太陽院院長 近藤 千恵子です(^^)
3日前、主人のリハビリ仲間の方の訃報を知り、お通夜ももう終わった後 会いに行かせて頂いた方の名前が…虎一さん。
寅年生まれではないそうですが、虎一さん。
「虎は千里行って千里帰る」という格言があり この格言、意味は二つあるそうで…
ひとつは、虎のように勢い盛んに…と言うもの。
「獣の王者である虎は、一日に千里の距離を走り千里戻ってくることが出来るほど、勝れた行動力があることから、人やモノの勢いが非常に盛んな様子のたとえ。」
そして、もうひとつが 親子の絆。
「虎は一日に千里の距離を走るが、巣穴にいる自分の子供を思って また千里を走って帰ってくる。親が子を思う気持ちの強さをたとえたことば。」
なのだそう…。
きっと逝去された虎一さんのご両親が 虎のように勢いよく…そして親子の絆を大切に…と名付けたお名前。
数えで83歳と言われていたので、大東亜戦争が始まる前に生まれた虎一さん。
千人針も、普通一人ひと針のところ、寅年の女性は自分の年齢の分縫うことが出来たのだとか…。
そして、その寅年ではない虎一さんの葬儀に参列していた際、先日友人を介して知り合った 私より一回り上の寅年の方と遭遇。
今月18日に会った時、私と似てる~と思い もう一度会いたい!!と思ってた時の再会。
お互いがそう思ってたようで…
また、その方も私と同じ 来年から天中殺なんだとか…。
葬儀の際も、お焼香だけして帰ろうかな…と、思いながら 主人の代わりに最期出棺まで見送らせてもらおっと思った時に現れ…。
3日前、葬祭会館の前を通らなければ、この場に居ることも無かったことを思うと、やっぱり出会いって面白いな~と。
寅年二人が、虎一さんの葬儀で…まさに「トラ!トラ!トラ!」
そして、主人から聞く虎一さんは、凄くひょうきんで楽しい方。
また、隣の家だったという寅年の友人は、厳格で近所の私達にも厳しかった…と。
天に還って逝かれた虎一さん…亡くなった後でこんな風にご縁を頂けたこと…改めてありがとうございます。
眠っているようなお姿しか見ていませんが、「本当は俺ひょうきんなんだよ~」と笑うお顔が目に浮かびます。
どうか 安らかに お眠り下さい。
きっと 今回の御縁の続きは 来生で…。