太陽院院長 近藤 千恵子です(^^)
本日葉月朔日、朝九時より伊曾乃神社…朔日祭に参列させて頂きました。
夏真っ盛りの御神事。
御本殿の中では、蚊取り線香の香りと首を振り吹く扇風機の風…そして、蝉しぐれ。
土の中で長い年月過ごしたのち、やっと成虫となり過ごす地上での生活。
いのちの限りなく蝉の あの鳴き声が さらに夏を感じさせてくれるし、また8月は、この蝉しぐれと共に迎える敗戦記念日。
今年72年目の終戦記念日。
8月6日…9日と続けて投下された原子爆弾。
そして、暑い夏の日蝉しぐれの中 流れる昭和天皇の玉音放送。
生きたくても生きることを許されなかった者と、ツラい思いを噛み締めながらも生き抜いてきた戦後の先人たち。
今日朔日…引いた37番末吉御神籤の「神の教え」
何をするにも神様相手、人が知ろうが、しるまいが 神様が見ていらせられる。
神様は、言う事、なす事、思うこと、見ぬき見透しに、心の底の底までも、見て居らせられる。
人は知っても知らないでも、神様を御相手に、世のため、人のため、清い正しい心で尽しましょう。
神様は必ず正しい者に御味方下さる。
日本人の持つ 全てのモノに神が宿るという八百万の神さまの世界と、「天知る! 地知る! 我知る!!」とする世の教え。
蝉の一生も、人の一生も 全てのモノに神さまが宿り 儚く思う蝉の一生も 全ての生き物の中 それが与えられている使命。
8月葉月は、きっと多くの日本人にとって「命」の大切さを改めて感じることの出来る一か月。
まだまだ始まったばかりの暑い夏…心柔らかく過ごさせて頂きます。