太陽院院長 近藤 千恵子です(*^^)v
今日は、朝から徳島へ民生委員高齢者専門部会にて ケアハウスと特別養護老人ホームの視察研修行って参りました。
徳島、高知、香川、大阪、兵庫で福祉事業を展開している「健祥会グループ」の中の施設…健祥会モルダウと健祥会リバティ。
自由と正義の草の根政治を志した 創設者の中村博彦氏。
今日、視察させて頂いたケアハウス リバティから見える吉野川の景色と チェコ・プラハから見えるモルダウの景色が似ていることと、
チェコ・プラハ市民が自由を求めて、ソビエトを中心にしたワルシャワ軍の武力弾圧に抗議した時の光景。
そして、まさに介護施設を利用する方々の「自立と自由」こそがケアのすべてであり、永久に止まぬモルダウの流れの様な福祉を…と、志した中村博彦氏の思いを実現した施設。
ケアハウスと特別養護老人ホームそして、デイサービスを案内して頂き、まさに目からうろこ!!
デイサービスは、個々にみんなが自由すぎるほど自由に過ごし…そして、ケアハウスは 最高に贅沢な施設が普通の人が無理せず利用できるような価格で提供。
そして、デイサービスの部屋の壁に書かれていた言葉は…
「老う程に 笑顔のなんと 美しき」
また、認知症の人たちのデイサービスのところには、
「もちをつき 松竹立てて 祝う時 桜とちりし 勇士を忍ぶ」
たくさんの人々の心と心が通う場所。
事業が儲けを優先するのではなく、思いを優先させることに視点を置くと…見えてくる成すべき姿。
そんな姿を今日しっかり見学させて頂き、爽やかな氣持ちにもなり…。
その後、徳島駅近辺で昼食後…四国遍路一番札所「霊山寺」と阿波一宮樹齢1000年の楠が迎えてくれる「大麻比古神社」へ。
一番のお寺と、一番のお宮…大麻比古神社の側には、日露戦争後の捕虜施設もあったのだとか…。
で、ドイツ軍の捕虜が造ったドイツ橋やメガネ橋…捕虜という苦しいイメージではなく、地元の人々と国境を越えた暖かい友情で結ばれた日本とドイツ。
今も、日独友好の灯がともし続けているのだとか…。
徳島に居る間、雨に打たれることも無く…バスで西条に戻る頃 パラパラと雨が降り…そして到着の頃は雨もなく 美しい夕焼けを拝み…。
今日は、近いようであまり寄ったことのない 徳島の魅力を満喫。
良い時を過ごさせて頂きました。
そして、また今度ゆっくり訪れてみたい徳島…万歳!!