戌年(いぬどし)

正月の二日は昼過ぎに起床しました。正月くらい時間に追われることなく自分の都合で過ごしたいものですよね。

新春料理のお雑煮とおせち料理でお腹を満たして、さて行動開始です。その日の一日が予定が無く自由に過ごせると考えるだけで程良い幸せを感じる事が出来ます。


子供の頃に過ごした正月を思い出します。二日は恒例の書き初めをしました。《子供の頃、唯一強制された習い事が習字でした》

作品を持って伯父さんの家でコンテストで賞を付けてもらって、お年玉を受け取りその後家族総出で夜遅くまで大宴会でした。

毎年盛り上がっていました。子供達もお酒を飲まされかくし芸を披露。僕はリクエストから山本リンダのものまねなどやったかな。伯父さんの引退と同時に宴会も消滅しました。《寂しいです》


誰かに導かれるように、近くの伊曾乃神社(いそのじんじゃ)に参詣(さんけい)に向かいました。

元日はにわか雨の上に時折冷たい風がピューピューと吹きさらしていました。しかし二日は屋内より屋外の方が温かく感じられる過ごしやすい気候でした。寒がりの僕にはほんとに有難いことです。やはり僕以外の人達にも格好だったのか参道、境内(けいだい)ともにお参り人たちでにぎわっています。

下車してから数分後のことでした。杖をついて足元を見ながら歩いていた時のことです。大きい粒の砂利の左斜め前60センチの所に陽射しに反射して白銀色(しろがねいろ)に眩しく輝くものを発見しました。


参道の途中で、誰かの落とし玉150円を拾いました。小銭なので、大多数の人達と同様に警察には届けません。所有者であろう神様のお賽銭(さいせん)として戻しました。勝手な事に自分自身のお願い事(秘密)をねんごろにさせて頂いて妻と二人で僕の実家に挨拶に立ち寄りました。スーパーで購入した握り寿司とオードブルをご馳走になりました。帰りに駐車場の隅の立派な小屋から犬の鳴き声が聞こえてきます。

「ワンワン」。「犬なんかどうした?」

「謙太郎(甥)がもらってきた」。「小屋は自分で作った?」

「仕事から帰って夜中に作ったみたい」。「いぬ年やろ」、「犬飼ってみたいって」、「二匹も!」、「自分で世話しよるからほっとる」。そうか今年はいぬ年だったのでした。


昨年の暮れ、知り合いから

「来年は何年かいね?」。「今年何やった?」。

「えーと」、「ひつじだった?」、「いや、さるやった?」。

別の人が「とり年ですよ」。「あ、そうか」

「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」僕は数えます。「いぬ年か!」。

「いぬ年の2年前から、うちのわんこちゃん飼い始めたから」

、「もう来年で14年になる」知り合いがつぶやきます。「もうええ年やね」

「人間で言ったらいくつかな?」僕が聞きました。

「最初の2年で、1年ごとに12歳年取るよ」

「3年目から、1年で4つ年取るみたいよ」

それを聞いて僕は頭の中で計算しました。

(12かける2)プラス(14-2)かける4=24プラス48=72

「人間で言うと72歳」、「犬は老いると目をやられ、やすいから」

「もう、ほとんど見えてないかも」。


年末年初とか、ならないと、こんなこと普段考えませんよね。

「十干十二支」なんて日常ほとんど気にしませんよね。

2018年 今年は、

十干(じっかん);戊(つちのえ)、

十二支(じゅうにし);戌(い)(犬)

以下ネットでコピペします。

戊(ぼ、つちのえ)は、十干の5番目である。 陰陽五行説では土性の陽に割り当てられており、ここから日本では「つちのえ」(土の兄)ともいう。 方位では中央に宛てられる。

十干は10種類、十二支が12種類なので

10と12の最小公倍数の60年で自分の生まれた、もとに戻ります。

これが皆さんご存知の還暦ですよね。


話を犬に戻します。犬は生まれて1年で、人間の12倍老います。

言い換えれば12年早く成長します。3年目から4倍老います。

言い換えれば4年早く成長します。ってことは、

犬は3年目から時間の早さが3分の1に感じるってことですよね。《時間の認識があればの話ですが》

犬にとっては時間の流れを

どのように感じているのでしょうか?

別の見方で考えると、犬は人間よりも《種の存続》を早期に託された動物とも観て取れます。一方人間は《種の存続》より先に、親など仲間からの

《愛情や感情》を認識するなど脳の発達を優先させられた動物と考えられます。《寿命の関係も理由のひとつかな》

脳が発達した人間だからこそ、生まれてもすぐに身体が成長しなくて、愛情や知識(知性)を学ぶ事を優先させられたのでしょう。

人間より早熟な犬たち獣(けもの)は、生涯本能だけで生きることを強いられた動物なのです。やはり人間は考える葦(あし)なのです。人間は知性ありきの唯一の生物なのです。

だから、本能のおもむくままに生きて、理性をおろそかにする者はきっと短命なのです。犬の年の計算からも分かるように

人間は本能を理性によって、支配出来るように生きていかねばならないのです。それが出来ない者は社会から排除されるのです。

人間を犬の寿命に換算してみよう。(100-24)わる4プラス2=19ぷらす2=21

犬は21年も生きれば大往生です。人間は犬の5倍近くも生きることが出来ます。犬から見れば人間はほんとに寿命の長い生き物なのでしょう。だとすれば、人間が普通の動物より長生きする意味合いを考えて人生を送らないと「犬」にも失礼です。


今日はここまで。近藤浩二でした。

洋楽紹介します。ではまた。


オリビアニュートンジョンでフィジカルです。

1981年リリース。10週連続全米no.1位超大ヒット。

アルバム「フィジカル」よりシングルカット。

エクサスサイズのブームの火付け役に一役買いました。

子供の教育的には悪い歌です。一部の地域で放送禁止。

でもとっても乗りの良いポップな楽曲。


 

スティーブミラーバンドで鷹の爪です。

1976年リリース。全米No.2位。アルバム「鷹の爪」からシングルカット。シンセとエレキギターで奏でた幻想的な楽曲。

サンフランシスコで結成されたロックバンド。


 

ブルースホースビーでウエイイットイズです。

1986年リリース。全米No.1位。デビューアルバム「ザウエイイッツイズ」からシングルカット。

ピアノの綺麗な響きの印象的な楽曲。社会人当時大阪球場でヒューイールースの前座を務めた来日初ライブを体験しました。美しい曲だと思いながら友人とシェイクしてました。


 

エアロスミスでミスアシングです。

1998年リリース。自身初の全米No.1位大ヒット。アルバム「ミスアシング」からシングルカット。映画アルマゲドンの主題歌。全世界各国で大ヒット。

まさに名曲です。ドラムやエレキギターの音がまさに絶妙。

スティーブンタイラーのしゃがれ声がバラードにピッタリ。

バンド外のダイアンウォーレンの作品。米国東海岸で結成された

30年以上活動続ける世界的な人気のロックバンド。