山椒は小粒でもピリリと辛い!という言葉のような、
「小規模多機能居宅介護施設」
今日、民生委員としての研修で 地元の小規模多機能居宅介護施設 視察に行って参りました。
パンフレットの表紙には
「家が1番、○○○○が2番でありたい・・・。その人らしい暮らしができるように寄り添ってサポートします」
平成9年…国の介護保険法が決まり、平成12年から介護保険による様々な施設が建設され、介護が事業となる現在。
需要に応じて供給される事業の体系。
介護事業については、介護を受けるようになった利用者さんと 提供する提供者…そして利用者の家族を含めて
3者の中に強者も弱者も生まれないことが必須。
そして、金銭的な負担も含めて、事業所側は経営が成り立たないと存続出来ないし…国の年金事態先々どうなっていくのかわからないし…。
実際、6月から我が家で暮らし始めた叔母、今日視察に行った様な「小規模多機能型居宅介護」を利用し始めているけれど、今までのグループホームと比べると金額の負担が全く違い…
認知症対応のグループホームでは、2年ほど前に基本料金が2万円ほどアップし、2か月で30万円程…。
年金は下がり、利用料金は上がり… 2か月間で8万円ほど年金だけでは足りない差額の負担を 色々やりくりし…。
金額の問題だけではなく、実際私自身が認知症の介護を始めて思ったことは…「案ずるより産むが易し」
逆に施設では1対1の介護は、きっと難しく…我が家で赤子を見るようにずっと寄り添うようなことは出来ず…。
デイサービスに行ってる間は、全く信頼して預けさせて頂き…朝起きて、送り出すまでと、戻って来てから寝るまでの間の介護だけ…。
小規模多機能型の介護施設は デイサービスだけでなく、介護者の体調や急な都合にも、都合によって宿泊サービス…また24時間年中無休状態。
一人暮らしの人のお薬の管理や、配膳サービス…買い物サービスまであり…色々な介護事業をまさに多機能にわたって対応する事業。
私自身、思い切って自宅で介護をすることにしたことによって、色々な面から凄い学びをもらってる感じです。
そして、今日叔母と一緒にお風呂に入ってた時ふと思ったのが、私自身の母が寝たきり状態になり、そして天に還って逝ったとき 母のこの世での役割を受け継いだな…と。
母が生きてたらしてたであろうこと…、また53歳で発症したパーキンソン病から80歳で亡くなるまでにしたかったこと…したであろうこと。
以前「看取り」ということをされている柴田久美子さんの本を読ませて頂き、看取るということ…魂を受け継ぐということ。
民生委員をしていることも…ファミリーサポートしていることも…そして今仕事で新事業水素を扱っていることも含めて
母の出来なかったこと…叔母の介護も含めて、いま宇宙からさせてもらってるんだろうな~と、感じてます。
人生の終盤…パーキンソン病という病を持ち、身体が動かなくなった母。
20年前に水素風呂があったら… 水素吸入が出来てたら… 水素水が飲めてたら…
叔母には、今まで7年間施設で きちんと飲ませてもらってた認知症のお薬をストップし 先ずは身体の毒だしさせてもらってます。
そして、本当に色々ある介護施設。
しっかりアンテナ立てて、大切な身体と時間、そして経済的な部分も含めて 介護される者も する側も…そして家族も…頑張らない最高に倖せな一日、一日を過ごすために…
小規模多機能居宅介護施設…いい感じです。