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平和への誓い♡

太陽院院長 近藤   千恵子です(^_^)/

蝉の声が響き渡る中…たくさんの方々の集い開催された広島原爆死没者慰霊式典。

そして、広島市長による平和宣言に続き、伝えられた「平和への誓い」

被爆50周年の平成7年より小学生が宣言をするようになって23回目。

今日のヒロシマの平和宣言もまた 胸を熱くさせられました。

以下貼り付けます。


~平成30年度「平和への誓い」~

人間は、美しいものをつくることができます。
人々を助け、笑顔にすることができます。
しかし、恐ろしいものをつくってしまうのも人間です。

昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。
原子爆弾の投下によって、街は焼け、たくさんの命が奪われました。

「助けて。」と、泣き叫びながら倒れている子ども。
「うちの息子はどこ。」と、捜し続けるお父さんやお母さん。
「骨をもいでください。」と頼む人は、皮膚が垂れ下がり、腕の肉が無い姿でした。

広島は、赤と黒だけの世界になったのです。

73年が経ち、私たちに残されたのは、
血がべっとりついた少女のワンピース、焼けた壁に記された伝言。

そして今もなお、遺骨の無いお墓の前で静かに手を合わせる人。

広島に残る遺品に思いを寄せ、今でも苦しみ続ける人々の話に耳を傾け、 今、私たちは、強く平和を願います。

平和とは、自然に笑顔になれること。
平和とは、人も自分も幸せであること。
平和とは、夢や希望をもてる未来があること。

苦しみや憎しみを乗り越え、平和な未来をつくろうと懸命に生きてきた広島の人々。

その平和への思いを繋いでいく私たち。

平和をつくることは、難しいことではありません。
私たちは無力ではないのです。

平和への思いを折り鶴に込めて、世界の人々へ届けます。

73年前の事実を、被爆者の思いを、
私たちが学んで心に感じたことを、伝える伝承者になります。

平成30年(2018年)8月6日
こども代表    広島市立牛田小学校    6年 新開 美織
広島市立五日市東小学校 6年 米廣 優陽


広島は、赤と黒だけの世界になった…と、伝える平和大使の姿に 平和への思いを新たにさせて頂きました。

そして、最初のこの3行
人間は、美しいものをつくることができます。
人々を助け、笑顔にすることができます。
しかし、恐ろしいものをつくってしまうのも人間です。

善と悪…そして闇と光を明るい方へと…

そして…多くの被災された方々の御霊が、
どうか やすらかに眠っていただけます様に…♡

 

原子爆弾投下…前夜

太陽院 近藤  千恵子ですヽ(^。^)ノ

73年前の明朝8時15分…

世界中を驚かすような世界で初めての核兵器…原子爆弾が一般市民が生活するヒロシマに投下された日

患者さんで呉市内で暮らしてた方が、その朝、広島に立ち上がる火の粉に 唖然としたそうな…

明日…命が終わると知っていたら その場にいたでしょうか。

今は、自然が原子爆弾と同じように 人の命や住まいまでも一瞬で奪い去ってしまう様なことも有るけれど…

人の手によって、無差別に人が殺されること…。

アメリカ軍から見れば、実験だったのでしょうか?

それにしても、その後3日目に長崎にも落とした原子爆弾…。

アンビリーバブル!!

それが直接の原因では無かったと聞くけれど、その後8月15日に迎える終戦。

今も被爆された方や、被爆2世の方々は やるせない思いで 今月6日や9日の哀しい日を迎えてきた73年。

多くの日本人たちが原子爆弾だけでなく、戦地でも 命よりも大切なものを守る為に散華していった事実。

8月は慰霊の月…鎮魂の月。

命ある者…みな時が来れば滅び…天に還って逝くけれど…

あの時代に この日本に生を受け…旅立って逝った尊い命の数々。

その尊く気高い命の数々が遺してくれた祖国日本。

遠い遠い空の上から、今の日本を見守ってる先人の方々。

海行かば みずく屍
山行かば 草生す屍
大君の 辺にこそ死なめ
かへりみませじ

海を行けば 水に浸かった屍となり…
山を行けば 草の生す屍となって
大君のお足もとにこそ死のう
後ろを振り返ることはしない

73年前 終戦を迎えるまで、君が代と共に第二国歌とも言われる
「海行かば」

国を失った民族はどんな人生を歩まないといけないか…。

そして、この日本の国が建国以来2678年という世界で一番長い歴史を持つ国であることが出来ているわけ。

大切なことが 伝えてもらえない今。

慰霊の月…鎮魂の月…目を閉じ深く息を吸い込めば 聞こえてくる天界からのささやくような小さな声にフォーカスさせること。

明日の朝、瀬戸内海の向こう…ヒロシマの地で多くの御霊が今この時代を生きて居るモノたちに伝えたいこと…しっかり受け止めていきたいと思います。