太陽院院長 近藤 千恵子です(^^)v
令和が始まって2ヵ月。
今年もあっという間に 半年が過ぎ、昨日夕方5時からは 伊曾乃神社での夏越せの大祓いご神事。
「水無月の夏越の祓いする人は 千歳の命のぶというなり」
そして、明けて今日から7月…文月朔日。
連日参る 伊曾乃の宮。
梅雨の雨もちょうど止み 朝9時から御本殿での朔日祭。
そして、西日本最高峰の石鎚山は 今日から10日間のお山開き。
スキーのインストラクター時代
フリーターだったころ 瀬戸大橋は繋がっていたけれど、まだ 愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」は繋がっておらず、
石鎚山にある石鎚神社成就社のお宿には、広島・岡山からの山岳信仰の信者さん達で大賑わい。
遠い昔から、瀬戸内海の向こうに見える西日本最高峰の石鎚山を神さまと拝み、お山が開く7月…六根清浄!六根清浄!!と山頂へと登って行きます。
お山開きのお手伝いしたあの頃は、朝の3時頃からご来光を拝みに登る信者さんの朝ごはんの手伝いから始まり、夜10時過ぎ 泊まりの信者さんが寝るころまで
バイトの大学生と一緒に 睡魔と体力勝負だった10日間
今ではもう体験できることの無い貴重な体験。
お山開きの終わった後、山頂までの登山も20代の私には軽く出来たこと…。
そして六根清浄… 清々しいこの祝詞。
【六根清浄の大祓】
天照皇大神の宣はく 人は則ち天下の神物なり
須らく静謐を掌るべし 心は則ち神明の本主たり
心神を傷ましむること莫れ
是の故に目に諸の不浄を見て 心に諸の不浄を見ず
耳に諸の不浄を聞きて 心に諸の不浄を聞かず
鼻に諸の不浄を嗅ぎて 心に諸の不浄を嗅がず
口に諸の不浄を言ひて 心に諸の不浄を言はず
身に諸の不浄を触れて 心に諸の不浄を触れず
意に諸の不浄を思ひて 心に諸の不浄を想はず
此の時に清く潔き偈あり
諸の法は影と像の如し 清く潔ければ仮にも穢るること無し
説を取らば得べからず 皆花よりぞ木実とは生る
我が身は則ち六根清浄なり
六根清浄なるが故に五臓の神君安寧なり
五臓の神君安寧なるが故に天地の神と同根なり
天地の神と同根なるが故に万物の霊と同体なり
万物の霊と同体なるが故に
為す所の願として成就せずといふことなし
そして、今日頂いた御神籤の「神の教」にも 同じようなことが…
影が鏡か、かがみがかげか、拝む心が、神ごころ
拝む姿が、拝む心が、神の姿、神の心。
神さまの州が清い正しい誠の心と、神様から受け傳える真直ぐな、
美しい自分の心が、拝むことによって、ピッタリ一つに照らし合わされれば、
邪魔のはいる一分の隙もない。
安心して其日其日が楽しく面白く過される。
梅雨の中での新しい月の始まりだからこそ 清々しく過して行きたいものです。