今日突然届いた、「真央さん死去」の訃報。
34歳…2人の愛しいわが子を残し、また愛する旦那さまとのこの世のお別れ。
癌と向き合い、多くの人々の希望になれば…とブログで思いを綴り…天に還って逝った真央さん。
きっとあと1日…あと1日…せめて子供達が一人立ちするまで…と、願い祈り…愛を与え続けた毎日。
母や妻に先立たれ…残された家族も、遠く離れた世界へ旅立つ母も…無情な思いを胸に抱き過ごすこれからの時間。
毎日どこかで誰か生まれ…どこかで誰かが死んでいくこの世。
そして、天上界では今日も使命を以てこの世に旅立ち…そしてこの世での使命を終えて戻って来る魂達。
ふと…金子みすゞさんのこんな詩を思い出した。
「大漁」
朝焼け小焼けだ 大漁だ
おおばいわし の 大漁だ
浜は まつりの ようだけど
海のなかでは 何万の
いわし の とむらい するだろう
独特の金子みすゞさんの詩の世界。
他にはこんな詩も…
「おさかな」
海の魚は かわいそう
お米は人につくられる
牛は牧場で飼われてる
鯉も お池で麩をもらう
けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたずら一つしないのに
こうして私に食べられる
ほんとに魚はかわいそう
この世では、あの知的で優しく可愛い女性…真央さんを多くの人々が悼み、そして天上界では神さまが 使命を終え戻って来た真央さんを大きな光で包み、やさしく迎え…
早くに母を亡くした子供達やパートナーを失った海老蔵さんにもまた…大きな光と神さまの大きな愛がきっと優しく包んでくれると…
愛別離苦…愛する者と別れる苦しみを超えて…見えてくる世界。
「愛してる」と旅立って逝った真央さん自身も、愛する者達とのツラく苦しい肉体の世界…この世とのお別れのとき。
そして、今日大東亜戦争の中、あまりにも卑劣な戦いとなった沖縄で一方的に被災され旅立って逝った方々への72年目の鎮魂のための慰霊祭。
限りあるこの世での命の時間…人はどう生まれ、どんな風に生き…どう死んでいくのか…。
生も死も…善も悪も…神さまがつくる世界。
生まれ来る時代や場所…全てのことに大きな学びの時があり、今の時代を生きる私自身も、健康・平和・人間関係・経済等々 多くの学びを通して神さまの愛の世界感じていきたいです。