「生きる」タグアーカイブ

海ゆかば…

太陽院院長 近藤  千恵子です!(^^)!

海行かば 水漬く屍(みづくかばね)
山行かば 草生す屍(くさむすかばね)

大君の辺(おおきみのへ)にこそ死なめ
かえりみはせじ

海に行けば、水に漬かった屍となり
山を行けば、草の生す屍となって、

大君のお足もとにこそ死のう。
後ろを振り返ることはしない。

終戦まで、「準国歌」と言われ、小学校では毎日唱和していたほど…

今日、朝10時半からの 神風特攻敷島隊五軍神・愛媛特攻戦没者追悼式典でも 参列者全員での合掌♪

私自身、この詩を知った時、この歌詞に正直ビックリしたほど…。

海に行けば海で…、山に行けば山で…

「死」と言うものの 捉え方の違いから、その後に続く、「誰かの為に…」が基本。

この歌が、軍歌とか 危険な歌と思われ… 歌われなくなった今…。

海で…山で…自分自身の為に命を落とす人が増えた今。

「自殺」とは、誰の為でもなく 自分自身の為に、自分を殺してしまう事。

戦後の高度成長の中、心が置き去りにされ… 誰かと比べて落ち込んだり…、誰かと比べて優越感を持ったり…。

ただ、日本人として生まれて来た我々は、長い長い歴史の中 この細胞の一つひとつが覚えている 大和の心。

教えられなくても…取り去られようとしても…きっと ふとした瞬間にスイッチがONになるもの。

「海行かば」の歌も、スイッチがONになる様な日本人の魂が甦る歌。

先週末の台風21号と、今週末に近づいて来ている台風22号の間の秋晴れの日に…私も大きな声で「海行かば」歌わせて頂き、やまと心にスイッチONして参りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きること

今日、運転中前方に2羽のカラスが雀を追いかけ…そして1羽が雀を食べてしまいました。

大通りで突然繰り広げられた「弱肉強食」の生き物の食物連鎖。

目の前で、1羽の小さい雀が逃げ延びられず終わりを迎えるその様は、自然界では当然のことなのだけど、唖然としてしまいました。

初め、1羽のカラスが雀を捕らえ それを見つけたもう1羽のカラスが近づき 先のカラスは雀を落とし、雀は命からがら逃げようとするけれど、2羽のあの黒いカラスが追いかけると…もうアウト。

この間、1分もかからない時間。

逃げて!!逃げて!!と祈り叫んだけれど、これが自然の法則。

なんとも はかない命。

ノアの方舟が、大洪水の後 トルコのアララト山に漂着し、地に緑が芽吹いて来たかと 放った初めの鳥は「カラス」

そして、カラスは戻ってくることなく、次に放ったのが「鳩」

鳩は、オリーブの葉をくわえて戻ってきたところから オリーブや鳩は平和の象徴となっていった様ですが、では初めに放った「カラス」はどんな意味があるのでしょうか?

鳩とカラス

白と黒。

草食の鳩と雑食のカラス。

日本の神話の中では、3本足の「八咫烏(ヤタガラス)」が初代神武天皇を導きます。

私にはなぜカラスだったのかわからないですが、方舟に戻って来なかったカラスを 日本の神話では3本足になって、神の使いとなり 報われないカラスを救済したのでしょうか?

しかし、弱肉強食・・・食物連鎖に目の前で遭遇し、生きることの奇跡を改めて感じることとなりました。

私自身、生きて行くために お魚も食べるし、お肉も食べる。

「いただきます…とは命いただきます。」

いのちの儚さ、生きてる奇跡。

感謝して・・・。

いきものがかりの「ありがとう」

今日の雀に、そして命ある全てのモノに・・・