「自殺」タグアーカイブ

海ゆかば…

太陽院院長 近藤  千恵子です!(^^)!

海行かば 水漬く屍(みづくかばね)
山行かば 草生す屍(くさむすかばね)

大君の辺(おおきみのへ)にこそ死なめ
かえりみはせじ

海に行けば、水に漬かった屍となり
山を行けば、草の生す屍となって、

大君のお足もとにこそ死のう。
後ろを振り返ることはしない。

終戦まで、「準国歌」と言われ、小学校では毎日唱和していたほど…

今日、朝10時半からの 神風特攻敷島隊五軍神・愛媛特攻戦没者追悼式典でも 参列者全員での合掌♪

私自身、この詩を知った時、この歌詞に正直ビックリしたほど…。

海に行けば海で…、山に行けば山で…

「死」と言うものの 捉え方の違いから、その後に続く、「誰かの為に…」が基本。

この歌が、軍歌とか 危険な歌と思われ… 歌われなくなった今…。

海で…山で…自分自身の為に命を落とす人が増えた今。

「自殺」とは、誰の為でもなく 自分自身の為に、自分を殺してしまう事。

戦後の高度成長の中、心が置き去りにされ… 誰かと比べて落ち込んだり…、誰かと比べて優越感を持ったり…。

ただ、日本人として生まれて来た我々は、長い長い歴史の中 この細胞の一つひとつが覚えている 大和の心。

教えられなくても…取り去られようとしても…きっと ふとした瞬間にスイッチがONになるもの。

「海行かば」の歌も、スイッチがONになる様な日本人の魂が甦る歌。

先週末の台風21号と、今週末に近づいて来ている台風22号の間の秋晴れの日に…私も大きな声で「海行かば」歌わせて頂き、やまと心にスイッチONして参りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲートキーパー

「命の門番」と言われるゲートキーパー。

本日、お昼から2時間、ゲートキーパー養成講座受けて参りました。

自殺によって命を失ってしまう人の数は交通事故による死亡者の数よりも断然多く、

今は、遺書が見つかり自殺した人だけで昨年は全国で21897人。

そして住んでみたい所全国1位の愛媛県でも昨年は266人の人が遺書を書いて自殺。

我が町西条でも25名の人が自ら命を絶ってしまっているらしい…遺書を残して…。

そして、遺書もなく自ら自身の命を絶って亡くなってしまった人を今は自殺とはカウントされず「変死」と言われるのだとか…。

5~6年前より現在は自殺者は減っていると言うけれど…ゲートキーパーは内閣府自殺対策推進室が6年前に出来ており…

確実にゲートキーパーのお手柄のように見える自殺者の数の減少。

変死者の数を入れると、どのくらいの人数になってしまうのでしょうか…。

どちらにしても、自ら命を絶ってしまう前に 氣づきや傾聴…声かけや専門家へ繋げることによって ひとつの命が救われるかも知れない ゲートキーパーの役割は大きい。

うつ病や借金問題、愛する人との死別…過重労働、引っ越しや出産などが引き金になって、眠れない…食欲がない…口数が少なくなったり…

いつもと違う様子。

ただ一緒に共感してくれるだけで和らぐ心。

一人じゃないんだと思える温もり。

私の住む西条市でも6年前からゲートキーパー養成講座が開かれて、延べ291名のゲートキーパー受講生がいるんだそう…。

自殺をしそうな人を救う

聞き出すのではなく、話したくなるような関係づくり。

そして、答えを出すのではなく…寄り添う関係。

「弱かった」のは、自殺したその人ではなく、ネットワークの力です!と書かれた資料。

ヒューマンネットワークで、おせっかいおばちゃん発動です(^^ゞ