イワナガ姫

古事記に出て来るイワナガヒメ。

大山祇神(おおやまつみ)の娘で、木花開弥耶姫(このはなさくやひめ)の姉。

コノハナノサクヤヒメとともにアマテラスの孫、ニニギノミコトの元に嫁ぐが、イワナガヒメは醜かったことから父の元に送り返された。

父のオオヤマツミはそれを怒り、

イワナガヒメを差し上げたのは天孫が岩のように永遠のものとなるように…

コノハナノサクヤヒメを差し上げたのは天孫が花のように繁栄するように…

と、誓約を立てたからであることを教え、イワナガヒメを送り返したことで天孫の寿命が短くなるだろうと告げたとされる古事記の記述。

初めてこの話を聞いた時、太古の昔にも美人って徳だな~って思ったものです。

今日15日、愛媛・西条にある伊曾乃神社の月次祭に参列させて頂きましたが、この伊曾乃神社の中には「木花開耶姫神社」が境内の中にあり、また数年前にはコノハナサクヤヒメの像がご本殿の側に立ったほど…。

コノハナサクヤヒメ様はどうしても華やかで、またアマテラス様の子孫から続く初めての子供達を出産したことでも多くの方々がコノハナサクヤ姫のことを知ることになるのも当然。

そして今日、月次祭に一緒に参列した友達とお昼を一緒に食べてる時、愛媛県の大山祇神社の話になり、その先にはイワナガ姫神社があるのだとか…。

イワナガ姫の話をしたとき氣のせいか?

その場の空氣がスッと変わったような…

月次祭では、伊曾乃神社の堀川宮司さまが、お彼岸と神社や皇室の関係のこともお話し下さり、なるほど…と。

宮中では、3月田植えの神さまが山から降りて来ることから、 春季皇霊祭・秋季皇霊祭として皇室の御先祖様の霊もこの日降りてくるとされお祭りする儀式が行われるそうで…。

戦前は、春分の日・秋分の日とは言われず、春季皇霊祭・秋季皇霊祭と言われていたようです。

日本の祝日は、皇室行事が中心。

この日本建国以来2677年。

万世一系皇室を中心に世界一長く続く国、日本。

今、教育勅語「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ…」を国会の中取り上げ、あたかも教育勅語が軍国主義に繋がると批判されて来ているけれど…。

この日本の国が2677年存続していること…。

以前、美智子皇后が「皇室は祈りです」と語っておられたそのことも含め

この国が存在し続けていることこそ、歴代の皇室の御先祖さまの祈りと今の今上陛下の祈りに寄る証なのだと信じる私は、「義勇公ニ奉シ…」は何の違和感も感じません。

そして、皇室だけでなくアマテラスの子孫がこの国をシラス前からいる弟スサノオの子孫や出戻らされたイワナガ姫の願いも込められた神国日本。

そして 近いうちに、愛媛県大三島にある 大山祇神社の近くにある「イワナガ神社」にお参りさせて頂こうと思った今日でした。

この日本が永遠に!と、きっとイワナガ姫は今も祈り続けてくれてることに感謝して…。

 

 

 

 

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