忠義の墓に母の愛♡

太陽院院長 近藤  千恵子です(^^)

お昼に四国中央市に用事があり、行った帰り道。

製紙会社が続く道に、神風特攻敷島隊隊長関行男さんのお墓への入り口。

もう数年前、お墓を訪ねてみたものの たくさんのお墓の中たどり着くことが出来ず…断念。

今日は、何となくもう一度探してみたくて…国道を北へ。

すぐに目の前にお墓が現われ…「どの辺りに有るのかな~」と思いながら…

するとそこに…ちょうど白いワンちゃんを散歩している白いスポーツウェアの年配の男性に遭遇。

いきなり尋ねてみると、「そこそこ…そこがそうだよ!!」と…。

 

車を止めて尋ねた所から 10メートルも無いほどの所に塀で囲まれたお墓。

車を止めて、行かせて頂くと、慰霊碑とはまた違う母の愛に満ちたお墓に感動。

お墓の両脇には 桜の木が一対。

広く囲まれた敷地は、美しく掃除され…

母サカエの遺志に依り 之を建つ 昭和29年10月25日愛櫻会と…

昭和29年と言うことは、関さんの没後10年目に建立されたお墓。

そして墓石に刻まれた関さんの戒名は、「大義院釋暁忠居士」

義と忠によって、人生を捧げた関さんにぴったりの戒名にまた涙。

今日は、お線香もロウソクも何もなく…般若心経を唱えさせて頂き、また会いに来ます!!と約束し…車へ。

そして見つけた お墓への入り口に建てられた案内の石の案内碑には…

 

「伊予三島市指定」と…。

今では、四国中央市となってしまったけれど…行政により守られてきたことにも大きな意味があるような…。

戦争や特攻…日の丸や建国記念でさえ 取り上げることを嫌ってしまう行政が多い中での神対応の様な伊予三島市に…♡です。