今年のツバメ

毎年春に我が家を訪れるツバメの夫婦。

しかし、今年はいくら待っても来ておらず寂しいな~と思っていたところ、数日前に発見。

いつもとは違う場所に、巣作りもせず一羽だけが寂しそうに夜を迎えてました。

どのツバメも夫婦で子供を育て、巣だって行くツバメだと思っていただけに、今年のツバメはなぜ…なぜ一羽だけ???

日本に来るまでに、何か事故で別れることになってしまったのでしょうか…。

毎年目にしていたツバメたちは、家族の為に一生懸命、藁を取ってきて巣をつくり、卵を温め…餌を運び、一緒に飛んで見せて…そして巣だって行って…。

「誰かのためだから、頑張れる」

ツバメもそうなんだ…と思った今年の春。

マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が、富をいくら得ても まだ心晴れず…どうすれば心が晴れるのかと感じたときから、人への奉仕や慈善事業への投資をすることで、生きる希望を持ったと聞きました。

この地球に住む生きとし生ける者全てが、自分の為に生きようとしても心晴れないのかも知れません。

ちっちゃいちっちゃい話ですが、数か月前スーパーのレジに並んでた時、前に小学生二人が並び 一人の子がお菓子をレジに出したところ38円。

自分の財布の中を見て、「やっぱりそれやめときます!」と購入をあきらめ、もういちど二人でお菓子コーナーへ。

その様子を目の前で見た時、買ってあげたい!!と思って、レジの女性に「そのお菓子も一緒にお勘定してください…」と。

38円ですが、子供たちの喜ぶ顔が見たくて…。

そして、レジの女性が「僕たち、このお菓子おばちゃんが買ってくれたよ!」と子供たちを読んでお菓子を渡すと

目を真ん丸にして、私を見上げ「ありがとうございます」と…。

「大人になって仕事するようになったら、誰かに返してあげてね」と、かっこいい言葉を残して、私は退散。

38円ですが…。

誰かが喜んでくれること…誰かの為にという利他の心。

ボランティアもお金がないと出来ません。

誰かが喜ぶ顔を見たいから、しっかり心も身体も経済も健康に…です。

元来、日本人がずっともっている利他の心。

巣作りもせず、一羽ぽつんと夜を過ごすツバメにそんなことを思ったゴールデンウィークど真ん中の夜…でした。

 

「今年のツバメ」への2件のフィードバック

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