太陽院 近藤 千恵子です(*^^)v
昨日参加させて頂いた「愛媛竹田研究会」
明治天皇の玄孫…元皇族竹田恒泰氏のお話。
夕方6時半から9時までの予定が、いつものことながら熱く熱く語って下さり、気付けば9時40分。
3時間強、休憩も無くお話下さる中、今回はかなりの嘆きと憤り…いつもの話ならば竹田先生流に解決策はこうすればこうなる!!というところまでお話下さるのですが、今回は「もう私のチカラではどうにもなりませんと…」肩を落とされながらも憤慨し…そして憤り。
元々は、4年前宮内庁が、天皇陛下が「私のお墓は歴代天皇のお墓よりも小さくしてください」と、おっしゃられたとの発表をしたことから…
小さいだけでなく、従来の土葬ではなく火葬に…そして皇后のお墓も一緒にしてくれとおっしゃったとの宮内庁からの発表。
そして、日本の全ての新聞社…(産経新聞、神社新報までもが…)この宮内庁からの発表を受けて、天皇陛下を絶賛。
そして、その発表の翌日…美智子皇后さまが「私はそのようなことは申しておりません」と…緊急会見。
宮内庁VS皇室
竹田先生曰く…今までの歴代天皇全ての方が今回の今上天皇と同様に「私の墓は小さくしてくれ」と言って来たのだと…。
それでもなお今まで小さくすることも無く作られて来たのかというと、国民がその様なことは出来ません!!と、天皇陛下への敬意を持って作ってきた証。
ところが、戦後「自由、平等、博愛」を掲げて来た日本。
そして、象徴となった天皇陛下と国民の差を無くそうと、平等という意味を持つ「ポリティカル・コレクトネス」という言葉で、男女平等 天皇陛下も平等に…と。
73年前、戦争に負け 教育が変えられ 自由や平等が謳われ始め…何でもかんでも「ポリティカル・コレクトネス」と…。
竹田研究会で、4年前陛下がお墓を小さくしてくれ!!…とのお話も伺いながら今の現実。
そのことへのメディアの反応に対し、我々古事記を学び、日本や皇室のことを学ばせて頂いてる者は、たとえ陛下がおっしゃられても断固として国民の陛下への思いを形にさせて頂く御陵地への思い。
「今上天皇のお墓が もうできてしまった…」と。
「昭和天皇のお墓よりも小さくなって…」
そして、「平等なんてクソくらい!!」と…。
人と人の差を無くし…天皇と国民の差をも無くしていくこと…。
現在の天皇は象徴であるとされた日本国憲法下で御崩御された昭和天皇のお墓と
大日本帝国憲法下で御崩御された大正天皇のお墓は、同じ大きさなのだと…竹田先生。
そして、今回武蔵野御陵に造られた今上天皇のお墓は小さく造られていたのだと…。
今まで124代…歴代天皇みなさま、「私のお墓は小さく造って下さい」とおっしゃられて来たにも拘らず 国民がそうではない…我々日本国民が天皇陛下へのせめてもの思いの形として示してきたお墓の大きさ。
今回、今上天皇のお墓を小さく造ったことで、これから続く天皇陛下のお言葉も同じように「陛下がおっしゃられるから…」と、小さく小さく造っていくとしたら、もう何代か先には ペットのお墓よりも小さな天皇のお墓が作られてしまいますよ…と、竹田先生。
冗談の様な本当に深刻なお話。
「私のお墓は先代の天皇より大きくしてくれ…」」などとおっしゃること事態が日本の皇室の中には無いですから…と。
そもそも、平等なんてなく…生まれながらにみんな不平等。
なので、平等などと言わず公平に…と。
飲みに行っても、飲む人も飲まない人も、いっぱい食べる人もあまり食べない人も…みんな一緒の金額っていうのは、平等の悪い所。
飲む人…食べる人…多めに払って公平に!!
そもそも、平等や男女平等を唱えたのが、共産主義の毛沢東氏やスターリン。
女も戦えとの意味があったのだとか…!
天皇と国民の差を無くそうとしているメディアや世論…そして、消されていく日本の根幹。
女性皇族はなぜ成れないか…それは、天皇という存在自体が大変なお仕事であり、女性にはそれを「免除」しましょうと…なったそう。
日本人として、古事記を学び…皇室の弥栄を祈ることくらいしか 我々には出来なかったですが…
今回の武蔵野御陵のお話に、「日本これからどうなる?」と、改めて考えさせられます。