忘れるということ

6月から一緒に暮らし始めた認知症の叔母。

30秒で色んな事を忘れられます。

氣にいらないことがあり、プイと拗ねてても 30秒後に忘れられます。

認知症の人と一緒に生活するということ事態が、本当に未知の尊い経験であるように思います。

私自身は、朝9時過ぎからデイサービスに迎えに来てもらって、夕方4時半頃まで預かってもらってるので、朝の準備と夜寝るまでの間だけ…。

しかも…叔母ひとりだけを見てれば良いので 一緒に暮らし始めてみると、何とかなるな!!と…。

介護事業所で、毎日認知症の方々を大勢相手にされてる方は、きっと一人ひとり症状も違うし…私もうちの叔母のような状態の人を2~3人看るとなると自信はないかな…。

そして、忘れるって…案外いいことなのかも知れないな~とも思えます。

人間は記憶する動物であり…、その記憶されたことがトラウマとなり人生の中で、自分の行動を止めてしまったり…冒険できなかったりするかも知れない。

ずっと以前に、テレビか雑誌でスピリチュアルカウンセラーの江原 啓之さんが、

「認知症の人の魂は、先に霊界に戻り肉体だけがこの世にいる状態」…なのだと。

そして、この世で生活している限り、記憶されていないと不具合はたくさんあり 家族やまわりの者が神さまに試されているような状態。

30秒で忘れられるから…毎日毎時毎分新しい世界。

良いとか悪いとジャッジするものではなく、逆に倖せだろうな~とも」感じる世界。

どうか、日々の生活の中 笑って赤子のごとく生活できるように、私自身も固定観念を出来る限り拭い去って、忘れることの良さを見習いながら…

ケセラセラ…ケセラセラ…成るようになるさ~♪

と 楽しんで…頑張らない介護いたします(*^^)v