今まで生きて来た中で…

太陽院院長 近藤   千恵子です(^^)/

25年前14歳でオリンピック金メダルを獲得し、優勝の感想を聞かれ

「今まで生きてきた中で一番嬉しいです」と、答え…誰もがその初々しさと歓ぶ姿に感動した水泳の岩崎恭子選手。

今日、夕方かかっていたテレビの中で、

「今、39歳になった岩崎恭子さん…バルセロナの金メダルが今でも生きてきた中で一番嬉しい事か?」という質問をする番組。

14歳の映像も流れ、そして現れた39歳岩崎恭子さんは 柔らかな笑顔で、テレビのインタビューに答えておりました。

そして、今でもあのオリンピックで金メダルを取ったことが人生で一番嬉しかったことか?との問いに…NO!

にこやかに笑いながら、これまでの人生で嬉しかったことは

「娘の成長」だと…。

そして、今日も学校に行く姿に、倖せを感じ…。

更に、恭子さんの話では、水泳は自分だけのことだけど…娘の為に何かする方が嬉しい…と。

倖せになる定義そのもの…。

そして、娘の成長の次には、「結婚・出産」が、オリンピックの金メダルよりも倖せ感は上!!

バルセロナの次のオリンピック…アトランタにも鳴り物入りで出場…かなりのプレッシャーだったと思うけれど、アトランタでは 予選落ち。

さぞツラい思い出のアトランタかと思い見ていると、

「アトランタにも出させて頂き、人生の中 2度もオリンピックに出られたこともバルセロナで金を取った時と同じくらい嬉しかった」と…。

人は自分だけの為に生きようとしても…所詮自己満足の世界。

誰かの僖ぶ顔を見る時、自分自身のなかで僖び物質セロトニンやドーパミンが発生。

こうやってブログ書きながら、私の母が52歳からかかっていた「パーキンソン病」のことを思うと、今更ながら我儘な私を反省してしまいます。

パーキンソン病とは、脳の中でドーパミンが出ないことで 半身の筋肉が硬直したり、震えたり…。

家族や子供の為に、一生懸命してくれた母に…私自身「あたりまえ」と思ってしまってた所がいっぱい。

生まれた時から、ずっと母の愛は変わらず降り注いでくれるものと、思い込み…あたりまえと感謝すらなかった若い頃。

病にかかり、老いていく母を見せられた時 初めてあたりまえでない存在に、感謝が改めて湧き出たほど…。

母の愛にもっともっと素直にありがとう…と感謝していたら、母の脳内物質ドーパミンも、もっともっと出ていたかも…。

今更…ですが…。

岩崎恭子さんの「娘の成長」がオリンピックの金メダルよりも、2度のオリンピック出場よりも…僖びが2倍だという言葉に、

私の母も同じように 娘達の成長や僖びを何よりも誰よりも 僖びにしていたのかな~と思い、また天に還った今でも同じ思いで見守ってくれてることを思うと…

本当に母の愛に…感謝いっぱいです。