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神さまの子
5月7日、四国で初公演となる「風の祭典」が開催され、その日お手伝いで 本やCDの販売ブースにいた所、4人のうち3人の子供がみんな障害を持って生まれて来たんだ…という広島のEさんに出会いました。
そして、このCDはイイよ!私なんて何回聴いても泣けてくるし…本当に歌に助けられるよ。
で、この本もイイよ…先生のサインも入ってるし…イイよ~と、薦めてくれたCDと本を購入。
あの日から、早2週間。
確かにあの舞台をみて、このCDを聴かせて頂き 齋藤さん一家の愛の世界が広がり、1曲目から私も涙…。
そして、今朝「風の祭典~恵子とともに~」の本 読ませて頂きました。
ダウン症の子供を授かったこと…そして心臓と肺の5回もの手術の8年間。奇跡のようなことが次々と起こり、お母さんと同じ舞台に立ち 多くの人々に愛と感動とあきらめない氣持ちやれば出来る!を届け続けてる恵子ちゃん。
まさに天使。
そして、母 齋藤美惠子さんが医療の現場や周囲の人々から知った、ダウン症のことを知らない人々からの無理解と偏見。
先ず、ダウン症は遺伝では起こらないという事。
成長はゆっくりだけれど、きちんと理解し覚えているという事。
そして、ダウン症の恵子ちゃんをを授かったことで、成長していった家族。
ダウン症だけではなく、多くの障害を持って生まれて来た子達。
何の必要があって、自分自身の身体と命を懸けて大切な親と家族に大きな試練を与えているのか…。
美惠子さんが、風の祭典に出ている子供たちだけでなく 障害をもった子供のお母さんに「あなたが輝いて生きなさい!!」
貴方がメソメソしてたら子供は悲しむよ…あなたが輝いていなさい!!と、いつも言われてるそうです。
自身の身体が動かないだけでなく、家族にまでもがツラく苦しい人生を歩ませるために、彼ら彼女らはこの世に障害を持って生まれて来た分けではなく
どんなことがあっても、平常心で人に愛を与え続け輝き続ける強くて優しいひとになるために 神さまが選んでくれた家族。
そして、この世の中の全ての人の心や魂が輝くようになった時、障害の子供も生まれてくる必要が無くなるんだと…書いてある齋藤美惠子さんのこの本。
あ~障害の子や何か多くの出来事が起こることは、神さまが全ての人々の心と魂に輝きを持たせるために起こっていることだったんだ!!
と、今朝「風の祭典~恵子と共に~」天使からの贈り物・ダウン症の子を授かって…この本を読ませて頂いた時、この混沌とした今の時代に舞い降りた天使たちが愛おしくて愛おしくて…
障害の子の家族だけでなく、この世に生まれて来た全ての魂が今輝けますように…
恵子ちゃん…本当にあなたの使命はダウン症として生まれ家族が輝き、仲間が輝き、そして舞台をみた大勢の人々があなたをみて感動の涙を流します。
齋藤家に生まれたひとりの天使…天からの使い。
いつも優しい笑顔で微笑み まわりを変えていく凄い凄いチカラは誠に神さまとしか言えません。
齋藤美惠子さんに出会えたこと、そして恵子ちゃんと共に歩んできたお父さんやお姉ちゃん達…そしてこの本やCDに出会えたことも全てが主の計らい。
私も日々出会う一人一人が笑顔になれる様に…魂が輝いて生きられる応援が出来るように…しっかりと生きていきたいと一冊の本を読ませて頂き改めて感じさせて頂きました。
余韻
こんなにも余韻が残っている舞台を観たのは久しぶりです。
主催の齋藤美惠子さんが「観てもらったらわかるから…」とおっしゃっていた言葉以上に、私自身観てる最中から、全身が震え涙が止まらないほどの感動。
それはきっと、公演日の2日前から齋藤美惠子さんご一家と共に過ごさせてもらってたから…という事が大きいと今更ながら感じます。
と、言うのも2日前 西条の蛭子神社や伊曾乃神社そしてセルフのおうどん屋さんに一緒に行き 素のご一家と共に過ごさせてもらってたからなんでしょう。
ダウン症の恵子ちゃんも美惠子さんもお父さんの本城さんもお姉ちゃんの恵さんも弓子さんも…普通に私に接してくれて、あんなに素晴らしい舞や太鼓、三味線や歌をみんなに届けてくれるような風がなく…
本当にスゴイ人は、こういう方々なんだ!!と心底感じさせて頂きました。
私が大好きなケイシーの光田先生も津の赤塚さんも…そう。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
そして、神さまが宿る舞台。
一挙手一投足に至るまで、洗練され神がかっている動き。
ダウン症で生まれて来た恵子ちゃんを中心に、ひとりひとりが輝き光に満ちた舞台。
なぜ、20年も公演をされてるのに、私は今まで知らなかったのか?不思議でなりません。
こんなに情報があふれる時代。
感動の連鎖ってなかなか出来ないのでしょうか?
メディアが取り上げるモノばかりが、表面に浮上し 真実は知らされないような現代。
自身の思うことを言うことで、誰かに何かを言われることを恐れる人も多い現代。
田舎は特にその風潮が大きいのでしょうか。
誰かの目や誰かの意見ではなく、自分自身の魂からの叫びに心と身体を動かして行きたいものです。
たった一度の人生だから・・・(^^♪
最も小さい者
新約聖書 マタイによる福音書第25章40節に
あなたがたによく言っておく。私の兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわちわたしにしたのである。
そう語る主。
「情けは人のためならず」という日本のことわざにも示されるように、目の前に現れたことを、どういう形で成すべきか。
最近この聖書の聖句が頭に浮かび消えません。
最も小さい者…雨の中震える子犬のような状態でしょうか。
先が見えないモノに、神さまは出会わせ その時に何が出来るのか?
何氣ないひと言で救われる人もいる。
その微笑みで救われる人もいる。
吉元由美さんの作詞された「Jupiter」にあるように
私のこの両手で何が出来るの?
昨日と今日、明日四国で初公演の「風の祭典」の津軽三味線の本城勝真氏と娘の恵子ちゃんそして、お母さんで代表の齋藤美惠子さん、お姉さんの恵さん、弓子さん、仲間の平岡由美子さんと息子のこうすけ君とご一緒させてもらって、
障害の子供を育てる母や家族
氣をゆるせないような日々の状態をキラキラと輝きながら過ごす嘘のない世界を目の当たりにし、自身のチカラのなさを痛感。
障害者を障害者として扱うことなく、しかし精一杯の愛と行動で最高の状態を作りあげていくこと。
そして、感情に振り回されず、あせることなく待つ親と
ずるいこと、怠けることなど考えることのなく精一杯する子供たち。
お互いの一瞬一瞬。
明日、初めて観させていただく舞台…輝く天使たちがどんな贈り物を届けてくれるのか…本当に楽しみです。
5/7(日) 14:00~ (開場13:30)
松山コミュニティセンター キャメリアホールにて
前売り 大人3,000円 子供1,500円
普通って?
人間の身体…五体とは、頭・両手・両足・胴体の四体とそして魂を合わせて五体。
そして、死を迎え魂が抜けた時に一体無くなり、四体で死体と呼ばれる…と。
21番目の染色体異常のダウン症で生まれた恵子ちゃん。
そして、22番目の染色体と15番目の染色体異常のこうすけ君
見た目も行動も普通の人たちとは、違うけれど一緒に半日過ごさせて思って感じたこと…。
「違うことに臆することなく、ニコニコと自分がしたくてやれることをやっているだけ…
その子供を育てたり関わる周りの人たちの心の中の平安を呼び起すように、普通の人と違うものを見せてくれる。
常に異常な行動を起こしてしまったり、ずっとそばで見守っていなければならない。
こうすけ君のお母様が言った言葉がすばらしくて考えさせられた。
普通だと考えること…
どんな彼女ができて
どんな仕事について
どんな風に育っていくのだろう…とか考えるけれど。
それが、今はただ生まれてくれたことが有り難い。
生きていてくれることに感謝…だと。
そんな風にお母さんが変わって、子供を受け入れた時に、お母さん自身は子供と同じように、キラキラと輝き…子供が育つ。
まさに神さまと人間を繋ぐ、天使のような存在。
神話の中、イザナギ・イザナミによって、最初にひるこが生まれ、葦の船に乗せて流されたひるこ。
ひるこは蛭子と書かれ、そしてえびすと呼ばれ恵比寿さまに…。
私たちの目には見えないけれど真実は見えない所に存在し、天使に成ったり神さまになったり…。
聖書の中にもある言葉
人を裁くな。あなた方も裁かれないようにするためである。
あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。
普通と思いながらも、心が病んでいるような現代。
身体の障害と、見えない何か大切なものの障害。
今日は一日さわやかな風に抱かれて過ごさせて頂きました。
5月7日松山コミュニティーセンターキャメリアホールでの
「風の祭典ー天使からの贈り物ー」
13:30開場 14:00開演
恵子ちゃんと共に生きるご家族や仲間の愛…
多くの方々に届きますように祈ります。
えびすさま
20年以上「風の祭典」と題し公演されている東京の齋藤美惠子さん。
ひょんなことからお知り合いにならせて頂き、お話を伺い…なるほど深いな~と、興味深かったことをひとつ書いてみようと思います。
美惠子さんの娘、恵子さんはダウン症という障害を持って生まれて来られました。
そんな恵子さんに、普通の人と同じように舞踊を教え、大勢の前で舞い太鼓を叩くほどにまで指導して来られた、ご両親。
そして、昨日電話でお話しさせて頂いてた際、聴かせてもらった「蛭子」のお話。
古事記の中、天上界での最初の夫婦イザナギさま・イザナミさまによる「みとのまぐわい」によって初めて生まれた子がヒルコ。
この「ヒルコ」は、葦の船に乗せられ淡路島にあるオノコロ島から川に流されたそう…。
その後の「ヒルコ」の様子は古事記には書いてはいないけれど、
日本書紀では、ヒルコは淡路島を生んだ後に生まれ、3歳になっても脚が立たなかった為
アメノイワクス船という賢固な楠で作った船に乗せて流し…
流されたヒルコが流れ辿り着いたのが、摂津国西の浦(今の兵庫県西宮)
その土地の漁師たちがヒルコを拾い上げ、大事に養い育てたんだとか…。
無事に育った蛭子はその後、「エビス様」として航海・魚の神さまとして祀られるように…。
そして、その後エビスは市の神、商売の神さまとなり、福神・エビス様となり、その後七福神の恵比寿様となったのだとか…。
そして、宝船に乗っている七福神は障害者であったとも…。
昔の人は障害のある方を 尊敬し拝むという風習があったようで、私たちの罪を全部一人で引き受けて生まれて下さったという思いを持っていたようで…。
こんな古事記や日本書紀の話を知り、美惠子さん自身 わが子がダウン症を持って生まれて来たことは、神さまが福の神を届けてくれたように思われたそう…。
私の住む町にも川と海が交わるところに、「蛭子神社」があり 普段何氣なく通り過ぎていたけれど、今日は降りて参拝させて頂きました。
そういえば、淡路島には「七福神めぐり」があったな~。
そして、齋藤美惠子さんと恵子さんご家族とお弟子さん達の四国で初めての「風の祭典」愛媛公演は5/7(日)です。
福の神さまに、是非逢って下さい!
風の祭典
今日、午後3時 松山にある「うちカフェみけ」さんで 松山の友達と待ち合わせ。
そこに先客として いらっしゃったのが 5月7日(日)松山市のコミュニティーセンターで公演をされる齋藤 美惠子さん
公演は、ダウン症として生まれてきた三女恵子さんと恵子さんのお姉さまの恵さん弓子さん、そしてお父様で津軽三味線奏者の本条勝真さんと今日お会いしたお母様で舞踊家の美惠子さん
家族五人とお弟子さんたち20名が繰り広げる「風の祭典」
今年で、20周年を迎えるという公演、四国初上陸だそうで、偶然美惠子さんが沖縄で松山の山内みゆきさんに会ったことで決まった今回の公演。
公演1か月前が近づき、四国で初めての公演ということで まだまだ認知度の低い今回の公演に一人でも多くの方々に伝えたいと…
居てもたってもおれず、今日2度目の松山入り。
ちょうど「うちカフェみけ」さんにいらっしゃった頃、私たちも到着。
そして、お母さん美惠子さんの舞台への熱い思いに共感。
「生きることは 表現すること」
「天使からの贈り物-恵子と共に」と、書かれたまっ赤なチラシ。
平成8年から20年。
東京・秋田・群馬・静岡・千葉・広島・山口・兵庫・山梨・神奈川・大阪…と各地で大反響を呼ぶ公演。
追っかけしている 熱烈なファンもいるほど…。
ダウン症という障害を持って生まれてきた恵子さんを「神さまの子」と思い、普通の子供と同じように舞踊の世界でも きちんと教えてきたというお母様の美惠子さん。
今朝、突然行くことになった「うちかふぇみけ」さん。
世の中には、偶然という言葉は本当になく 出会うべくして出会ったような…
そして全国を飛び渡り、舞台にたつ美惠子さんから直接お話を聞ける機会を頂けたこのご縁に…魂いっぱいの感謝を感じます。
5月7日(日) 14時~ 本条勝真・恵子と柏穂連の「風の祭典」
前売り券・全席自由 大人3,000円 子供1,500円
お問い合わせは、太陽院院長のブログを見たと、お伝えくださり
070-5359-1200(山内さま)へ。
そして 太陽院でも、チラシとチケット預かっておりますので是非…。