太陽院院長 近藤 千恵子です(^^)v
愛媛銀行さんの「西条ひめぎん会」が今年20周年を迎えたということで、記念講演会がお昼3時から開催され、
少し席が空いてるから…という有り難いお声掛けに、主人や仲間と行って参りました。
結婚式場での講演会は華やかで、清楚。
そして、今回ご講演される方は…なんと竹田恒泰氏。
そして、始まった竹田先生のお話。
日本が経済力を高めていったのは、ペリー来航のころから…
実際、お米が通貨の様な日本…過剰に置いておけば置くほど価値の下がるお米は必要なだけあれば良かったとも…。
そんな日本は、ペリー来航の頃 世界から見れば極貧国。
そんな日本が、大東亜戦争の時には 国連加盟国の中で…経済力も軍事力も五大国に入るほど…。
そして、大東亜戦争後の1945年は再び極貧国に…
そんな過去を持つ日本は、現在GDP(国内総生産量)が世界第3位なのだと…。
なぜ そこまで経済を回復させていけてるのか?
それは、日本人の持つ仕事やモノ作りへ向かう精神性に在るのだと…
お米作りも シルク作りも、中国から来た技法だけれども、より良いモノを求め研鑽してきた日本人が作る お米もシルクも 本家の中国産よりもお米はおいしく…またシルクは光沢が美しく強いのだと…。
実際、今の日本のGDP(国内総生産量)は…ロシアの4倍…ベトナムの48倍…そして北朝鮮の480倍なのだと…。
そして、竹田先生が示されたのは…
では、愛媛県が独立国だった場合…世界の何番目なのか???
なんと、世界国連加盟国193か国の中4兆9千万円で86位なのだと…。
これは、実際ガーナと同じGDP。
人口135万人の愛媛県が、人口2500万人のガーナと同じGDPなのだと…。
ガーナの首相と愛媛県知事は同等だと…(笑)
で、竹田先生らしい展開の中、次は西条市が独立国だとすると…と。
なんと、193か国中…4300億円で157位。
これは、聞いたことの無い国アフリカのシエラレオネと同じなのだと…。
人口10万人の西条市と人口660万人のシエラレオネと同じGDP,
そんな風に示されると、本当に日本の経済力ってすごいな~と改めて感じることも…。
明治維新から150年の今。
貧しくても凛と生きて来た我々の祖先から受け継いできた日本人の精神性…。
「世の為、人の為に生き…そして、惜しまれながら死んでいく」…日本人
桜の花の如く…。
実際終戦後、ロシアに抑留と言う名で「拉致」された日本人57万人。
過酷な労働の中、5万5千人が死んでいったそう…。
そんな中、ウズベキスタンのナヴォイ劇場はその抑留された日本人が作ったモノ。
そして、そのナヴォイ劇場のあるところが マグニチュード5の大地震に襲われた時…このナヴォイ劇場だけは無傷で建っていたので避難所になったのだと…。
たとえ抑留され過酷な労働の中にいても、建物はきちんと建てる…そして、今日のお話の中には無かったけれど、ネットで調べてみると…
配給された食事をみんなで分け合い…
作業をする時には、「せーの!」という言葉をかけて力を一点に集中させるなど…日本人の和の心をソ連兵に説いたり…
地元の子供やご老人からの差し入れに、ちゃんとお返しをする…など過酷な環境下でも礼儀を忘れず…
勤勉で、地震にもびくともしない、ウズベキスタン人の命を救った日本人に、今でも現地では…
「日本人のような人になれ…」と、言われているのだと…。
1時間半のお話の中、先祖からずっと受け継がれてきた 私の細胞の一つひとつが歓び…またパワーをも頂きました。
戦後、敗戦国となり 日本の過去のことを褒めるような教育を受けることが少なく、思春期を迎える現代の子供達。
自身のお父さん、お母さんの悪口ばかりを聞いて育った子供と、両親の良い所を知り育った子供の行く末は、おのずと導かれて行くような氣がします。
自分自身の生まれた国の良い所も悪い所も知り、この国に生まれたことを誇りに思えること…それが一番必要なことなのだと思わされて成りません。
今日は、素晴らしい講演会に誘っていただいた ひめぎん西条支店永易支店長さんに感謝…。
どうか 益々の発展を祈っております。