新玉通り屋台

太陽院院長 近藤 千恵子です(*^_^*)

お祭りが近づき、お祭り2日目…16日のお昼はうちの町内の炊き出しはカレーライス。

が、例年 前日から仕込み作ってきたカレーライス。

しかし、我が町内にも高齢化の波が押し寄せ…年々婦人部で動ける人達も減り…。

と、言う事で 今年は思い切って業務用のカレー缶を購入。

近頃は、何でもネットで購入可能。

で、業務用・イベント用のカレー缶を検索。

50人前のカレー缶を 具が入った「スペシャル」と「テイスティ」を1缶づつ。

そして、カレールーのみの缶をもうひとつ。

50人前…9K入りのカレー缶3缶と、当日の取り皿や割り箸、豚汁用の器やカレー皿等々も一緒にお昼、集会所へ。

「だんじり」が組み立てられ、お祭り間近な集会所。

実際、「新玉通り」(あらたまどおり)のだんじりは、昭和56年に自治会で購入。

明治26年に作られた歴史のある黒塗りの二階建てだんじり。

横黒自治会が新調し、その後大正13年天皇自治会に渡り…、そして昭和45年古川自治会の屋台となり…昭和56年に新玉通り自治会の屋台へ…。

明治26年から、毎年10月15日から16日 伊曾乃神社での秋祭りに多くのかき夫さん達に担がれ奉納されてきた由緒あるだんじり。

明治26年は西暦で1893年…124年前。

市内のだんじりは、新調する屋台も多く…また124年経った屋台は修理個所も増え…そして ある所で展示されていた屋台を来年は、購入することに…。

と、言う事で 今年でこのだんじりが 市内を巡行するのも最後のお祭り。

今日、お昼にカレー缶や器などを持って行った時、ガレージの中で静かに立ってるだんじりが、何だか…愛しい。

私は担ぐことも…ついて歩くことも…なかったし、実際 白木で新調していく 他の町内のだんじりが良いな~なんて思ってたけれど…

こんなに長い年月、みんなに大切にされ繋がってきた 歴史ある屋台を思うと…灌漑深い。

伊勢音頭を高らかに歌いながら、市内を歩く西条祭りは 伊勢とのご縁も深く…我が町内のだんじりも 何度か伊勢へも…。

築地の移転ではないけれど、今の歴史ある屋台の行き場所はまだ決まってい無く…どこに嫁いで行くのか 何だか今になって娘を嫁に出す親の様な氣分。

この屋台にとっては、新玉の提灯を付けての最期のお祭り…。

この屋台の最期を共に過ごすかき夫さん達の為にも、私達婦人部も影でしっかり支えさせて頂こうと思います。

カレーは、業務用だけど…愛いっぱいで温めさせて頂きます♡