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不死鳥

太陽院院長  近藤 千恵子です(*^^*)

1月が後数時間で終わろうとしている今、入院中の父の病室で 久々のブログの更新です。

今月22日、父の入院先の病院から 電話が入ってるのを  気付かず 三重県に住む友人家族と久しぶりの再会を楽しんでおりました。

10代の頃 臨死体験をしたという彼女の話や 脳出血から 見事に復帰したお母様の話で盛り上がり 昼食後 ふと携帯電話を見ると 父の病室から 3度も着信。

一昨年前の11月入院後、ほとんど電話等なかっただけに  ただ事ではなく…

昼食後 友人家族とは 別行動だった為  慌てて病院へ電話。

父が大変危険な状態だと…

自宅から数分の病院だけれど、しまなみ海道の見える今治まで来ていただけに  病院まで 車で急いでも1時間以上。

父の生命力を信じるしかなく…慌てても仕方ない。

病院でまず 先生にお話を伺うと、今朝  嘔吐し、熱が38度。

血圧も上が60程しかなく、酸素の値も40に減ってしまってるけれど、血圧 上げる点滴はしますか?…と。

「血圧は上げられるのならば、上げてください」と、お願いし…

その後、姉も揃って 先生からのお話…

「非常に危険な状態です。」と、再度告げられ…目の前で 酸素マスクを付け 寝ている父を見るけれど  信じられず…

そして、翌日の23日~27日まで 断ることの出来ない予定に   23日だけは 事情を説明し何とか良い形でクリア出来、24日~27日までの予定は変更する事もあえてせず…

神さまが きっと良い風にしてくれると信じ…

昼間は姉達が 父に付き添い、私は動ける夜 付き添いに…

今年3月3日に92歳になる父は、人生の中、何度も死と直面しながらも  その度に生還してる生命力。

まさに不死鳥。

状態が非常に悪かった22日から  おかげさまで  4~5日で 血圧は、ほぼ120/70前後で安定するようになり、酸素量も99まで…

22日から9日経った今日の夜も   肺炎の症状から  タンが呼吸を苦しくさせるけれど  後は  今までと変わらない程 元気に復活。

末っ子で父親大好きな私は、夜 父の側に付き添いし見てる事が苦痛でなく 楽しみに…

毎日代わる夜勤の看護師さんが  父のタンの吸引に来てくれた時に  嫌がる父の手と身体を押さえるだけで  それ以外は 能天気に熟睡。

この世での 父との時間が 後 数時間なのか、数日なのか、数ヶ月なのか、数年なのか…

いつか訪れる 別れがあるから、病院で父の寝息を聞きながら 側に入れるこの時が  有り難くもあり貴重なひととき…。

神さま…どうか よい風に(*´-`)