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昨年、4月22日大阪にある「サムハラ神社」を参拝した日、ちょうど春の大祭中で 名古屋から八十路す翁と名乗られる方にお会いしました。

その日は、凄いタイミングで御本殿の前で 一緒に行ってた3人で手を合わせようとしたところ、「中へどうぞ…」と御本殿の中に招いて頂き、

今日は春の大祭なので、祝詞上げさせてもらいますよ…と、宮司さんが言って下さり 座り 玉串も奉納させて頂き お下がりまで頂き、そして社務所の横の休憩所に案内して頂き…お茶とお菓子まで頂戴し…

そして、そこに女性に囲まれて座ってたのが、八十路さん。

何のお話をされてるのか、好奇心漫漫で氣にしてたら通じたのか

「ここに自分の名前書いてみて!」…と。

千恵子と書くと、苗字もね!と言われ、上に近藤と付け加え…

言われた言葉が「千、恵む人だね…」と。

私自身、生まれてその日まで千恵子という字は「千、恵まれる!!」と思っていただけに…そっか~と。

恵まれるのではなく、恵む人。

そういえば、いつも「どんな字書くんですか?」と聞かれると、「千に恵む子です」と言ってきており、母もいつも恵む子だと言ってました。

5月7日松山で開催された「風の祭典」の主催の齋藤 美惠子さんも「恵」が入り、ダウン症の恵子ちゃんも「恵」、そして長女の恵さんは「恵」そのもの。

そして、日本書紀に書かれたイザナギ・イザナミのはじめに生まれた子が「ひるこ」

「ひるこ」が川に流されて、たどり着いたのが西宮。そしてひるこが、恵比寿さまに…。

恵比寿さまも「恵」の文字。

今、思えばカイロを始めるきっかけとなったのが、今はないけれど
「恵比寿脊椎矯正院」

そして、私自身が新居浜にカイロの施術院を開くときに思いついた名前が「福寿脊椎矯正院」

それから西条に、場所を変え開院した「カイロ矯正太陽院」と名付けられ、七福神さまと天照さまとのご縁を改めて感じさせて頂きました。

先日の公演の最後、七福神が出てきて 恵子ちゃんが弁天様となり打ち出の小槌を振り、美惠子さんは大黒様に!!と、福をたくさん頂戴しました。

その頂いた福…名前のごとく 多くの方々に恵を配らせて頂きます。

聖書の中、イエス様が5つのパンと2匹の魚で、集まった群衆…男だけで5000人はいる様な大群衆の空腹を満たしたお話し。

そこで、最初に恵を与えたのは、イエス様ではなく、その場に来ていた一人の少年の心。

自分の為に用意していた食べ物を「これをどうぞ」と言ってすべて差し出した少年の心が、それを見たそこに集っている皆の心を動かし

お互いの食べ物を「私も持ってる!」「私も…」「私も…」と、お互いの食べ物を出し合ったから起こったのだ…と、キリスト者手島郁郎氏が生前の自身の講話の中でお話しされたそうです。

奇跡は、神さまから起こるのではなく、ひとりひとりの信じる心から…

そして、天の神さまは善い人にも悪しき人にも太陽を昇らせ、雨の恵を与える方。

5つのパンと2匹の魚を差し出した、少年の恵もう恵もうとする神さまのような心を持つ人、そういう人々の輪が広がり地上に神の国が完成するのかも知れません。

千 恵む 心…神さまが、私が生まれる前からずっと与え続けてくれている愛の心を 今の混沌とした現代の生活の中、祈り 「恵」与えていく者となって参ります…この名前に恥じぬように。

 

 

 

寅年

私は昭和37年生まれ…寅年

今日、お世話させて頂いてる高齢者で構成された「おとひめ会」は、急遽お話会。

最高年齢103歳、平均80歳程の女性が 毎週木曜日「いきいき100歳体操」を継続している中、いつも使っている集会所がダブルブッキング。

それならば…と、家を提供してくれて 2時間ほど出来たばかりの「おとひめ会」…みんなで今後のミーティング。

そんな中、一人一人の人生を語ってもらう時間も作っていきたい…と思い、「戦争の頃のお話も聴かせてほしい」と、言ったところ 出てきた言葉にびっくり。

「戦争の頃、私寅年だったから、千人針たくさんしたよ。」と…。

「えっ?私も寅年!!」

「何で、寅年が良かったんですか?」と、問うたならば

「寅は千里を行って 千里を帰ってくるから、寅年の人は自分の年齢の分だけ結び目を作ることができる!!」と…。

「へぇーーーーーーーーーーーーーーーー」

寅年生まれの私は、その話聞いて感動(^^)

ウィキペディアによると

1メートルほどの長さの白布に、赤い糸で千人の女性に一人一針ずつ縫って結び目をつくってもらう。

特例として寅年生まれの女性は自分の年齢だけ結び目を作る事が出来る。

これはが「千里を行き、千里を帰る」との言い伝えにあやかって、兵士の生還を祈るものである。

同様の理由から、ただ単に縫い目を並べるのではなく、虎の絵を刺繍で描いた例も多く見られる。

また、穴の開いていない五銭硬貨や十銭硬貨を縫いこむことも

同様の理由から、ただ単に縫い目は「五銭」は「死線(しせん=四銭)」を越え、「十銭」は「苦戦(くせん=九銭)」を越えるという事に由来している。

他に、神社などの護符を縫いこんだ例もある。

できあがった千人針を、兵士は銃弾よけのお守りとして腹に巻いたり、帽子に縫いつけたりした。

…と、書かれた「千人針」のこと。

私の名前の中に、「千」という文字があるのも 寅年だからでしょうか?

千里  千人針  千恵子

2年前、大阪のサムハラ神社に参らせて頂いた時 名古屋から来ていた80歳を超えた「八十爺」と名乗る方が

「千恵子という名前は、千人に恵を与えるんですよ」と、教えて下さり、

そうなんだ…。「千」恵まれると思ってた私には衝撃的な言葉であり、またそういう生き方をしたい!しよう!!と思ったほど…。

聖書マタイによる福音書の中

「疲れたもの 重荷を負うものは、誰でもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」というキリスト・イエスの示された神の愛。

寅年の御役目と千の恵を与えるという名のごとく、その足元に近づき 神さまの示される愛の世界を示していけますように…。