が検討をして返事をする。
もし誘った側に何ひとつ提案が無ければ、
そして誘われた側が「場所と時間」を提案したとすれば、
もはや誘った側にはその提案に対して拒否は
認められないのではないのでしょうか?
分かりやすくするため例を挙げてみます。
男の子みんなが大好きな、超絶可愛い女の子に、
入れあげている、ある男が居たとします。
男は女の子に「会いたい、会いたい」、
「すぐに会って話がしたい」、「食事でも一緒に」
そうしたら女の子は男の熱意にほだされて
もし「そうだったら、**月、++日、
/・時に、@@で」と提案してきとしたら
男はその提案をむげに断るでしょうか?
言わずもがなですよね。何を差し置いても
歓喜して受け入れるはずです。
全ての状況においてこれが当てはまるわけではもちろんありません。
こういった人は人の気持ちが推し量れない、
想像できない本当の《バカ》だと僕は思います。
僕の考える本当の馬鹿とは広義の意味において、
人の気持ちが解らない人なのです。
人の気持ちを考えようと努力しない人なのです。
一方でそのような人は世間に合わせられない
自由な、気ままな人なのでしょう。
えてして、そういう人は自分が常に正しいと
他人の意見に決して耳を傾けない。そして
自分を決して変えようとしない。その上で自分は独りでも
生きていけると傲慢に心得違いをするのである。最後には
自分から世間の人との人間関係を絶つのである。その結果
自由で気ままに生きていく代償として、家族を作ろうともせずに
孤独で寂しい生活を余儀なくされるのだ。最後には
孤独に押しつぶされて、何かしらの病気を患うのである。
その時には、打開策がもう無く、時すでに遅いのである。
何を隠そう。この僕もこれに極めて近い人間のような
気がします。肝に銘じて変わるべき時は素直に変わろう!
「健康、努力、忍耐」今年のテーマです。
「変容」も加えよう!
P.S.彼がこのブログに目を通すことは
極めて低い確率なのでご心配無用。
今日はここまで。近藤浩二でした。
洋楽紹介します。ではまた。
フィルコリンズで「恋はあせらず」です。
1982年リリース。全米No.10位。カバー曲。
アルバム「Hello、I must be going」よりシングルカット。
原曲は1960年代、ダイアナロスとシュプリームスで全米No.1位の大ヒット。オールディーズの代表曲。
フィルコリンズは英国のロックバンド、元ジェネシスのメンバー。ソロになって数多くのヒット曲連発。
スティーリーダンでエニーメジューデューデュウイルテルユーです。
1974年リリース。アルバム「プリッツェル・ロジック」A面3曲目。シングルカットせず。寒い冬の季節によく合う、乾いた曲。
アルバムは音楽雑誌ローリングストーンズに後世に残す名盤として選出される。ゴールドディスクに認定。
エアーサプライで「渚の誓い」です。
1983年リリース。全米No.2位。アルバム「グレーティストヒット」に収録。メンバーのジムステイマンの作品。
ドラマティックな展開をする秀逸曲。原題は
「Making love out of nothing at all」
「何もないところから、愛を作り出すことが出来るなんて」の意味。
サイモンとガーファンクルで旧友とブックエンドのテーマです。
1968年リリース。A面最後に収録。当時のアメリカの現状を歌った楽曲。ひとつでは用を成さないブックエンド、ふたつそろって初めて用を成す、チームワークを知らしめたアルバム。
アコースティックギターの響きとコーラスの高音が
印象に残る美しい楽曲。