太陽院院長 近藤 千恵子です(^_^)/
松の内も過ぎ、年賀状も もうほとんど届いた頃…
昨日、今日と年賀欠礼のはがきが数枚届き、昨日はここ数年お会いすることの無かった患者様の娘さまから お母様が7月に天に還られたことが書かれたお葉書。
そして、今日は高校時代の友人の旦那様が11月逝去し 年頭のご挨拶を遠慮させてもらったと…。
昨日も今日も 思い出深い二人の旅立ちに 改めて命の儚さを実感。
はがきを手に 昨日娘さんに電話
そして、お母様の最期の時の様子を聞かせて頂き 往診に行くたびに 夕食のおかずや おはぎを 持って帰らせてもらったことや 本当に色んな思い出話をさせてもらい…
私自身の母と同じ昭和8年生まれのSさん…思い出すと泣けて泣けてしまいます。
そんな昨日のことがあった今日…ポストに届いた友人の旦那さまの御逝去の知らせ。
高校時代の仲良しの中で一番初めに結婚した彼女。
千葉県への転勤が決まったことで 結婚話が浮上…そして20代前半で結婚して 千葉県へ行き 二人の子供にも恵まれ…
ここ数年は 会うことが無かったけれど 千葉のお家にも若い時お邪魔させてもらったことも…
少し年上だったから 60歳は超えていたけれど…私の記憶の中では 変わらない若い頃の旦那様の思い出。
そして 今日も居ても経っても居られず 友人に電話。
胃癌が見つかり…見つかった時にはステージ4だったのだと…。
入院すると家には戻れないと、気丈に自宅での生活を続け…
最期はふるさと愛媛に戻りたいと 愛媛で住む家を決め 病院に連絡しそしてストレッチャーに乗ったまま 愛媛まで戻り…
戻って3日後に息を引き取ったのだと 泣きながら話す友人の寂しさに うんうん…と聞くことしか出来ず…。
35年前 誰とも結婚しないと決めていた旦那様が 友人に出逢い 自分が側にいて この娘を守らないと…と 転勤と同時に決まった結婚の話に 愛されてたよね~と…。
そして、今も愛し続けてくれてること…。
無口で淡々とした中に 愛をいっぱい詰めて 友人を守り続けてくれた旦那様を亡くした 友の胸の内を思うと苦しいけれど…
昨日も今日も 愛する人との別れを乗り越え 今を生きる娘さんや友人に ゆっくりと話聞かせてもらい 限りある命のことを改めて触れさせて頂きました。
そして 死んでも死なない永遠不滅の魂の輝きに感謝して…♡