花冷え

桜の花が咲こうとする頃に、神さまのいたずらでしょうか?

ぽかぽか春の陽氣から、また寒さが戻ってきて なかなか 花を咲かせません。

花冷えの今の季節。

家の中のストーブに入れる灯油も、もういらないかな?と思ってたら、また寒さが舞い戻り、また一缶購入。

そして、今年はまだツバメも飛んでこない。

3月中旬には来てたように思うのに、4月だったのかな?

家の中、2か所でツバメの2家族が春を過ごしてくれる。

卵から孵った雛鳥は、いつみてもかわいい。

でも、狭い巣の中 まだ飛べない雛鳥は、だんだん大きくなり はみ出した1羽が落ちてしまうことも…。

ずいぶん前、今の場所とは違うところに巣を作っていたツバメの巣が、カラスに突かれたのか…下に落下。

私が見たときは、雛鳥5羽ほどが下に落ちた状態で…死んでる。

見たときガックリして、土の中にでも埋めてあげよう…と思い 入れるものを探しに行って帰ったところ、落ちてた場所が移動してる。

?????

なんと なんと…私の前で、死んだふりをしていた雛鳥たち。

はじめの一歩をやってるように、私が居なくなるとチョロチョロ動くその様子は、生きるものの知恵そのもの。

自然の中 小さな羽を上下にいっぱい羽ばたかせ、飛ぶ姿。

お母さんか?お父さんか?…朝も夜も巣を守り、餌を取って運び、独り立ち出来るように、飛ぶ練習も…。

ツバメにはツバメの世界。

花には花の世界。

そして人間には人間の世界。

今、このとき 春の訪れの前の花冷えもまた感慨深い。

変わる季節の中で、変わらないモノもあり

変わらないという思いもまた 変わっていくモノ。

明日はどんな1日となるのか…また楽しみに(^.^)