今日、お昼2時過ぎから3時間…5歳のけんご君とデイトしてきました。
5歳のけんご君…瀬戸内海と高速道路の見える、絶景のハイウェイオアシスに到着したとたん 緑がいっぱいの公園で「ダンゴ虫」採取に夢中。
先に来て、おしゃべりしてた叔母様たちが これ…とプレゼントしてくれた淡路桜鯛のおせんべいも 私に渡し 真剣そのもの。
1時間半くらいいた間に、50匹くらい取って…これまた叔母様から頂いた袋にびっしり入れて…。
「男の子だな~」と。
でも、久しぶりに草の中に住む蟻やダンゴ虫と遭遇
そして けんご君の家に戻って前を流れる30センチくらいの溝の中 泳ぐおたまじゃくしやメダカ…ヒルまでも見て…凄く柔らかい氣持ちにさせてもらいました。
5歳のけんご君は、何でも吸収し 物知り…。
高速道路のパーキングに停まってる観光バスを見て、「あれはJR四国の観光バス」と言われて「凄いな~」と、感心。
「うちには5台観光バスがあるんだ」と言うほど車も大好きみたいで、車の名前もスラスラと出てきて…。
興味のあるモノ見つけると、聞いてきて「これな~に?」と…。
6月から一緒に住んでる認知症の叔母。
忘れて行ってる叔母と覚えて行ってる5歳のけんご君。
なんだか、凄く対照的だな~と思って、3時間一緒に過ごさせてもらいました。
夕方には、デイサービスから叔母が戻って来て
「今晩、何が食べたい?」と、聞いても料理の名前が出てこない。
「餃子にしようか?」と、言っても餃子が思い出せない。
今朝も、ゆでたまごを剥いてお皿に乗せると「かわいいね~」と言って、「これはなに?」と聞いても 食べ物っていうことだけで、名前が出て来ず 違う言葉で誤魔化してしまう…。
私が「ゆでたまごよ」…と言うと、「そうそう…ゆで卵!!」と、思い出すけど 30秒も経つと忘れてしまう。
忘れてくれるから、プイと怒っても、直ぐに怒ってることを忘れてご機嫌になってくれたり…忘れてしまうから、毎日のトイレや着替えにも手間がかかってしまったり…。
「あたりまえ」のことなど、ひとつもないこの世の中。
根気よく声をかけ、そして水素による細胞の若返りを大いに期待して、5歳児の脳の様には 覚えられないけれど グループホームに入った頃のまだ少し軽い状態にでもなるといいなと期待し、
今日も水素を…飲む!吸う!浸かる!の3点セットで介護させて頂きました。
今日は「七夕様」…どうか老いも若きも希望の中で 「ハレルヤ!ハレルヤ!!」で歩んでいきたいと思います。