日の丸

今朝、松山空港7:40発のJAL430便に乗り 東京へやって来ました。

小型のジェット機の最後尾席に座り、窓を開けてみると…JAL日本航空の日の丸が右翼で輝いておりました。

そして、私自身73年前 機体と共に散っていった特攻兵と同じような景色へと連れて行かれました。

にっこり笑って、敬礼し エンジンの音と共に上昇。

眼下に広がる家々の中に  自分の家を探した人もいるでしょう。

どんどん機体は上昇し、瀬戸内の海が見えた時…敵艦目指して急降下していった英霊たち。

梅雨の晴れ間…青い海と右手にみる日の丸に朝からひとり涙が出て…誰かに見られないように必死で溢れる涙をぬぐっておりました。

私は、今日松山空港を出ると 無事にたどり着く場所がある。

片道だけの燃料を積み…笑顔で乗り込んだ若者たち。

今日 フライトの途中 放送でも またスチュワーデスさん達も 「今日の富士山は本当に美しい姿を見せてくれてますよ」と誘われ…左翼の最後部座席へ。

山の広がるなか、凛と一際美しい姿を見せてくれた富士山。

スチュワーデスさんも「こんなに綺麗に見える富士山は珍しいですよ。きっと良い日になりますね」と、言って下さり…

朝から感動のフライト。

そして、途中仲間とも合流出来て、スムーズに目的地の葛飾区にある「金町駅」へ…

着いたらすぐに  お手製の具だくさんの冷やし中華を頂き…

そして、何とも楽しい時間を過ごさせて頂き…夕方には江戸前寿司をごちそうになり…

至れり尽くせりの1日を過ごさせて頂きました。

そして夕方、ちょうど4つ向こうの駅「北千住」へ向かい…5月までご近所で住んでた昭子さんのところへ…。

軽い認知症だけど…家を離れ 北千住の介護施設に入り  元氣な姿をみることも出来…感動。

こんな豊かな国で過ごせる今…改めて日本に生まれて良かった…と感じた今日でした。

お山開き

西日本最高峰「石鎚山」も、昨日からお山開き。

「仁」「智」「勇」の御神像…

そして、古事記の記述の中 2番目に生まれた石土毘古命(いわつちひこのみこと)

イザナギさまとイザナミさまの国生みの後、神生みの中2番目に生まれた神さま。

山全体が、御神体と崇められるお山は、私でも思わず手を合わせてしまうほどの神々しい姿。

山の神さまの「お山開き」が終わると、今度は海の神さまの「海開き」

昔、誰かが人生を変える3大スポーツが、「山登り」と「ヨット」と「スキー」だと聞いたことがあります。

この3つとも、2度と同じような状況がなく…山もヨットもスキーも自然との共有。

登山家に「なぜ 山に登るんですか?」と聞くと「そこに山があるから…」というあまりにも当たり前すぎる様な素敵な言葉。

私の人生を変えてくれたのも、その中のひとつ「スキー」

一つひとつ刻んでゆくターンにも、雪質やコース、そして自身の体調が大きく左右し、もっと上手くなりたい!さっきの様に滑ってみたい!!と、ひと滑りひと滑りが真剣そのもの。

世界最高峰を目指す登山家。

世界一周をヨットで成し遂げる冒険家。

山にも海にも、神さまが宿り そこで感じるものは 本当に何か不思議な世界へと運んでくれるのかも知れません。

明日は、朝一番の飛行機で、東京に飛びます。

空をこえて…ららら 星の彼方…ではないですが、昔なら東京まで何時間もかかって歩いてた時代からは想像もできないような今。

5月四国での初公演で愛媛に来られた「風の祭典」の齋藤さん一家との久々の再会。

ご縁って不思議です。

齊藤美惠子さんに出逢わせて頂き、障がいを持つお母さんの強さと優しさを改めて感じさせていただきました。

普通ではない神宿る舞台を20年続けて来られてる齋藤さんご一家。

久しぶりの東京…そして「金町」というなんともリッチな駅で待ち合わせ。

認知症の叔母も今日の夕方から5日の夕方まで預かってもらって、しっかり自分の時間過ごさせて頂きます。

山も海もそして人との出逢いも 全て人智を超えた世界。

楽しんで参ります(*^^)v

文月朔日

7月文月…文書く月。

思いを口に出して言うのではなく、文にしたため伝える言葉。

今日、文月朔日…伊曾乃神社での朔日祭に参列させて頂き、引かせてもらった御神籤は44番末吉。

そして 書かれていた「神の教」

なさけこもった 其のひと言に 死んだ心も 生き返る

優しいひと言が どれ程 先方の胸に暖かい光を与え、力を添えるか。
言葉には魂があり、力がある。常に神さまと御一体になって、暖かい心を養い、よい言葉、優しい言葉で人を慰め、人をいたわり、明るい世の中を作りましょう。
とげある言葉は 人をきずつける。

文月に言霊のチカラを改めて氣付かせてくれる メッセージ。

そして、名古屋に住む照ちゃんが届けてくれた熊本の大野勝彦先生の7月のカレンダーには こんな言葉のことが…

きれいと言われたことは ありません
好きも 結婚してくださいも ありません
でも言われなくても 分かっていました
今 孫の笑顔を見ながら 
正解だったと 微笑んでいます

実は我が家もプロポーズの言葉を言ってもらってません。

きっとこの世を終わるまで言ってくれないと思います。

でもそんな旦那さんだからこそ 一緒に居られるのだと思います。

上っ面の言葉ではなく 深い深い愛をきっと持っていてくれるから、こんな我儘な私と一緒に居てくれるのだと…。

昨日、散髪屋さんで私は前髪を少しカットしてもらってヘナ染とシェービング。

そして、旦那さんも隣で長~い髪をカットしてもらって、ほぼ出来上がった頃…「わっ!!男前上がったね~」と言ったのに、何も言わず…。

で、お店の旦那さんが 「旦那さん…無表情スルーですね」と…。

お~いつも私が話してもそんな時がチョコチョコあるけど、「無表情スルー」って、いい言葉。

早速、「ホント!無表情スルーっていい表現ですね~」なんて喜んでたら、こらえきれなくて うちの旦那さんニンマリ…

もうひとつある 大野先生の日めくりカレンダーには

あなたの瞳の中に やさしさを見た
ついて行こう その時 そう 思った

ともあり、そうなんだよな~ 千の甘い言葉よりも やさしいまなざし。

ちょうど大野先生の下の伊勢修養団で頂いた日めくりには

やさしい目 明るい声で 「こんにちは」

そして、岐阜のぜんきゅうさんの日めくりは

笑顔から はじまる

おまけに洗面所に置いてある坂村真民さんの今日一日の日めくりは…

念ずれば 花ひらく

ちなみに今日の御神籤のもうひとつの言葉の方は

もえ出ずる 若葉の色ぞ 美しき
花さき 実る 末もみえつつ
次第次第に運がひらけて盛んになります。あまりに一足飛びに飛んで事をしようとするとあやまります。
時を見て 心ながくのぞみを 達しなさい

とあり…まさに「笑う門には福来る」のような今日の御神籤。

目は口ほどにモノを言う…と言われるように、目と目で通じ合う関係。

目の奥の奥に輝く愛の光。

今日、朝の連続テレビ小説「ひよっこ」で主人公みねこのお父さんの弟、叔父の宗雄さんがすっごくイイこといっぱい言ってました。

「東京の空には星がないな~  でも若者諸君  星は見えないだけで無いのではない… わかるか!」と…。

そして、ビートルズの初めての来日武道館ライブを前に ビートルズラブの宗男さんがビートルズを語った言葉が…深イイ!!

かっこつけずに 思ったことを 思いっきり叫んでるのがビートルズ。
ビートルズの音が大きいのは、出来るだけ大きな音で思ってることを遠くまで届けたいから…だと。

きっと音に包まれる感覚なんでしょうか。

私自身、あまりビートルズは知らないけれど、「イエスタデイ」や「イエロー・サブマリン」、「レット・イット・ビー」は魂が喜ぶ名曲だと思います。

言葉は世界をも変える力があり、聖書の中一番長生きしたイエスさまの弟子ヨハネが書いた「ヨハネによる福音書」のはじめのところにも…

最初に言があった 言は神と共にあった。言は神であった
この言は初めに神と共にあった。

すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。

この言に命があった。 そしてこの命は人の光であった。

光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝てなかった。

言葉の世界は奥が深いです。

語らずとも伝わる言葉もまた言葉。

7月文月…優しい言葉、暖かい言葉で 少しでも明るい世の中を作れるように 謹んで過ごして参りたいと御神籤や日めくりから学ばせて頂きました。

水無月大祓い

夕方5時からの…伊曾乃神社での水無月大祓式。

ギリギり間に合い参列させて頂きました。

「水無月の 夏越の祓ひ する人は 千歳の命のぶというなり」

水無月は、水の無い月とではなく 「水の月」

もともと古事記のお話の中でも、黄泉の国から逃げ帰り、川に入り水によって…目を洗い…鼻を洗って…禊してきたもの。

水の月…梅雨となり 人間だけでなく世の中の全てのモノが水によって清められる月。

そして宮中でも 1300年ほど前から水無月晦日には 夕刻大祓いの儀式が執り行われているのだそう…。

6月までの半年間の罪穢れを 人形に移し 祓ってもらう大祓い。

一人ひとりが川に入り、禊をするのではなく 人形に移し 茅の輪をくぐり そして、その青々とした植物は再生を促す力を宿すのだそう…。

今日の水無月大祓いと同じように、旧暦の6月15日…今年は8月6日には、西条市内を流れる加茂川の河原で執り行われる「夏越祭」

河原に幕屋が作られ、大勢の人々が この夏を無事に過ごせますように…と祈りこの日も人形に罪穢れを移し、茅の輪をくぐり 神さまに全託。

京都の祇園祭が行われる 7月17日などは 聖書から繋がるお話の中、疫病を祓う儀式として 伝わって来たのだとか…。

小さな頃から 夏越祭の日には お風呂上りに 人形(ひとかた)さんを手に…

頭がよくなりますように…
目がよく見えますように…
耳が聞こえますように…
顔がきれいになりますように…

と、手や足や身体全部を撫でまわし…なんだかホッとしたものです。

罪穢れを祓うより人形に願いを込めて…

50歳を過ぎた今でも、人形さんを手に 身体中を撫でまわし…たくさんの罪穢れを身代りになってもらいました。

清められ、そしてまたこれからの半年間…身も心も神さまと寄り添い過ごさせて頂きます。

 

 

 

介護からの緊張と緩和

昨晩、松山での竹田研究会に参加の為に 我が家の認知症の叔母…初めて小規模多機能型施設の宿泊利用してもらいました。

そして、今朝9時にお迎えに行くと 昨晩は7時半から朝7時過ぎまでぐっすり眠ってて 起こしても起きなかったと…。

我が家では、早くても夜11時頃の睡眠になってしまい 今日からは出来る限り早く寝てもらうことに…。

っということで、いつもは隣で 座って本を見てもらったりしてる叔母…今日は先にお布団の中、夢みてもらってます。

今日は、お迎えに行った後 かかりつけの内科を受診。

実は、我が家で暮らすようになった6月から 投薬をやめており…一緒に暮らす生活の中 既往症の 認知症と軽い糖尿病が 新しい生活で、どんな数値が出てくるのかを…知っておきたくて…。

血液検査、尿検査、血圧…心電図やレントゲンまで取ってくれて…。

きっと毎日の食生活とストレス…この二つがきっと重大なカギを握っており、また飲む!吸う!浸かる!!の水素まみれの生活が どんな風に86歳の既往症に働くのか…まさに実験!!

そして、今日は昼間たっぷり時間があるってことで、歯医者さんで歯のチェックと、私の行ってる理容院でヘナの白髪染もしてもらい…洗い流すのは我が家へ戻ってゆっくりと…。

ちょっと早めに水素のお風呂にも浸かり…今日は、たっぷり1日介護させてもらいました。

明日は夏越せの大祓い。

あっという間に1年も半分が過ぎ…我が家の生活も6月から大きく変化し、これからの主人と叔母と私の3人暮らし…どんな風な展開になっていくのか…

そして、昨夜叔母がいない…ちょっと解放された夜は、また新鮮でもあり有り難い夫婦二人の平和なひとときでもありました(*^^)v

緊張と緩和…介護をすることで知る新たな責任と喜び。

そして明日は、夕方5時から地元伊曾乃神社で水無月大祓式…

今年前半の穢れを祓い清めて参ります(^^ゞ

 

 

 

日本が日本であり続ける為に!!

3ヶ月に一度、松山の椿神社で開催される「愛媛竹田研究会」

初めて参加させて頂いたのは、もう6年ほど前…。

明治天皇の玄孫…竹田恒泰さんが来られるから行ってみませんか?と誘われ、参加させて頂き…行ってビックリ!!聴いてビックリ!!

その頃、まだ竹田先生自身 テレビにもあまり出ておられず、明治天皇の玄孫…なんて、私はてっきり初老の老人を想像しておりました。

なんと、音楽と共に登壇!!そして「こんばんわ~!!」…と、まるで吉本の芸人さんのような抱腹絶倒のお話。

数年前まで毎月開催されてた愛媛竹田研究会も、今では3ヶ月に一度。

前回、参加出来ず久々に聴かせて頂いた「古事記の解説」と「時事問題」は、あっという間の3時間。

今日は第15代天皇応神天皇の崩御の後、皇位継承をめぐるお話と、渡来人により伝わってきた中国からの技術…稲作、シルク、陶磁器、漢字、ラーメン等々。

ちなみに15代応神天皇のあと16代目は誉高い仁徳天皇。

中国から伝わってきた数々の技術を、本家のオリジナルよりも良いモノへと学び作ってきた民族が日本人であること。

中国へ200回以上訪れ、中国を知ってるからこそ 日本人の技術力や勤勉さを誇りあるものと伝えて下さる竹田先生。

実際、中国から伝わってきた漢字。

日本に漢字が伝わり…そこからひらがな、カタカナが生まれ…表記しやすくしていった日本人。

中国では、漢字表記だけの為に…外来語を表記する際かなり無理が生まれて来ている現状もあるそうで…。

そして、時事問題では 眞子内親王殿下のご婚約のお話から、今また「女性宮家設立」に向けて意気込んでいる野党のお話。

皇室を外から支えていきたいと…皇室の皇位継承のお話や、万世一系男系で継続し続けている日本の皇室のお話を毎回わかりやすく伝えて下さる竹田先生。

実際、2677年続く神国日本の歴代天皇125代のうち、女性天皇は8方10代。

天皇は、血統の原理により継続されており、女性天皇はあるが 女系天皇は一度も存在していないこと。

また、天皇の娘の嫁ぎ先というのが 身分の違いからなかなか結婚が難しかったらしく、藤原家五摂家に嫁ぐか…出家し尼になることが多かったそう…。

また、明治時代には 皇族へ嫁ぎ…、昭和の時代には 藩主の家に嫁ぎ…そして、今上天皇の娘清子さまは一般の方のところへと嫁がれ…

皇室の女性は 皇族では無くなって 来てたこと。

戦後、GHQによって11の宮家が廃止され、現存では皇室の存続が危ない!!と、女性宮家擁立を訴える話がまた浮上してきているようだけれども…

竹田先生曰く

・旧皇族の復活
・現存の宮家に旧皇族の男子を養子に迎える
(現在旧宮家の男子には10名以上の男系を継承できる方がいらっしゃるそうです)

まさに…血の継承。血統を守り続ける為に用意されているのが宮家のお役目。

そして生まれた時から、皇室に生まれた男子は天皇になることが皇位継承順位が付けられ…そうなるように決まっているから…。

明治時代、神宮の式年遷宮に使う木が枯渇し、式年遷宮を20年に一度から60年に一度にしませんか?との問いかけに

明治天皇が〝ばかもん”と一喝。

「伝統を変えることを議論する前に 伝統を守ることを議論しろ!!」と…。

歴史上、民間の女子が嫁ぎ宮中に入ることはあっても、民間の男子が宮中に入り 皇族になったことは一度もなく…!!

もしも、そんなことが まかり通る様な事態になれば、愛子さまに近づき、言い寄ってきて…仲良くなり まんまと皇族に居座ろうとしてしまう様なスパイか不届き者が生まれてしまうはず…と。

2677年、脈々と伝え守られてきた皇室の掟。

日本が日本であり続ける為に!!

万世一系男子によって継承されてきた この美しくも尊い民族のひとりとして、皇室の弥榮を祈ります。

そして、次回愛媛竹田研究会は 9月20日(水)18:30~です。

他にも全国17か所で開催されております。詳細は「竹田研究会」まで…

 

禊の雨

やっと梅雨の季節を感じる今週…。

紫陽花も雨を喜ぶようにキラキラ輝き、やはり6月水無月…水の月。

7月1日には、四国西条のシンボル霊峰石鎚山のお山開きもあり、その前に浄化の雨。

お山開きと言えば…スキーインストラクター時代、シーズンも終わり ちょうど石鎚山の成就社にある白石旅館でお山開きの間のアルバイトしてみない?

…ということで、10日間のお山開きのアルバイトを、4~5年続いてさせて頂きました。

7月1日からのお山開きの準備から10日間のお山開きの期間、そして終わってからの片づけまでお手伝いさせてもらったときは、15日くらい。

岡山や広島、山口県からの石鎚信仰の信者さんが、その頃はしまなみ海道もなく夕方到着し、夕食を食べお風呂に入り…翌日朝3時には起床。

そして朝食をし、山頂へと登り ご来光を拝み…お昼近くには戻ってきて、昼食をすませ地元に戻っていく。

お山が御神体。

きっと遠い遠い昔、瀬戸内海の向こうから見る そびえ立つ西日本一の霊峰石鎚山は、雄々しく輝き、神さまのように 遠く近い存在だったのかも知れません。

しかし、あの頃の10日間のお山開きの最中は、毎日朝3時には起き、夜は10時ころまで手伝い…その後お風呂に入り、睡眠時間は毎日3~4時間ほど…。

今は、土小屋の方で旅館をしている白石旅館の長男、廉太郎さんが責任者で、毎年岡山大学のラグビー部の男の子達と食堂で働く10日間は、今では楽しい思い出。

アルバイトさせてもらってたのは、私がまだ28歳の頃~だったので、もう26年前。

ぎゃ!!その頃大学1年生だった彼らも今は、44~5歳?

私の中では、ずっと大学生のままの彼ら…。

お山開きの後、一緒に山頂まで登山し 鎖も登ってたんだから…私も若かったし体力あったな~と…。

不思議とお山開きを手伝わせて頂いた頃、何か運氣も上々…。山の神様のエネルギーを知らず知らずのうちに頂いてたのだと…思います。

10日間の中、出来れば山の神さまがやさしく包んでくれるような、お天氣に恵まれ 遠くからも近くからも来る人々にも 素晴らしいお山開きとなりますように…。

今週の雨は禊の雨。

霊宿る霊峰石鎚の神さま…あなたの麓で生活させて頂いていること…改めて感謝し ここに生まれたことを嬉しく思います。

 

 

 

水は命!

水は命! 水が変われば暮らしが変わる!!

今日水の科学研究会理事の堀浩道先生の健康セミナーが高松市で開催され、行って参りました。

太陽院で取り扱ってます水素風呂や水素水のお話に限らず、現代の水事情。

今や常識となっている身体のなかの酸化を還元していく「抗酸化」のお話。

しかし、その抗酸化を考える前に、身体を酸化させてしまう環境や水を変えること…

まさに、水が変われば暮らしが変わる!!とはこの酸化をさせないための生活への提案。

そして、数年前から言われてる水道水に含まれている発がん性物質
「トリハロメタン」

なんと、常温から40℃に加熱されることで、「トリハロメタン」は1.5倍

そして、さらに100℃まで加熱されると常温の3.5倍の「トリハロメタン」が発生してしまうのだとか…

40℃といえば、お風呂やシャワーの温度…そしてトイレの温水便座等々。

100℃は、赤ちゃんの湯冷まし用に沸かす水道水。そして粉ミルクを作るときも…もちろん大人の飲むお茶やコーヒーも…。

飲むだけでなく、けい皮からも入ってしまう「トリハロメタン」

そして、本来人間が持っている抗酸化力も加齢と共に減り、病氣の原因となることも…。

実際、体力・氣力・筋力・持久力・視力・記憶力・皮膚のハリ等々身体に現れてくる老化現象や

身体の見えない部分…自身の持っている酵素の減少、細胞の減少や壊死、新陳代謝の低下や吸収力の低下も抗酸化力を低下させてしまっているもの。

そして水道水による発がん性物質や加齢による様々な働きの低下だけでなく、生活環境の中、常に吸っている空氣までも酸化してしまってるような現代。

家で使っているテレビや電子レンジ…そして冬場の電氣カーペットや電氣毛布までもが環境を+イオンへと持って行ってしまう。

本来ならば+イオンが100、-イオンが120が理想だそうだけど、現在は+イオンが120、-イオンが100になってしまってるのだとか…。

こんな環境や自身の機能低下をカバーしてくれるモノのひとつに、水素水や水素風呂、水素吸入が効果があり

40℃で水道水のお風呂に入るならば、お風呂の中で水素発生され還元作用のある水素風呂なら安心。

水道水を飲むよりも浄水器をつけた方が良いそうだけど、高額な浄水器を買う前に 持ち運び便利な水素ボトルも効果的。

堀先生の水の科学研究会や各大学や病院でも研究されて来ており、副作用のないもっとも安全で効果的な水素の効能は確実に水素の時代到来となるものだと、また改めて実感できた2時間でした。

水の科学研究会理事の堀先生の健康セミナー 四国では…

7月11日(火)高知、
8月22日(火)高松で開催されます。

また水素医療研究会が全国各地で開催している健康セミナー入場無料…是非太陽院(090-1170-5215)までお問い合わせくださいませ。

 

おむすび

先日、いつも往診に行かせて頂いている 今治市波方町の患者さんから群馬県にある長徳寺ご住職の書かれた

「おむすび賛歌」ー仏さまと手を結ぶー

という、小冊子を頂戴しました。

16ページほどの小冊子…少し抜粋させて頂きます。


古代インドには右手右肩を「浄・仏さま」、左手左肩を「不浄・人間」と考え、貴人を迎える際には、尊敬の意を表すために、右肩を貴人に向けて、時計の針のようにその周囲を三度回った…という礼法があった。

両手を合わせるのは、「仏さまと一体になりたい」という人間の悲願(切なる願い)があったものと考えられます。

「おむすび」は両方の手が力を合わせて作るものです。

仏教詩人・坂村真民さんは〝おむすび”という詩のなかで、
「むすびあうという、そのなのよさ」と言っていますが、まさに おむすびは「結び合う」という心の象徴でもあるわけですね。

おむすび、おにぎり、にぎりめし、と言い方はさまざまですが、ここでは「おむすび」を採りました。

仏さまと手を結ぶのだ、と思っていただきましょう。


一、赤ちゃんの産声

赤ちゃんは母親の胎内で両手を組んでいます。仏さま、そのものの姿なのです。

この世に生まれ出るとき、赤ちゃんは大きな産声をあげます。人間として生きていくのだ…という決意の声なのです。

産湯を使わせるとまた大声をあげて泣きます。両手が離れると不安感におそわれるからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中略

このことを思うと、人間は両手がばらばらなとき 不安感におそわれやすく、両手を合わせると安心感を得ることができる…と考えられるのです。

祈る、願う、悼む、感謝する…このようなとき、人間は両手を合わせたり組んだりしますが、それは純な心の表われで、その姿は「そのままで仏さまなのです。


そして、この小さな本の中には おむすびを通して受けた母への愛の形が2~3書かれていて…胸の中がじ~んと熱くなりました。

母の作ってくれてた俵型のおむすびは、実は私なかなかうまく作れず、いつも三角おむすび…か、ま~るいおむすび。

ま~るいおむすびは、山形の月山でアルバイトさせてもらった「ロッヂ柏や」のおばあちゃんが作ってくれるおむすびが、真ん丸で…

ちっちゃい手で、やさしくやさしく むすぶ おむすび。

海苔でくるんで、山で食べるおむすびは、青春の味。


そういえば、スキーでヨーロッパに1ヶ月半くらいシーズン前に練習に行ってた時も、住んでたペンションの屋根裏の部屋で 山用のコッフェルで ご飯を炊いて…お昼おむすびにして持って行ってたことを思い出します。

お金がない中での1か月半…その時お世話になった日本人にもおむすび渡して喜んでもらったことも…。

お米の国だからこそ味わえるおむすびの暖かさ…。

この本の中にも、最後こんな風に…

「おむすび」とは、不思議な食べ物ですね。作ってくれた人の心が詰まっていて、ありがたいと思うと同時に、人さまにもそうしてあげたいと…自然に思えてくるから不思議なのです…と。

今、私は丸いおむすびに紫蘇の葉をのせて、海苔でくるんだおむすびがお得意。

私のおむすびで、誰かのハートが暖かくなるとうれしいな…と思います。

敬神婦人会

地元愛媛県西条市の伊曾乃神社は旧国幣中社。

有り難い天皇陛下よりの幣帛料や皇太子さまのご参拝も…

古事記、日本書紀に記され、世界で一番永く続く…神国日本。

戦後、国家神道が廃止され政教分離、祖国の建国の歴史を伝ることも排除され 神社といえば、雑誌やネットで取り上げられ…パワースポットと称され山の様な人だかり…。

愛媛県内でも旧国幣中社は、しまなみ海道の途中 大三島にある大山祇神社と伊曾乃神社の2宮のみ…。

伊曾乃神社は、御鎮座より今年1880年。

地元を支え…また支えられ続いてきたお宮。

4年前、この伊曾乃神社にも敬神婦人会が発足され 私も婦人の仲間に入れてもらい 今日4回目の敬神婦人会総会。

会則には…

「本会は伊曾乃神社の御神徳発揚のためご奉仕すると共に 会員の親睦を通じ切磋琢磨し 婦徳の涵養(かんよう)に努め 清く明るい世の中を築くことを目的とする」

と、あり…婦徳の涵養の婦徳とは婦人の守るべき道徳上の義務。

そして、涵養とは…自然にしみこむように、養成すること。無理のないようにだんだん養い作ること。

戦前、日本の女子教育の中 女性には四つの徳があるとされ

「婦言」…鮮やかであるけれど、慎み深く 汚い言葉遣いを使わない
「婦徳」…才能を表だって見せることなく、立居美しく、静かに振舞う
「婦功」…人と比較し優れる必要はないがいつも適宜対応出来ること
「婦容」…いつも身だしなみを美しく保ち、いかなる事態にも冷静に対応

この四つの徳は、女性の基本姿勢であり、徳であり…修身齊家となるそうで、家を齊(ととの)えることが、国家を治めることに繋がり…昔の人は、家庭の重要性を認識し、女性の役割を重視し…。

言葉が乱れ…家庭が乱れ…世の中が乱れて行かないように…。

伊予の国西条に鎮座された伊曾乃の大神さまの御許での敬神婦人会…出来ること私も四つの徳を身に着けていきながら…お手伝いさせて頂きます。

ふと、こんな讃美歌が脳裏に…

主よ みもとに 近づかん のぼるみちは 十字架に
ありともなど かなしむべき
主よ みもとに 近づかん

さすらう間に 日はくれ 石のうえの 仮寝の
夢にもなお 天をのぞみ
主よ みもとに 近づかん

主のつかいは みそらに 通うはしの うえより
まねきぬれば いざのぼりて
主よ みもとに 近づかん

めさめてのち まくらの石をたてて めぐみを
いよよ切に 称えつつぞ
主よ みもとに 近づかん

現世をば はなれて 天がける日 きたらば
いよよちかく みもとにゆき
主のみかおを あおぎみん

2677年続く神国日本。

婦徳を積み 家庭を齊(ととの)えてきた 女性たちもまた 神さまに支えられ 家庭を支えてきたんだろうな…と 改めて感じさせて頂きました。

最高の笑顔はすべての健康から