太陽院院長 近藤 千恵子です(*´-`)
台風接近中の今夜…誘ってもらっていたライブに夜7時から行って参りました。
美空ひばりさんが日本中で大ブレイクしていた頃、13歳で名古屋から上京。
どのレコード会社も、美空ひばりさんの様な少女を売り出そうとしていた中、テイチクレコードから売り出された ひばりに対抗してつけられた「山路美鳩」という名前でデビュー。
その頃、たくさんの少女歌手が誕生し、その中でも「東海の美空ひばり」とも言われた少女時代。
ただ、ひばりさんの様には 売れることもなく、結局 進駐軍をまわり、米兵へカントリーミュージックを歌い始めた事で 77歳を迎える今も エレキギターをひき、全身で歌うカントリーミュージック。
誘われて行ったものの、そのエネルギッシュな演奏と 飾らないトークで 3時間のライブがあっという間。
歌手になって、64年。
ベトナム戦争の頃の米軍基地にも訪れ、カントリーミュージックを歌って来たのだとか…
何度もリクエストされる「思いでのグリーングラス」や「ホーム・オン・ザ・レンジ」
長い長い人生を 歌と共に生きて来た トミ藤山さん。
ステージでギターを奏でる姿が、三味線を奏でてる様にもみえ…戦後の日本や戦時中のベトナムで、米軍の兵士達に 愛と温もりを歌で届けてきた トミ藤山さん。
今日、始めてライブを観させて頂き…感動。
「日本では カントリーミュージックは流行らないみたいなのよ」
「カントリーミュージックでは、NHKの紅白歌合戦は出られない」と、お話されるトミ藤山さん。
どんな時も よーしと、反骨精神で生き抜いて来たトミ藤山さん。
激動の時代を越え、エレキギターとカントリーミュージックで米兵に歌を届け、きっと誰よりも日本人であることを痛感してきたと思うトミ藤山さん。
また今日のステージ…バックで演奏してたタイムトンネルのみなさん。
いつもはビートルズのカバーバンド。
トミ藤山さんのバックバンドの為…練習した1か月。
好きだからこそ続けてこれた…と。
本当に素晴らしい時間を過ごさせて頂きました♪