栄光

栄光に向かって走る  あの列車に乗っていこう!!

はだしのままで飛び出して あの列車に乗っていこう!!

…と始まる ザ ブルーハーツの「TRAIN TRAIN」


スキー学校1年目の春、まだ1級が取れず 志賀高原の渋峠のリフト会社でアルバイトさせてもらってた時、

同じ部屋にいた 麻里ちゃんがずっとかけていた ザ ブルーハーツの曲の数々。

世の中に抵抗するような あの熱い歌の数々に共感し やりたいこと やるべきことを やっていた私の青春。

あれから28年たっても この歌を聴くとあの頃が甦ってくる。


今日、私の住む町の市議会議員選挙の公示日でした。

各候補がそれぞれの思いをもって、市制に携わっていくのでしょうが、政治で世の中は変わるのでしょうか?

今日から一週間、いえ その前から出馬する候補者の方々は 腰も低くよろしくお願いしますと頭を下げる。

たった1票を投じることしかできないのだから、悩まされる。

凄く穿った考えだけれど、本当にこの町を良くしたいという熱い思いを持っての立候補の方は何人いるのでしょうか?

戦後、何もなかった時代 この町のために!!と 私財を投じて支えてくれた方もあったのでしょう。

モノが溢れ、豊かになり、心だけがポカンと穴が空いてしまったような今。

その穴を埋めるように、知識を詰め込み、また人は、地位や名誉、財産をこの世の中で得ようとし、懸命に頑張る。


地位や名誉や財産を 得ることが悪いことではないのは、わかっている。

地位や名誉や財産は本当に示されたモノが その「時」にぴったりと合って初めて価値があるような…。

たまに議員さんの中でも当選してしまえば 先生…先生と呼ばれ偉そうな方も…いたりして…。

地位も名誉も、そして財産も結果論…かと。


名もない画家や作家、研究者や開発者…この世から去った後 地位や名誉を得る場合も多いようだけど、

世界中の人が知っている イエス・キリストも生きている頃は その時の権力あるモノたちに捕らえられ、張付けにさせられて…。


昔、吉田拓郎氏が歌った

人間なんてララーラララララーラ
人間なんてララーラララララーラ

人間なんてララーラララララーラ
人間なんてララーラララララーラ

と、本当に人間なんて ちっぽけで きっと天から見ると滑稽で…。

こんな風にララーラララララーラと歌いながら選挙カーに乗って
この世をさらりと変えていくような政治家って出てこないかな?

そして、吉田 拓郎さんの「にんげんなんて…」