びっくり!!

太陽院院長 近藤 千恵子です(^_^)/

今日、夕方6時半から松山 椿神社で開催された愛媛竹田研究会

元皇族である竹田家の竹田恒泰氏による日本を楽しく学ぶ会♡

7年程まえから、ずっと参加させて頂いてる勉強会の中で、今日のお話にはビックリ仰天!!

慶応大学法学部法律学科を御卒業され、憲法学・史学を追及している竹田先生。

博士課程での論文として書いたものを 今回PHPから

「天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか -変わらぬ皇統の重み」

として出版。

なぜ 博士課程での論文をギュギュっとまとめて新書として 出版したのかを知り…開いた口が塞がれないほど…

なんと、東大憲法学者は「現在の天皇は第2代である」と言い切るのだそう…。

ポツダム宣言受諾により、天皇は象徴に変わり、これまでの天皇主権から国民主権に変わったことで、戦前の天皇と戦後の天皇は違うのだと…。

天皇という呼び方は同じでも 日本国憲法により主権者が変更され「8月革命」を主張する東大憲法学者は今の天皇陛下陛下は2代目でと・・・。

歴代天皇123代が…消えた!

天皇は象徴と呼ばれる様になった今でも、戦前の天皇の法的権限と同じ権限を持ち…

内閣総理大臣の任命、法律の公布、最高裁判所長官の任命は全て戦前も戦後ポツダム宣言受諾後も天皇が発令…。

そして、中身を決めるのは議会であり…国民でもあることから 「君民共治」と呼ばれ…天皇と民によって治められてると言う日本ならではの言葉。

奇しくも、今日の古事記の勉強の箇所は 第16代仁徳天皇。

仁徳天皇の時代は聖帝の世と呼ばれたほど、「民のかまど」のお話はあまりにも有名。

百姓や国民を大御宝(おおみたから)と呼び 天皇にとって最も大切なものは国民であると…125代続く全ての天皇陛下が民を思ってきたこと。

国民本位の政治を行うことを「民主政治」「民主主義」と呼ぶなら、我が国日本は、2千年以上民主政治を続けてきた国となるそうで…

今の天皇陛下を2代目とする見解から起こる様々なすれ違い。

大日本帝国憲法と日本国憲法での天皇の権限…また主権に物申す竹田先生の論文。

世の憲法学者の方々に挑むような新書…。

また今夜も熱く学ばせて頂きました。

何を学ぶかも大切だけど、誰から学ぶかも大切なことだと改めて感じさせて頂いた 竹田研究会でした。