太陽院院長 近藤 千恵子です(*´-`)
今年お正月…主人の実家に行った時 いつもお義父さんが座ってる所に姿がなく…別の部屋で酸素マスクをし、布団に…。
「お義父さん!」
呼んでも眠ったまんま…。
主人も、行って覗いてみる…。
人氣を感じ、こちらを見るお義父さん。
「お義父さん!あけましておめでとうございます…しんどい?」
昨年の11月頃 お義父さんとお義母さんをモーニングに誘い、行ったけれど 2~3口食べて…そのまま食欲もなく…。
12~3年前、まだ主人が脳出血で倒れる前、肺がんと言われ…抗がん剤治療も放射線もしないことを選択。
そして、今年お正月寝込んでしまうまで、比較的元氣だったお義父さんが、今日夜7時容態が急変…そして、あっという間に天に還って逝ってしまいました。
本当に、あっという間に…。
お正月に、お義父さんの容態が良い状態ではないことを知り、主人と あれやこれや持ってちょこちょこ主人の実家へ。
そして、今日も「ずっと寝たきりだと退屈だから…」と、CDラジカセと、落語のCDを持って、主人の実家へ。
今日から、介護用のベッドを設置してもらい…心地良さそうに寝ているお義父さん。
落語のCDを聞こえるようにセットし、手の先が青くなってたので しばらく撫でていると、血行も良くなり…
「お義父さん!病気に負けたらだめよ~!!」と、声かけて…
我が家に帰って、夕食の準備してる所に…主人の実家から電話…
「容態が急変して…今お医者さん呼んでる…」と…。
私と主人が行ったのが、夕方5時~6時。
そして、「えええええ~?????」と信じられないような連絡に、慌てて主人の実家へ…。
お医者さんはまだ来ておらず、訪問看護の看護師さんが駆けつけて、お義父さんの脈を確認したり…目の瞳孔を確認…。
そして、お医者さんもその後に来て…「よく頑張られましたね」と…。
お医者さまから、入院を勧められても、ここが良い!!と、自宅で最期まで過ごしたお義父さん。
夕食の準備をし、リクライニングベッドを起こし…お茶を二口飲んだ所で、むせることも無く 息をしなくなったそうで…
私と主人が再び訪れた時には、顔色が青くなり ピクリとも動かないお義父さん。
そして、バタバタと親戚が集まり…葬儀場の方が来て…白い布団に寝かせられ…。
肺がんになって、自身の選択で癌に対する治療を拒否し…最期2ヶ月くらい寝込み、それでも尚 自宅で家族との生活を望んだお義父さん。
昭和3年(1928年)5月7日に生まれ…今日平成30年(2018年)2月8日逝去。
今年90歳の誕生日の3ヶ月前に天に還って逝った義父。
残されたお義母さんとは、62年共に過ごし…今日もお義母さんの目の前で旅立って逝った義父。
少しづつ…少しづつ…天に知り合いが向かって行き、いつか私も最期は行く場所。
今日は お義父さんに献杯…
そして ただただ…お義父さんには、
「ありがとうございます」
お義父さんの分までしっかり残された人生頑張ります…と、天に向かって叫びます。