「認知症の叔母」タグアーカイブ

歯医者さん!

太陽院院長  近藤  千恵子です(*^^*)

先月 7日から  認知症の叔母を歯科受診に連れて行って ます。

今年 4月から  ショートステイを上手に組み合わせてもらって  自宅での介護の負担はなくなってましたが

病院受診や、今回の様な歯科受診は 家族が連れて行かなければならず  片道車で40分程離れた 施設に迎えに行きます。

自宅で介護していた時と比べると  少し痩せて、歩く力も衰えてしまったものの  相変わらず 会話にならないお喋りは健在。

で、週に一度の歯科受診も昨日で5回目。

毎回、先生には頭が下がります。

と言うのも、認知症の叔母  「口開けて…」と言ってサッと開けられるものでもなく…

私も 叔母の手を押さえ  「はい…あーんしてよ~」と、側でずっと歯医者さんの治療を見ながら付き添い。

歯医者さんの仕事をこんな身近で見ることがなかったから  細かい作業をコツコツとこなしていく先生に天晴れ…感動。

で、私自身も  気になる歯が有りながら  受診する機会がなかったので  先週から 私も歯科受診。

細かい治療風景を見ていただけに  私の歯を治してくれてる時も  「今  あれやってるな~!」と 想像することが出来て…今までの歯科受診とはちょっと違って安心。

叔母の歯も 私の歯も 治すところが多く  しばらくは 週に一回づつ  2日間の受診が続きそうです。

歯は女優の命…ってコマーシャルがあったけれど、女優でなくても  歯は本当に命。

しっかり治してもらって  いつまでも美味しく食べていきたいものです。

今…ここで出きること

太陽院院長   近藤 千恵子です(*´-`)

昨年8月 認知症病棟に入院した叔母。

それから 昨年12月初め 老健施設に入り4ヶ月過ごし…

今年4月から ロングショートステイとショートステイを利用させてもらうことで、自宅での叔母の介護からは解放され…

そして、今日本当に久しぶりに主治医の病院へ受診に連れていきました。

施設では  車椅子で移動し…ほとんど歩くことのない生活に 脚力が極端に低下し…ヨロケめきながら主治医の病院へ…

結局、病院の車椅子を借りて受診。

昭和6年生まれの叔母は今年88歳。

実は大っきらいだった叔母…だからこれで良いんだ!!

と、言い聞かせる様に 1ヶ月分の薬をもらい また施設へと送って行きバイバイ。

家でみてた時は 白髪もヘナで染め  御化粧もして 綺麗にして出掛けてたのに…

認知症となった人間や寝たきりになっ人間を施設で1:1でみることは不可能なのだけれど…

右手の爪の間に茶色い汚物を発見した時は ちょっとショック。

しかし…私自身認知症の叔母をみることは もうお手上げ…

好きではないけれど  人として弱っている人を放ってはおけず…

また自分自身で出来ない事が多くなったからこそ 爪の先までも 清潔に保ちたいものです…

今、関わっているプロジェクトが始まり  時間も金銭的にも余裕が出来る時まで  あともう少し…。

高齢者の問題、子育ての問題、地球環境の問題…私自身がしっかり地に足つけて取り組んでいく令和の時代。

叔母がどうかストレスない毎日が過ごせるように…と 願います。

Spring has come!

太陽院院長   近藤  千恵子です(^_^)

桜の開花予想が  発表されたけれど  西条の桜の名所…武丈の桜はやっと1分咲き。

桜の見頃はもう少し先の様だけれど…菜の花や れんげ、そして チューリップは今 花盛り。

そんな中  我が家のつばめも 卵を温め始めた様で…雛鳥に会えるのも もう少しでしょうか。

そして、12月初めから3月末までの予定で 老人保険施設…通称「老健」に入っていた認知症の叔母。

どうにか何処かで…と祈り、探してたところ…

特別養護老人ホーム「特養」は どこもいっぱいで入所待ちだけれど…

ショートステイならぬ  ロングステイのような感じで  上手くプランを立てて頂き  我が家での介護からは  解放されそうです。

捨てる神  有れば  拾う神 有り…っていう感じでしょうか。

神さま…助けてくれて有り難うございます(*^3^)/~☆

朔日祭と西山広隆寺さん♡

太陽院院長 近藤 千恵子です\(^o^)/

師走朔日…今年も最後の一カ月。

朝10時からの伊曾乃神社での朔日祭も、参列させて頂きました。

11月半ばから 入院していた認知症の叔母が戻って来て またバタバタと半月が過ぎ…

そして、その間に申し込んでいた施設のひとつ老健施設に 週が明けた3日月曜日から3ヶ月という期限付きでお世話になることになり…

ちょっと叔母への介護に、疲れてしまってる私は 施設に入る日まで、カウントダウンの様な毎日。

そして、ちょうど月が変わるので、少しの間お世話になったデイサービスも今日はお休み。

私が朔日祭から戻るまで 静かに寝ててもらって、お昼から主人と叔母と3人で ちょっと遠くのガソリンスタンドまでドライブ。

帰り道…ふと紅葉の美しい「西山の広隆寺さん」へ叔母を連れて行きたい…と思い、ナビをセット。

叔母は元気な時、よくお参りに行ってたので 記憶はされなくても 魂は喜ぶかな?と…

実は私は、昔むかしまだ20代のころ、叔母と行ったことが有るけれど、全く記憶がなく…、車を駐車場に止めて 歩き始めてビックリ…。

続く続く…階段がずっと続き…

先がどんな風になってるかもわからない私と叔母は、ふ~ふ~言いながら階段を上がり…

結構来たな…と思ったところで休んでると、まだそこが半分だと…。

え~まだ半分… と、思いながらも足の丈夫な叔母の手を引き、本堂まで目指し…

しかし、何と言っても87歳で普段そんなに運動することの無い叔母。

あと少しで本堂というところで、「もう座る~」と座り込み、せっかくここまで来たけれど、私が叔母の分までお参りすればいいかな…ってことで、

叔母を座らせたまま、もう少し階段を上り ご本殿へ…

四国別格20霊場の西山広隆寺さん

御本尊様は、千手千眼観世音菩薩さま そして、大師堂にも参らせて頂き…叔母の元へ。

で、そこから降りるのに一苦労。

かなりの急坂にある階段。手すりもほとんど付いておらず…

叔母の両手を持ち、ふたりで蟹のように ゆっくり慎重に降りて行き、3分の1ほど降りたところで、二人連れの女性が「お手伝いしますよ」と、声をかけて下さり…

申し訳ない…と思いながら、一緒に腕を持っていただき ゆっくりゆっくり下へ…

もうあと少し…っていうところで、またまた今度は若いカップルの男性が「背負っていきましょうか?」と…

いえいえいえ…身体悪くしたら申し訳ないんでと…

そうしたら、今度は彼女と二人で腕を持ってくれて…下まで。

実は上るときも、「大丈夫ですか?頑張って…」と何人もの人に 声をかけてもらい…

叔母さんは倖せモノです。

有り難くて、思わず写真を撮らせてもらったけれど、もう連行中の犯人って感じ…? いえいえ…冗談ですが…

本当に感謝いっぱいの 師走の始まりの日。

肝心の紅葉は、一週間遅かったかな~っていう感じでしたが ほぼ初めて西山の広隆寺さんへの参拝も出来、叔母さん孝行も出来た様な…

千の手と千の目でどんな人たちでも漏らさず救済するという御本尊様の千手千眼観世音菩薩さまと弘法大師様に感謝です♡