太陽院院長 近藤 千恵子です(*^^*)
爽やかな5月15日
いつもの様に 伊予のお伊勢さん伊曾乃神社の月次祭に参列させて頂きました。
祭典の中、堀川宮司による祝詞では
令和へと御代替わりの儀式の中、最も大切な「剣璽等承継の儀」「斎田点定の儀」が執り行われたことを 伊曾乃神社に祀る天照大御神さまに御報告。
先日は、宮中の賢所、皇霊殿、神殿に11月の大嘗祭、10月の即位礼の日取りを
天皇陛下にのみ使用される 黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)の御束帯(おんそくたい)をお召しになりご報告。
ピンと伸びた冠の纓(えい)
そして、また大嘗祭でお供えするための斎田を定める「斎田点定の儀」
そして斎田を選ぶ 亀甲を焼いて 神意を伺う「亀卜(きぼく)」
東日本の「悠紀田」は栃木県
西日本の「主基田」は京都府
御代替わりの おかげで 皇室が守り続けている 一連の儀式を ひとつひとつ知ることが出き…本当に有難いです
神話の時代から続く 稲作の歴史。
稲の豊作を祈り また 神さまに献上し 天皇陛下が 即位後初めて神さまと共に 新米を食する 大嘗祭。
大嘗祭ではまた 愛知県で織られる “にぎたえ”の「絹」、徳島県で織られる”あらたえ”の「麻」
生前譲位を発表された時 驚いたけれども 神さまによって その時も決められ 改めて日本古来より記録され 伝えられて来た 良き伝統。
マスコミによって 私達が知らなくても良いことまで報道される現代。
しかし メディアの力によって 目にすることの出来ない宮中での儀式の様子を見せて頂けることも…。
きちんと 自分自身の目と耳と心で 情報キャッチしていきたいものです。