未来へつむぐ!!

太陽院院長 近藤 千恵子です(^^ゞ

靖国神社で会おう!!を合言葉に、72年前散っていった多くの尊い命。

今日、香川県坂出市民ホールで開催された舞台「未来へつむぐ」を 6月から一緒に住んでいる認知症の叔母とふたりで観て参りました。

舞台は、72年前の鹿児島県知覧特攻基地にタイムトリップしてしまった高校生の話。

そして、特攻を志願しその日を迎える特攻兵達と過ごす なでしこ隊の一員となりその場に身を置き感じる様々な思い。

実際に知覧から飛び立ち、奇しくもエンジントラブルによって徳之島に不時着し、その後2回出陣命令が出るけれども 雨で飛べず…

そして終戦を迎えてしまった愛知県に住む板津 忠正さんの体験を基に演じられる特攻兵の思いやわずか15~16歳のなでしこ隊の思い…。

板津さんは、陸軍特攻第二一三振武隊 特別攻撃隊員。

そして、終戦後 特攻で亡くなった多くの仲間の遺族へ特攻慰霊と共に当時の状況を説明され…

昭和54年には勤めておられた名古屋市役所を退職 本格的に特攻慰霊・資料収集に専念…全国行脚されておられたと…

昭和59年からは 知覧特攻平和会館の事務局長にもなり、平成7年には、陸軍全戦没者1,036名分の遺影が集まったと…。

そして、一昨年平成27年 4月6日 逝去され戦友の元へと旅立って逝かれたそうです。

「靖国で会おう!」を合言葉に、知覧陸軍での特攻作戦は昭和20年4月1日~3ヶ月…多くの隊員が突撃し散華していかれたそうで…。

舞台が始まる前、知覧観光大使と言われ延べ5000人の方々を知覧へ連れて行かれている山近 義幸氏も また舞台の中最後の映像の中でも伝えられたこの言葉…

「特攻は美化してはならない、しかし風化させてはならない」

今日の舞台の中、なでしこ隊が作ってくれたお人形を胸に飛び立つ特攻兵の遺書にも涙…。

過去と現在そして未来の日本を見つめ、日本人が忘れかけてしまっている大切なことに氣付くきっかけとなれば…と今回の舞台の

「TSUMUGI JAPAN」代表の野田さんの言葉。

靖国神社…知覧…そして沖縄…もっともっと各地に残ってはいるけれど、顔をそむけてしまっている現在の風潮。

いまも知覧特攻平和会館近くの富や旅館では、当時特攻で飛び立つ前に食べたメニューの卵かけごはんやすいとん汁などを出してくれ…

またトミさんは亡くなられましたが、後世に伝えていくために、ずっとずっとお話も伝えて下さっているそうで…

私自身はまだ残念ながら 知覧特攻平和会館は訪れたことがなく…

今日、第二一三振武隊…皆さんの遺書や思いを伝えて頂き 第二一三振武隊員6名にも逢いに行かせて頂きたいと思いました。

「特攻は美化してはならない しかし風化させてはならない」

まさに国家や愛する家族の為に、命をかけて突撃していった英霊の方々の思いに寄り添い 実現したかった平和な国日本を作っていきたいものです。

 

 

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