水無月大祓い

夕方5時からの…伊曾乃神社での水無月大祓式。

ギリギり間に合い参列させて頂きました。

「水無月の 夏越の祓ひ する人は 千歳の命のぶというなり」

水無月は、水の無い月とではなく 「水の月」

もともと古事記のお話の中でも、黄泉の国から逃げ帰り、川に入り水によって…目を洗い…鼻を洗って…禊してきたもの。

水の月…梅雨となり 人間だけでなく世の中の全てのモノが水によって清められる月。

そして宮中でも 1300年ほど前から水無月晦日には 夕刻大祓いの儀式が執り行われているのだそう…。

6月までの半年間の罪穢れを 人形に移し 祓ってもらう大祓い。

一人ひとりが川に入り、禊をするのではなく 人形に移し 茅の輪をくぐり そして、その青々とした植物は再生を促す力を宿すのだそう…。

今日の水無月大祓いと同じように、旧暦の6月15日…今年は8月6日には、西条市内を流れる加茂川の河原で執り行われる「夏越祭」

河原に幕屋が作られ、大勢の人々が この夏を無事に過ごせますように…と祈りこの日も人形に罪穢れを移し、茅の輪をくぐり 神さまに全託。

京都の祇園祭が行われる 7月17日などは 聖書から繋がるお話の中、疫病を祓う儀式として 伝わって来たのだとか…。

小さな頃から 夏越祭の日には お風呂上りに 人形(ひとかた)さんを手に…

頭がよくなりますように…
目がよく見えますように…
耳が聞こえますように…
顔がきれいになりますように…

と、手や足や身体全部を撫でまわし…なんだかホッとしたものです。

罪穢れを祓うより人形に願いを込めて…

50歳を過ぎた今でも、人形さんを手に 身体中を撫でまわし…たくさんの罪穢れを身代りになってもらいました。

清められ、そしてまたこれからの半年間…身も心も神さまと寄り添い過ごさせて頂きます。

 

 

 

介護からの緊張と緩和

昨晩、松山での竹田研究会に参加の為に 我が家の認知症の叔母…初めて小規模多機能型施設の宿泊利用してもらいました。

そして、今朝9時にお迎えに行くと 昨晩は7時半から朝7時過ぎまでぐっすり眠ってて 起こしても起きなかったと…。

我が家では、早くても夜11時頃の睡眠になってしまい 今日からは出来る限り早く寝てもらうことに…。

っということで、いつもは隣で 座って本を見てもらったりしてる叔母…今日は先にお布団の中、夢みてもらってます。

今日は、お迎えに行った後 かかりつけの内科を受診。

実は、我が家で暮らすようになった6月から 投薬をやめており…一緒に暮らす生活の中 既往症の 認知症と軽い糖尿病が 新しい生活で、どんな数値が出てくるのかを…知っておきたくて…。

血液検査、尿検査、血圧…心電図やレントゲンまで取ってくれて…。

きっと毎日の食生活とストレス…この二つがきっと重大なカギを握っており、また飲む!吸う!浸かる!!の水素まみれの生活が どんな風に86歳の既往症に働くのか…まさに実験!!

そして、今日は昼間たっぷり時間があるってことで、歯医者さんで歯のチェックと、私の行ってる理容院でヘナの白髪染もしてもらい…洗い流すのは我が家へ戻ってゆっくりと…。

ちょっと早めに水素のお風呂にも浸かり…今日は、たっぷり1日介護させてもらいました。

明日は夏越せの大祓い。

あっという間に1年も半分が過ぎ…我が家の生活も6月から大きく変化し、これからの主人と叔母と私の3人暮らし…どんな風な展開になっていくのか…

そして、昨夜叔母がいない…ちょっと解放された夜は、また新鮮でもあり有り難い夫婦二人の平和なひとときでもありました(*^^)v

緊張と緩和…介護をすることで知る新たな責任と喜び。

そして明日は、夕方5時から地元伊曾乃神社で水無月大祓式…

今年前半の穢れを祓い清めて参ります(^^ゞ

 

 

 

日本が日本であり続ける為に!!

3ヶ月に一度、松山の椿神社で開催される「愛媛竹田研究会」

初めて参加させて頂いたのは、もう6年ほど前…。

明治天皇の玄孫…竹田恒泰さんが来られるから行ってみませんか?と誘われ、参加させて頂き…行ってビックリ!!聴いてビックリ!!

その頃、まだ竹田先生自身 テレビにもあまり出ておられず、明治天皇の玄孫…なんて、私はてっきり初老の老人を想像しておりました。

なんと、音楽と共に登壇!!そして「こんばんわ~!!」…と、まるで吉本の芸人さんのような抱腹絶倒のお話。

数年前まで毎月開催されてた愛媛竹田研究会も、今では3ヶ月に一度。

前回、参加出来ず久々に聴かせて頂いた「古事記の解説」と「時事問題」は、あっという間の3時間。

今日は第15代天皇応神天皇の崩御の後、皇位継承をめぐるお話と、渡来人により伝わってきた中国からの技術…稲作、シルク、陶磁器、漢字、ラーメン等々。

ちなみに15代応神天皇のあと16代目は誉高い仁徳天皇。

中国から伝わってきた数々の技術を、本家のオリジナルよりも良いモノへと学び作ってきた民族が日本人であること。

中国へ200回以上訪れ、中国を知ってるからこそ 日本人の技術力や勤勉さを誇りあるものと伝えて下さる竹田先生。

実際、中国から伝わってきた漢字。

日本に漢字が伝わり…そこからひらがな、カタカナが生まれ…表記しやすくしていった日本人。

中国では、漢字表記だけの為に…外来語を表記する際かなり無理が生まれて来ている現状もあるそうで…。

そして、時事問題では 眞子内親王殿下のご婚約のお話から、今また「女性宮家設立」に向けて意気込んでいる野党のお話。

皇室を外から支えていきたいと…皇室の皇位継承のお話や、万世一系男系で継続し続けている日本の皇室のお話を毎回わかりやすく伝えて下さる竹田先生。

実際、2677年続く神国日本の歴代天皇125代のうち、女性天皇は8方10代。

天皇は、血統の原理により継続されており、女性天皇はあるが 女系天皇は一度も存在していないこと。

また、天皇の娘の嫁ぎ先というのが 身分の違いからなかなか結婚が難しかったらしく、藤原家五摂家に嫁ぐか…出家し尼になることが多かったそう…。

また、明治時代には 皇族へ嫁ぎ…、昭和の時代には 藩主の家に嫁ぎ…そして、今上天皇の娘清子さまは一般の方のところへと嫁がれ…

皇室の女性は 皇族では無くなって 来てたこと。

戦後、GHQによって11の宮家が廃止され、現存では皇室の存続が危ない!!と、女性宮家擁立を訴える話がまた浮上してきているようだけれども…

竹田先生曰く

・旧皇族の復活
・現存の宮家に旧皇族の男子を養子に迎える
(現在旧宮家の男子には10名以上の男系を継承できる方がいらっしゃるそうです)

まさに…血の継承。血統を守り続ける為に用意されているのが宮家のお役目。

そして生まれた時から、皇室に生まれた男子は天皇になることが皇位継承順位が付けられ…そうなるように決まっているから…。

明治時代、神宮の式年遷宮に使う木が枯渇し、式年遷宮を20年に一度から60年に一度にしませんか?との問いかけに

明治天皇が〝ばかもん”と一喝。

「伝統を変えることを議論する前に 伝統を守ることを議論しろ!!」と…。

歴史上、民間の女子が嫁ぎ宮中に入ることはあっても、民間の男子が宮中に入り 皇族になったことは一度もなく…!!

もしも、そんなことが まかり通る様な事態になれば、愛子さまに近づき、言い寄ってきて…仲良くなり まんまと皇族に居座ろうとしてしまう様なスパイか不届き者が生まれてしまうはず…と。

2677年、脈々と伝え守られてきた皇室の掟。

日本が日本であり続ける為に!!

万世一系男子によって継承されてきた この美しくも尊い民族のひとりとして、皇室の弥榮を祈ります。

そして、次回愛媛竹田研究会は 9月20日(水)18:30~です。

他にも全国17か所で開催されております。詳細は「竹田研究会」まで…

 

禊の雨

やっと梅雨の季節を感じる今週…。

紫陽花も雨を喜ぶようにキラキラ輝き、やはり6月水無月…水の月。

7月1日には、四国西条のシンボル霊峰石鎚山のお山開きもあり、その前に浄化の雨。

お山開きと言えば…スキーインストラクター時代、シーズンも終わり ちょうど石鎚山の成就社にある白石旅館でお山開きの間のアルバイトしてみない?

…ということで、10日間のお山開きのアルバイトを、4~5年続いてさせて頂きました。

7月1日からのお山開きの準備から10日間のお山開きの期間、そして終わってからの片づけまでお手伝いさせてもらったときは、15日くらい。

岡山や広島、山口県からの石鎚信仰の信者さんが、その頃はしまなみ海道もなく夕方到着し、夕食を食べお風呂に入り…翌日朝3時には起床。

そして朝食をし、山頂へと登り ご来光を拝み…お昼近くには戻ってきて、昼食をすませ地元に戻っていく。

お山が御神体。

きっと遠い遠い昔、瀬戸内海の向こうから見る そびえ立つ西日本一の霊峰石鎚山は、雄々しく輝き、神さまのように 遠く近い存在だったのかも知れません。

しかし、あの頃の10日間のお山開きの最中は、毎日朝3時には起き、夜は10時ころまで手伝い…その後お風呂に入り、睡眠時間は毎日3~4時間ほど…。

今は、土小屋の方で旅館をしている白石旅館の長男、廉太郎さんが責任者で、毎年岡山大学のラグビー部の男の子達と食堂で働く10日間は、今では楽しい思い出。

アルバイトさせてもらってたのは、私がまだ28歳の頃~だったので、もう26年前。

ぎゃ!!その頃大学1年生だった彼らも今は、44~5歳?

私の中では、ずっと大学生のままの彼ら…。

お山開きの後、一緒に山頂まで登山し 鎖も登ってたんだから…私も若かったし体力あったな~と…。

不思議とお山開きを手伝わせて頂いた頃、何か運氣も上々…。山の神様のエネルギーを知らず知らずのうちに頂いてたのだと…思います。

10日間の中、出来れば山の神さまがやさしく包んでくれるような、お天氣に恵まれ 遠くからも近くからも来る人々にも 素晴らしいお山開きとなりますように…。

今週の雨は禊の雨。

霊宿る霊峰石鎚の神さま…あなたの麓で生活させて頂いていること…改めて感謝し ここに生まれたことを嬉しく思います。

 

 

 

水は命!

水は命! 水が変われば暮らしが変わる!!

今日水の科学研究会理事の堀浩道先生の健康セミナーが高松市で開催され、行って参りました。

太陽院で取り扱ってます水素風呂や水素水のお話に限らず、現代の水事情。

今や常識となっている身体のなかの酸化を還元していく「抗酸化」のお話。

しかし、その抗酸化を考える前に、身体を酸化させてしまう環境や水を変えること…

まさに、水が変われば暮らしが変わる!!とはこの酸化をさせないための生活への提案。

そして、数年前から言われてる水道水に含まれている発がん性物質
「トリハロメタン」

なんと、常温から40℃に加熱されることで、「トリハロメタン」は1.5倍

そして、さらに100℃まで加熱されると常温の3.5倍の「トリハロメタン」が発生してしまうのだとか…

40℃といえば、お風呂やシャワーの温度…そしてトイレの温水便座等々。

100℃は、赤ちゃんの湯冷まし用に沸かす水道水。そして粉ミルクを作るときも…もちろん大人の飲むお茶やコーヒーも…。

飲むだけでなく、けい皮からも入ってしまう「トリハロメタン」

そして、本来人間が持っている抗酸化力も加齢と共に減り、病氣の原因となることも…。

実際、体力・氣力・筋力・持久力・視力・記憶力・皮膚のハリ等々身体に現れてくる老化現象や

身体の見えない部分…自身の持っている酵素の減少、細胞の減少や壊死、新陳代謝の低下や吸収力の低下も抗酸化力を低下させてしまっているもの。

そして水道水による発がん性物質や加齢による様々な働きの低下だけでなく、生活環境の中、常に吸っている空氣までも酸化してしまってるような現代。

家で使っているテレビや電子レンジ…そして冬場の電氣カーペットや電氣毛布までもが環境を+イオンへと持って行ってしまう。

本来ならば+イオンが100、-イオンが120が理想だそうだけど、現在は+イオンが120、-イオンが100になってしまってるのだとか…。

こんな環境や自身の機能低下をカバーしてくれるモノのひとつに、水素水や水素風呂、水素吸入が効果があり

40℃で水道水のお風呂に入るならば、お風呂の中で水素発生され還元作用のある水素風呂なら安心。

水道水を飲むよりも浄水器をつけた方が良いそうだけど、高額な浄水器を買う前に 持ち運び便利な水素ボトルも効果的。

堀先生の水の科学研究会や各大学や病院でも研究されて来ており、副作用のないもっとも安全で効果的な水素の効能は確実に水素の時代到来となるものだと、また改めて実感できた2時間でした。

水の科学研究会理事の堀先生の健康セミナー 四国では…

7月11日(火)高知、
8月22日(火)高松で開催されます。

また水素医療研究会が全国各地で開催している健康セミナー入場無料…是非太陽院(090-1170-5215)までお問い合わせくださいませ。

 

おむすび

先日、いつも往診に行かせて頂いている 今治市波方町の患者さんから群馬県にある長徳寺ご住職の書かれた

「おむすび賛歌」ー仏さまと手を結ぶー

という、小冊子を頂戴しました。

16ページほどの小冊子…少し抜粋させて頂きます。


古代インドには右手右肩を「浄・仏さま」、左手左肩を「不浄・人間」と考え、貴人を迎える際には、尊敬の意を表すために、右肩を貴人に向けて、時計の針のようにその周囲を三度回った…という礼法があった。

両手を合わせるのは、「仏さまと一体になりたい」という人間の悲願(切なる願い)があったものと考えられます。

「おむすび」は両方の手が力を合わせて作るものです。

仏教詩人・坂村真民さんは〝おむすび”という詩のなかで、
「むすびあうという、そのなのよさ」と言っていますが、まさに おむすびは「結び合う」という心の象徴でもあるわけですね。

おむすび、おにぎり、にぎりめし、と言い方はさまざまですが、ここでは「おむすび」を採りました。

仏さまと手を結ぶのだ、と思っていただきましょう。


一、赤ちゃんの産声

赤ちゃんは母親の胎内で両手を組んでいます。仏さま、そのものの姿なのです。

この世に生まれ出るとき、赤ちゃんは大きな産声をあげます。人間として生きていくのだ…という決意の声なのです。

産湯を使わせるとまた大声をあげて泣きます。両手が離れると不安感におそわれるからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中略

このことを思うと、人間は両手がばらばらなとき 不安感におそわれやすく、両手を合わせると安心感を得ることができる…と考えられるのです。

祈る、願う、悼む、感謝する…このようなとき、人間は両手を合わせたり組んだりしますが、それは純な心の表われで、その姿は「そのままで仏さまなのです。


そして、この小さな本の中には おむすびを通して受けた母への愛の形が2~3書かれていて…胸の中がじ~んと熱くなりました。

母の作ってくれてた俵型のおむすびは、実は私なかなかうまく作れず、いつも三角おむすび…か、ま~るいおむすび。

ま~るいおむすびは、山形の月山でアルバイトさせてもらった「ロッヂ柏や」のおばあちゃんが作ってくれるおむすびが、真ん丸で…

ちっちゃい手で、やさしくやさしく むすぶ おむすび。

海苔でくるんで、山で食べるおむすびは、青春の味。


そういえば、スキーでヨーロッパに1ヶ月半くらいシーズン前に練習に行ってた時も、住んでたペンションの屋根裏の部屋で 山用のコッフェルで ご飯を炊いて…お昼おむすびにして持って行ってたことを思い出します。

お金がない中での1か月半…その時お世話になった日本人にもおむすび渡して喜んでもらったことも…。

お米の国だからこそ味わえるおむすびの暖かさ…。

この本の中にも、最後こんな風に…

「おむすび」とは、不思議な食べ物ですね。作ってくれた人の心が詰まっていて、ありがたいと思うと同時に、人さまにもそうしてあげたいと…自然に思えてくるから不思議なのです…と。

今、私は丸いおむすびに紫蘇の葉をのせて、海苔でくるんだおむすびがお得意。

私のおむすびで、誰かのハートが暖かくなるとうれしいな…と思います。

敬神婦人会

地元愛媛県西条市の伊曾乃神社は旧国幣中社。

有り難い天皇陛下よりの幣帛料や皇太子さまのご参拝も…

古事記、日本書紀に記され、世界で一番永く続く…神国日本。

戦後、国家神道が廃止され政教分離、祖国の建国の歴史を伝ることも排除され 神社といえば、雑誌やネットで取り上げられ…パワースポットと称され山の様な人だかり…。

愛媛県内でも旧国幣中社は、しまなみ海道の途中 大三島にある大山祇神社と伊曾乃神社の2宮のみ…。

伊曾乃神社は、御鎮座より今年1880年。

地元を支え…また支えられ続いてきたお宮。

4年前、この伊曾乃神社にも敬神婦人会が発足され 私も婦人の仲間に入れてもらい 今日4回目の敬神婦人会総会。

会則には…

「本会は伊曾乃神社の御神徳発揚のためご奉仕すると共に 会員の親睦を通じ切磋琢磨し 婦徳の涵養(かんよう)に努め 清く明るい世の中を築くことを目的とする」

と、あり…婦徳の涵養の婦徳とは婦人の守るべき道徳上の義務。

そして、涵養とは…自然にしみこむように、養成すること。無理のないようにだんだん養い作ること。

戦前、日本の女子教育の中 女性には四つの徳があるとされ

「婦言」…鮮やかであるけれど、慎み深く 汚い言葉遣いを使わない
「婦徳」…才能を表だって見せることなく、立居美しく、静かに振舞う
「婦功」…人と比較し優れる必要はないがいつも適宜対応出来ること
「婦容」…いつも身だしなみを美しく保ち、いかなる事態にも冷静に対応

この四つの徳は、女性の基本姿勢であり、徳であり…修身齊家となるそうで、家を齊(ととの)えることが、国家を治めることに繋がり…昔の人は、家庭の重要性を認識し、女性の役割を重視し…。

言葉が乱れ…家庭が乱れ…世の中が乱れて行かないように…。

伊予の国西条に鎮座された伊曾乃の大神さまの御許での敬神婦人会…出来ること私も四つの徳を身に着けていきながら…お手伝いさせて頂きます。

ふと、こんな讃美歌が脳裏に…

主よ みもとに 近づかん のぼるみちは 十字架に
ありともなど かなしむべき
主よ みもとに 近づかん

さすらう間に 日はくれ 石のうえの 仮寝の
夢にもなお 天をのぞみ
主よ みもとに 近づかん

主のつかいは みそらに 通うはしの うえより
まねきぬれば いざのぼりて
主よ みもとに 近づかん

めさめてのち まくらの石をたてて めぐみを
いよよ切に 称えつつぞ
主よ みもとに 近づかん

現世をば はなれて 天がける日 きたらば
いよよちかく みもとにゆき
主のみかおを あおぎみん

2677年続く神国日本。

婦徳を積み 家庭を齊(ととの)えてきた 女性たちもまた 神さまに支えられ 家庭を支えてきたんだろうな…と 改めて感じさせて頂きました。

愛の世界

今日突然届いた、「真央さん死去」の訃報。

34歳…2人の愛しいわが子を残し、また愛する旦那さまとのこの世のお別れ。

癌と向き合い、多くの人々の希望になれば…とブログで思いを綴り…天に還って逝った真央さん。

きっとあと1日…あと1日…せめて子供達が一人立ちするまで…と、願い祈り…愛を与え続けた毎日。

母や妻に先立たれ…残された家族も、遠く離れた世界へ旅立つ母も…無情な思いを胸に抱き過ごすこれからの時間。

毎日どこかで誰か生まれ…どこかで誰かが死んでいくこの世。

そして、天上界では今日も使命を以てこの世に旅立ち…そしてこの世での使命を終えて戻って来る魂達。

ふと…金子みすゞさんのこんな詩を思い出した。

「大漁」

朝焼け小焼けだ 大漁だ
おおばいわし の 大漁だ

浜は まつりの ようだけど
海のなかでは 何万の
いわし の とむらい するだろう

独特の金子みすゞさんの詩の世界。

他にはこんな詩も…

「おさかな」

海の魚は かわいそう

お米は人につくられる
牛は牧場で飼われてる
鯉も お池で麩をもらう

けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたずら一つしないのに
こうして私に食べられる

ほんとに魚はかわいそう

この世では、あの知的で優しく可愛い女性…真央さんを多くの人々が悼み、そして天上界では神さまが 使命を終え戻って来た真央さんを大きな光で包み、やさしく迎え…

早くに母を亡くした子供達やパートナーを失った海老蔵さんにもまた…大きな光と神さまの大きな愛がきっと優しく包んでくれると…

愛別離苦…愛する者と別れる苦しみを超えて…見えてくる世界。

「愛してる」と旅立って逝った真央さん自身も、愛する者達とのツラく苦しい肉体の世界…この世とのお別れのとき。

そして、今日大東亜戦争の中、あまりにも卑劣な戦いとなった沖縄で一方的に被災され旅立って逝った方々への72年目の鎮魂のための慰霊祭。

限りあるこの世での命の時間…人はどう生まれ、どんな風に生き…どう死んでいくのか…。

生も死も…善も悪も…神さまがつくる世界。

生まれ来る時代や場所…全てのことに大きな学びの時があり、今の時代を生きる私自身も、健康・平和・人間関係・経済等々 多くの学びを通して神さまの愛の世界感じていきたいです。

 

 

 

 

 

 

小規模多機能!

山椒は小粒でもピリリと辛い!という言葉のような、
「小規模多機能居宅介護施設」

今日、民生委員としての研修で 地元の小規模多機能居宅介護施設 視察に行って参りました。

パンフレットの表紙には

「家が1番、○○○○が2番でありたい・・・。その人らしい暮らしができるように寄り添ってサポートします」

平成9年…国の介護保険法が決まり、平成12年から介護保険による様々な施設が建設され、介護が事業となる現在。

需要に応じて供給される事業の体系。

介護事業については、介護を受けるようになった利用者さんと 提供する提供者…そして利用者の家族を含めて

3者の中に強者も弱者も生まれないことが必須。

そして、金銭的な負担も含めて、事業所側は経営が成り立たないと存続出来ないし…国の年金事態先々どうなっていくのかわからないし…。

実際、6月から我が家で暮らし始めた叔母、今日視察に行った様な「小規模多機能型居宅介護」を利用し始めているけれど、今までのグループホームと比べると金額の負担が全く違い…

認知症対応のグループホームでは、2年ほど前に基本料金が2万円ほどアップし、2か月で30万円程…。

年金は下がり、利用料金は上がり… 2か月間で8万円ほど年金だけでは足りない差額の負担を 色々やりくりし…。

金額の問題だけではなく、実際私自身が認知症の介護を始めて思ったことは…「案ずるより産むが易し」

逆に施設では1対1の介護は、きっと難しく…我が家で赤子を見るようにずっと寄り添うようなことは出来ず…。

デイサービスに行ってる間は、全く信頼して預けさせて頂き…朝起きて、送り出すまでと、戻って来てから寝るまでの間の介護だけ…。

小規模多機能型の介護施設は デイサービスだけでなく、介護者の体調や急な都合にも、都合によって宿泊サービス…また24時間年中無休状態。

一人暮らしの人のお薬の管理や、配膳サービス…買い物サービスまであり…色々な介護事業をまさに多機能にわたって対応する事業。

私自身、思い切って自宅で介護をすることにしたことによって、色々な面から凄い学びをもらってる感じです。

そして、今日叔母と一緒にお風呂に入ってた時ふと思ったのが、私自身の母が寝たきり状態になり、そして天に還って逝ったとき 母のこの世での役割を受け継いだな…と。

母が生きてたらしてたであろうこと…、また53歳で発症したパーキンソン病から80歳で亡くなるまでにしたかったこと…したであろうこと。

以前「看取り」ということをされている柴田久美子さんの本を読ませて頂き、看取るということ…魂を受け継ぐということ。

民生委員をしていることも…ファミリーサポートしていることも…そして今仕事で新事業水素を扱っていることも含めて

母の出来なかったこと…叔母の介護も含めて、いま宇宙からさせてもらってるんだろうな~と、感じてます。

人生の終盤…パーキンソン病という病を持ち、身体が動かなくなった母。

20年前に水素風呂があったら… 水素吸入が出来てたら… 水素水が飲めてたら…

叔母には、今まで7年間施設で きちんと飲ませてもらってた認知症のお薬をストップし 先ずは身体の毒だしさせてもらってます。

そして、本当に色々ある介護施設。

しっかりアンテナ立てて、大切な身体と時間、そして経済的な部分も含めて 介護される者も する側も…そして家族も…頑張らない最高に倖せな一日、一日を過ごすために…

小規模多機能居宅介護施設…いい感じです。

今日は夏至

今日は夏至。

一年の中、一番長く太陽が照り輝き 太陽のエネルギーの強い日。

夏の始まり…。

昨日の夕方から久しぶりに降りはじめた雨が残る中、迎えた夏至の朝。

お昼には、雨もやみ 熱い太陽の陽射し…。

聖書の中、詩編の一節には
「あなたは 私のともしびを ともし
わが神、主はわたしの闇を 照らされます」

私がカイロプラクティックの施術院を開院した時、つけた名前が
「福寿脊椎矯正院」

そして、その後 院のあった地名を取って「なかはぎ院」となり…

今の西条市の自宅のある場所に開院した時 よい画数の名前を…と観て頂いて名付けられた「カイロ矯正太陽院」

遍く全てのモノを分け隔てることなく照らす光…太陽。

妙なる教え。

この名前を名付けて頂いた時、嬉しくて…じわ~っと涙が出たのを思い出します。

どんな時にも「give give give」の心で温かく包む太陽のような そして闇を照らす大きな愛の人間になりたいものです。