「記憶」タグアーカイブ

成長

太陽院院長  近藤  千恵子です(*^^*)

我が家には  東と南にふた家族の燕が巣を作り  子育て中です。

東側の家族は、先日から 子供たち も巣から飛び始めました。

少し遅れて 生まれた南の子供たちは  巣のなか  一生懸命 餌をもらい…

どの雛鳥達も  日に日に成長。

そして  もちろん人間も…日に日に成長してるな~と、思ったのが  1才ちょっとから預かっているそうちゃん。

一昨日、預かった時   言葉の数は  増え…3枚づつ合わせていくちょっと難しいカードも 、 ちゃんと合わせて行くことが出来て…

この子  天才!!

と思ってしまいそうなくらい。

そして、びっくりした事が…

まだ言葉が話せない時に  見たもののことまで話し始め…

人間って凄いな~と、改めて感じさせてもらい  これからの成長が益々たのしみです。

 

許す…赦す…ゆるす♡

太陽院院長 近藤  千恵子です(^.^)

陽氣の良い日が続きます。

今日は火曜日…「いきいき100歳体操」のおとひめ会の日。

寒かった1月、2月は 80歳以上のおとひめさん達も集会所まで来るのがやっと…。

先週に引き続き、今日のおとひめ会もポカポカ晴天で みんな続々と集合!!

血圧を測り、椅子に座ってDVDから流れる映像と共に「いきいき100歳体操」そして「かみかみ100歳体操」

終わった後も、血圧測定。

その後、おしゃべりに花が咲くけれど…集まった10人!

80歳を越えても しっかり自分のことが出来…ちゃんと歩くことも食べることも出来るおとひめさん達。

1分前のことも全く忘れてしまう認知症の私の叔母と比べると、人間必ず年を取るけれど かかる病の違いでこんなにも日常が違うのかと思うと 私自身もいつか訪れる老いてからの暮らし、出来ることなら 病とは無縁でいたいと思うけれど、こればっかりは どうなることか…。

認知症の叔母が言う事を聞いてくれない時や 全く周りの状況と合わせられない時…私の方がイライラしてしまい…ほっぺたをギュ~とツネってしまう時があり…

また 朝お化粧をする際、叔母の顔にお化粧するとき、化粧水を顔にパタパタと顔に叩きながら 余分に頬っぺたを叩いてみたり…

で、「今、私が叩いたり…ツネッたりしたの覚えてる?」と聞くと…

「ぜ~んぜん…」とにっこり(^^)

子供が成長していくように、記憶されることのない脳。

叩かれたりしたあとも、まったく記憶されず…平気な顔でにっこりされると、こちらが参ってしまう。

記憶力が良いわけでもないけれど、私は自分のしてることが日々記憶されていき…

「虐待してる…」と、自己嫌悪になってしまう事も…。

主人に言うと、「それは虐待とは違う…」と言ってくれるけど、全く記憶されない叔母に何をやっても 記憶されない脳…良いことも嫌なことも…。

そして、怒ってしまう私…「エンジェルアンサーカード」を取り出し 引いてみると…

1枚目が…「LOOK FOR A SIGN」 サインを探しなさい

んんん~サインって??? そして、もう一枚と引いてみると…

2枚目のカードは…「ABUNDANCE」 豊かさ

豊かにサインが送られてる? と思いながら 最後にもう一枚…

3枚目のカードは なんと… 「FORGIVENESS」 許しなさい。

許す… 赦す… ゆるす…

エドガー・ケイシーのリーディングの中、許すことのリーディングも…。

「如何なる心が思慮ある心であるかを知ろうと欲するなら、ただ親切を尽くし、忍耐を尽くし、愛らしくあり、汝の同胞に友情を尽くすことである。汝のことを貶(けな)したり、意地悪なことを言ったり、さらには策略を巡らしてに 悪事を働く者達をすら、許すべし。
なぜなら、これらの人々を許さずして一体汝は天の父にどのように許してもらうつもりなのか」    (792-1)

そして、聖書の中 弟子のペテロが主イエス・キリストへ
「兄弟が 私に対して罪を犯した場合 何度まで赦すべきでしょうか 七度まででしょうか」の問いに イエスさまは言われた。

「七度までなどとは私は言いません。七度を七十倍するまでと言います」と…。

日常生活の中、滅多に起こることのなかった「怒り」の感情。

「許すこと…」

全てをグッと耐え…

イエス様が十字架を背負い鞭打たれ… イバラの冠を打ちつけられながら… ビアドロローサを 歩き 十字架にかかりながらもなお…

「主よ お許しください…この人たちは何もわかっていないのですから…」と、祈られた様に 私も病の中 何もわからなく 何もかも忘れてしまう叔母を通して 許す修行。

愛することは容易いけれど…

許すことは、なかなか難しいと感じる 頑固な私♡

許すことの出来ますように…と主に祈り委ねます♡

 

梅雨明け

太陽院院長 近藤 千恵子です(*^^)v

今日、四国も梅雨が明けました!!

夏です!!

夏はプール…。

私は、小学校の頃から水泳大好き!!

小学校6年の時は、水泳の記録会…個人では予選落ちだったけど、4人での自由形200Mリレーでは、県で3位以内に入ったことも…。

あの日、泳いだとき 私の中の人魚だった前世が呼び起されたような感じ…(笑)

しかし、本当にもう42年も前の夏のプールでの出来事を本当に鮮明に記憶している自分がいることも 不思議なほど…。

ちょうど、25mプールをターンする直前から視界に入った隣のレーンの子。

あれよあれよ…と追い抜く事が出来た時の感動。

実際、個人戦で予選敗退の事実を知った後の団体戦。

個人戦は緊張しすぎて後半 息が続かず、6回掻いて1回ブレス…が2回に1回ブレスとなってしまった大失敗もあったから…

きっと小学校の頃から 痩せてはいない私…浮力は他の子達よりもあり…。

実は、スポーツ万能の同級生の女の子…浮くことが出来ず、小学4年生の時の担任の先生 体育のプールの時間 その子だけを浮かすためにずっと私たちは放りっぱなし…。

可愛い子だっただけに、ひとりだけを特別扱いし「あ~エコヒイキだ!!」と思ったことも…。

勝手に浮いてしまう私には想像もできないような カナヅチ状態。

今、それ自体、体脂肪が大きく作用してた事を知り…納得。

私の小学校の頃は スイミングスクールもなく 夏にプールで泳ぐだけ…。

で、中学校の1年の時 学校のプールが完成。

で、「水泳部」に入りたかった所、春 入学と同時にはまだプールは出来ておらず…私はバスケットボール部に!!

そして、夏前にプールは完成したけれど、部活をやめる勇気もなく…結局3年間バスケットボール部の補欠で過ごし…

何だか、やっぱり水泳部の夢が捨てられず、選んだ高校。

そして 入学と同時に、「水泳部」に入部…。

でも…いくら泳いでも爽快さは全く感じられず、1年生の時 一度大会に出ただけで、退部。

その後、ブラスバンドへ…。

過去の記憶が自分自身を奮起させてくれたり、また過去の記憶があるがゆえに執着してしまうことも…

人の記憶…6月から一緒に住んでる叔母は、日々新しい。

…が、しかし 深部にきっと記憶された日常での動作…歩くこと、食べること…排泄は まだしっかりしているから有り難い。

先日は、お風呂上りに歯磨きしてもらおうと 歯磨き粉をつけて渡したところ…髪をブラッシング。

わわわわわ!べったり髪についた歯磨き粉。

そして、鏡の自分に向かって話しかけることも…。

忘れられることを、羨ましいとも 思えるときもあり…。

今言った事をしっかり忘れていたり…。

そして、前世の記憶が 生まれながらに残っていたとしたら、逆に面白くないかも…

私など、勝手に前世は「人魚」だとか・・・「マリーアントワネット」だとか、「楊貴妃」までも 前世っていうことに(笑)

真実は全くわかりませんが…言ったもの勝ち!!っていうことで…(*^^)v

とにかく各地で水の災害も多く出た今年の梅雨が明け…今から夏本番。

海へ山へ…たくさんの思い出が多くの人々の胸に広がりますように…。

 

 

 

発達脳と停滞脳

今日、お昼2時過ぎから3時間…5歳のけんご君とデイトしてきました。

5歳のけんご君…瀬戸内海と高速道路の見える、絶景のハイウェイオアシスに到着したとたん 緑がいっぱいの公園で「ダンゴ虫」採取に夢中。

先に来て、おしゃべりしてた叔母様たちが これ…とプレゼントしてくれた淡路桜鯛のおせんべいも 私に渡し 真剣そのもの。

1時間半くらいいた間に、50匹くらい取って…これまた叔母様から頂いた袋にびっしり入れて…。

「男の子だな~」と。

でも、久しぶりに草の中に住む蟻やダンゴ虫と遭遇

そして けんご君の家に戻って前を流れる30センチくらいの溝の中 泳ぐおたまじゃくしやメダカ…ヒルまでも見て…凄く柔らかい氣持ちにさせてもらいました。

5歳のけんご君は、何でも吸収し 物知り…。

高速道路のパーキングに停まってる観光バスを見て、「あれはJR四国の観光バス」と言われて「凄いな~」と、感心。

「うちには5台観光バスがあるんだ」と言うほど車も大好きみたいで、車の名前もスラスラと出てきて…。

興味のあるモノ見つけると、聞いてきて「これな~に?」と…。

6月から一緒に住んでる認知症の叔母。

忘れて行ってる叔母と覚えて行ってる5歳のけんご君。

なんだか、凄く対照的だな~と思って、3時間一緒に過ごさせてもらいました。

夕方には、デイサービスから叔母が戻って来て
「今晩、何が食べたい?」と、聞いても料理の名前が出てこない。

「餃子にしようか?」と、言っても餃子が思い出せない。

今朝も、ゆでたまごを剥いてお皿に乗せると「かわいいね~」と言って、「これはなに?」と聞いても 食べ物っていうことだけで、名前が出て来ず 違う言葉で誤魔化してしまう…。

私が「ゆでたまごよ」…と言うと、「そうそう…ゆで卵!!」と、思い出すけど 30秒も経つと忘れてしまう。

忘れてくれるから、プイと怒っても、直ぐに怒ってることを忘れてご機嫌になってくれたり…忘れてしまうから、毎日のトイレや着替えにも手間がかかってしまったり…。

「あたりまえ」のことなど、ひとつもないこの世の中。

根気よく声をかけ、そして水素による細胞の若返りを大いに期待して、5歳児の脳の様には 覚えられないけれど グループホームに入った頃のまだ少し軽い状態にでもなるといいなと期待し、

今日も水素を…飲む!吸う!浸かる!の3点セットで介護させて頂きました。

今日は「七夕様」…どうか老いも若きも希望の中で 「ハレルヤ!ハレルヤ!!」で歩んでいきたいと思います。