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阿奈波(あなば)神社

今日、午後しまなみ海道を抜けて、先日話を聞き 氣になってたイワナガ姫を御祭神に祀る大三島の「阿奈波(あなば)神社」行って参りました。

なんと、到着寸前で 道に 通行止めの看板。

向こうに見える、鶴姫様の像が 「こっち こっち」と呼んでくれてるようで、車を止めて 「通行止め」の看板をくぐり、鶴姫様の姿の見えるほうへ…。

近づくと、阿奈波神社周辺の山が 崖崩れ。

そして、たどり着いた「阿奈波神社」は 不思議にも御本殿は綺麗なままで建ってあり、周辺は全て崩壊。

その場に立ち、柏手を鳴らし お祈りしていると、泣けて泣けて…涙が止まらず…。

そして、合わせた手がずっと離れず…

イワナガ姫の憤りのない寂しさ…苦しさ…までも込み上げてきて…

「ごめんなさい…ごめんなさい…ありがとうございます」…と。

何分くらい手を合わせて居たでしょうか?

海側にある大きな木の葉が、音を立て 優しい風が吹いていました。

いつもお参りさせて頂く、伊曾乃神社にはイワナガ姫の妹のコノハナサクヤ姫様が 摂社となる古茂理神社の御祭神として祀られており、境内には黄金に輝く像まであるのに…。

ニニギノミコトさまに追い返されただけでなく、こんなにも離れた所で 崖崩れに会い訪れる者もなく…。

イワナガ姫様は寿命を司る神様。

なんだか、ここを何とかしないと この日本の寿命が…などと思ってしまったほど。

今、世間では森友学園の園児が「教育勅語」を唱和していることを、あたかも洗脳教育のように取りざたされる時代。

どうか イワナガ姫さまの寿命と コノハナサクヤ姫さまの繁栄が共に働き、日本が本来持つ「大和魂」を呼び起こし、世々限りなく続きますように…。

そして、イワナガ姫が祀られている「阿奈波神社」の一日も早い復旧を祈ります。