私は昭和37年生まれ…寅年
今日、お世話させて頂いてる高齢者で構成された「おとひめ会」は、急遽お話会。
最高年齢103歳、平均80歳程の女性が 毎週木曜日「いきいき100歳体操」を継続している中、いつも使っている集会所がダブルブッキング。
それならば…と、家を提供してくれて 2時間ほど出来たばかりの「おとひめ会」…みんなで今後のミーティング。
そんな中、一人一人の人生を語ってもらう時間も作っていきたい…と思い、「戦争の頃のお話も聴かせてほしい」と、言ったところ 出てきた言葉にびっくり。
「戦争の頃、私寅年だったから、千人針たくさんしたよ。」と…。
「えっ?私も寅年!!」
「何で、寅年が良かったんですか?」と、問うたならば
「寅は千里を行って 千里を帰ってくるから、寅年の人は自分の年齢の分だけ結び目を作ることができる!!」と…。
「へぇーーーーーーーーーーーーーーーー」
寅年生まれの私は、その話聞いて感動(^^)
ウィキペディアによると
1メートルほどの長さの白布に、赤い糸で千人の女性に一人一針ずつ縫って結び目をつくってもらう。
特例として寅年生まれの女性は自分の年齢だけ結び目を作る事が出来る。
これは虎が「千里を行き、千里を帰る」との言い伝えにあやかって、兵士の生還を祈るものである。
同様の理由から、ただ単に縫い目を並べるのではなく、虎の絵を刺繍で描いた例も多く見られる。
また、穴の開いていない五銭硬貨や十銭硬貨を縫いこむことも
同様の理由から、ただ単に縫い目は「五銭」は「死線(しせん=四銭)」を越え、「十銭」は「苦戦(くせん=九銭)」を越えるという事に由来している。
他に、神社などの護符を縫いこんだ例もある。
できあがった千人針を、兵士は銃弾よけのお守りとして腹に巻いたり、帽子に縫いつけたりした。
…と、書かれた「千人針」のこと。
私の名前の中に、「千」という文字があるのも 寅年だからでしょうか?
千里 千人針 千恵子
2年前、大阪のサムハラ神社に参らせて頂いた時 名古屋から来ていた80歳を超えた「八十爺」と名乗る方が
「千恵子という名前は、千人に恵を与えるんですよ」と、教えて下さり、
そうなんだ…。「千」恵まれると思ってた私には衝撃的な言葉であり、またそういう生き方をしたい!しよう!!と思ったほど…。
聖書マタイによる福音書の中
「疲れたもの 重荷を負うものは、誰でもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」というキリスト・イエスの示された神の愛。
寅年の御役目と千の恵を与えるという名のごとく、その足元に近づき 神さまの示される愛の世界を示していけますように…。