太陽院院長 近藤 千恵子です\(^o^)/
師走朔日…今年も最後の一カ月。
朝10時からの伊曾乃神社での朔日祭も、参列させて頂きました。
11月半ばから 入院していた認知症の叔母が戻って来て またバタバタと半月が過ぎ…
そして、その間に申し込んでいた施設のひとつ老健施設に 週が明けた3日月曜日から3ヶ月という期限付きでお世話になることになり…
ちょっと叔母への介護に、疲れてしまってる私は 施設に入る日まで、カウントダウンの様な毎日。
そして、ちょうど月が変わるので、少しの間お世話になったデイサービスも今日はお休み。
私が朔日祭から戻るまで 静かに寝ててもらって、お昼から主人と叔母と3人で ちょっと遠くのガソリンスタンドまでドライブ。
帰り道…ふと紅葉の美しい「西山の広隆寺さん」へ叔母を連れて行きたい…と思い、ナビをセット。
叔母は元気な時、よくお参りに行ってたので 記憶はされなくても 魂は喜ぶかな?と…
実は私は、昔むかしまだ20代のころ、叔母と行ったことが有るけれど、全く記憶がなく…、車を駐車場に止めて 歩き始めてビックリ…。
続く続く…階段がずっと続き…
先がどんな風になってるかもわからない私と叔母は、ふ~ふ~言いながら階段を上がり…
結構来たな…と思ったところで休んでると、まだそこが半分だと…。
え~まだ半分… と、思いながらも足の丈夫な叔母の手を引き、本堂まで目指し…
しかし、何と言っても87歳で普段そんなに運動することの無い叔母。
あと少しで本堂というところで、「もう座る~」と座り込み、せっかくここまで来たけれど、私が叔母の分までお参りすればいいかな…ってことで、
叔母を座らせたまま、もう少し階段を上り ご本殿へ…
っ
四国別格20霊場の西山広隆寺さん
御本尊様は、千手千眼観世音菩薩さま そして、大師堂にも参らせて頂き…叔母の元へ。
で、そこから降りるのに一苦労。
かなりの急坂にある階段。手すりもほとんど付いておらず…
叔母の両手を持ち、ふたりで蟹のように ゆっくり慎重に降りて行き、3分の1ほど降りたところで、二人連れの女性が「お手伝いしますよ」と、声をかけて下さり…
申し訳ない…と思いながら、一緒に腕を持っていただき ゆっくりゆっくり下へ…
もうあと少し…っていうところで、またまた今度は若いカップルの男性が「背負っていきましょうか?」と…
いえいえいえ…身体悪くしたら申し訳ないんでと…
そうしたら、今度は彼女と二人で腕を持ってくれて…下まで。
実は上るときも、「大丈夫ですか?頑張って…」と何人もの人に 声をかけてもらい…
叔母さんは倖せモノです。
有り難くて、思わず写真を撮らせてもらったけれど、もう連行中の犯人って感じ…? いえいえ…冗談ですが…
本当に感謝いっぱいの 師走の始まりの日。
肝心の紅葉は、一週間遅かったかな~っていう感じでしたが ほぼ初めて西山の広隆寺さんへの参拝も出来、叔母さん孝行も出来た様な…
千の手と千の目でどんな人たちでも漏らさず救済するという御本尊様の千手千眼観世音菩薩さまと弘法大師様に感謝です♡