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ほんとの空

太陽院院長 近藤  千恵子です(*^^)v

今夜、7時から夏休みを前に 地域の小・中学生の保護者の方々と学校の先生、地域の方々による地域懇談会に民生委員として参加して参りました。

夏休み…ついつい生活リズムが崩れ、非行・被害等が起こりやすい期間。

地域ぐるみで子供を取り巻く環境を考え、生活リズムの向上に取り組み非行や青少年が巻き込まれる被害を防いで行こうと…。

そして、同時に人権啓発ビデオ「ほんとの空」を鑑賞。

障害のある人や高齢者、部落差別や外国人への偏見、そして東日本大震災における福島への風評被害などを 分かりやすく描いたDVD。

知ること…学ぶこと…生きて居る限り世の中は犯罪も、非行も被害も弱年齢化している昨今。

高齢者や障害のある人が身近にいなかったり、部落と呼ばれている地域への偏見。

また外国人に対する偏見や学校でのいじめも 現実に私の住む西条でも起こっていることを聞き、恥ずかしい話だな~と…。

実際、見知らぬ人々の中で 異国で過ごす心細さや不安などを感じ 想像する力や、知る力の大切さを 改めて感じさせて頂きました。

映画の中では、福島から引っ越して来た家族に対する 学校でのいじめや、近所での付き合いを わかりやすく表現されており…良い映画だったな~と思い、来られてた先生に聞いてみたところ、学校で生徒たちはまだ見ていないのだと…。

「ほんとの空」

高村光太郎の書いた「智恵子抄」のほんとの空が見たいという福島出身の智恵子を詠んだ詩。

智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという 私は驚いて空を見る

桜若葉の間に在るのは 切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ

どんよりけむる地平のぼかしは うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言う

阿多々羅山の山の上に 毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという

あどけない空の話 

同じ空の下…一人ひとり みんな違って みんないい!!…と、言われる様に、

御互いの違いを認め、他の人の人権を守ることで 自分自身も守られて行く世の中。

違いを知り…認め合い…関わり合っていくことの大切さ…また学ばせて頂きました。

そして、すべては「愛」を学ぶことなのだと…♡