今日、運転中前方に2羽のカラスが雀を追いかけ…そして1羽が雀を食べてしまいました。
大通りで突然繰り広げられた「弱肉強食」の生き物の食物連鎖。
目の前で、1羽の小さい雀が逃げ延びられず終わりを迎えるその様は、自然界では当然のことなのだけど、唖然としてしまいました。
初め、1羽のカラスが雀を捕らえ それを見つけたもう1羽のカラスが近づき 先のカラスは雀を落とし、雀は命からがら逃げようとするけれど、2羽のあの黒いカラスが追いかけると…もうアウト。
この間、1分もかからない時間。
逃げて!!逃げて!!と祈り叫んだけれど、これが自然の法則。
なんとも はかない命。
ノアの方舟が、大洪水の後 トルコのアララト山に漂着し、地に緑が芽吹いて来たかと 放った初めの鳥は「カラス」
そして、カラスは戻ってくることなく、次に放ったのが「鳩」
鳩は、オリーブの葉をくわえて戻ってきたところから オリーブや鳩は平和の象徴となっていった様ですが、では初めに放った「カラス」はどんな意味があるのでしょうか?
鳩とカラス
白と黒。
草食の鳩と雑食のカラス。
日本の神話の中では、3本足の「八咫烏(ヤタガラス)」が初代神武天皇を導きます。
私にはなぜカラスだったのかわからないですが、方舟に戻って来なかったカラスを 日本の神話では3本足になって、神の使いとなり 報われないカラスを救済したのでしょうか?
しかし、弱肉強食・・・食物連鎖に目の前で遭遇し、生きることの奇跡を改めて感じることとなりました。
私自身、生きて行くために お魚も食べるし、お肉も食べる。
「いただきます…とは命いただきます。」
いのちの儚さ、生きてる奇跡。
感謝して・・・。
いきものがかりの「ありがとう」
今日の雀に、そして命ある全てのモノに・・・